毎日の環境認識

ドル円(2022年7月17日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

7月17日(日)のドル円の環境認識ブログになります。

1週間の振り返りと明日からの展望について解説します。

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。

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下図はドル円週足です。

1週間の振り返りとなりますので、週足から分析していきます。

週足は伸び続けているので調整の段階に入っていません。

これだけ伸びるチャートを作っているので、そろそろ調整が入ってもおかしくはありませんが、現在ドル円は、日本の金融緩和に対しアメリカの金利上昇の状況が続いているため、どうしてもドル買いが加速しています。

この状況下で週足などの長期足レベルと調整を作るのが難しい状況が続いています。

日足に落として環境を見ていきます。

ドル円 日足

下図はドル円日足となります。

2日ぶりの陰線で終わりました。

過去を見ても分かりますが、ここ最近では陰線が2本で終わっています。

トレンドを変える動きというよりかは、押し目買いのポイントを探している展開が続いていることが分かります。

週足レベルとは異なり、日足レベルでは多少調整の動きが見て取れます。

大きな調整となると、やはり日足3本作れるか?といった環境です。

過去検証をすると分かるのですが、日足などの長期足の場合、陰線2本、陽線2本などが確定すると継続することが多いですが、現在は2本作れても次が出ずに上げられている状況です。

意外と陰線3本というのは日足のキーワードになるかもしれませんね。

現在は、日足でも調整の波形は作れていませんので、4時間足に落として環境を見ていきます。

ドル円 4時間足

下図はドル円4時間足です。

4時間足の調整度合いをフィボナッチを使って計っています。

23.6%を超え、38.2%に届かない状況の調整度合いとなっています。

最低でも38.2%の調整が欲しいので、このまま上昇してくると、調整を作らず上昇したという買いが強いと判断され、ブレイクが伸びやすいい高値ブレイクとなります。

それはそれで嬉しいんですが、怖いのは調整不足と判断され、再度強い下降が現れることがある事です。

現在の状況から上昇することは、調整もかけられないほど買いが強いという判断をされる反面、調整波への警戒感は常に残るため、ブレイクで多少伸びても、すぐに失速してしまい、横横のレンジになる恐れがあります。

4時間レベルのレンジはとても難しいトレードが要求されるため、調整をかけるのであれば、50~61.8%程度の調整は欲しいところです。

下位足1時間での調整度合いを見ていきます。

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間足です。

1時間足では、38.2%の調整度合いをみせています。

ここから上昇しても、最低限の調整をかけていますので、調整の波形と判断され、下位足が崩れたタイミングで買いが強くなる可能性があります。

現在、オリジナルのトレンドラインに影響され、少し小さい動きになっています。

この、トレンドラインは過去からかなり意識されてきたトレンドラインなので、反発をしやすいですが、その反面、抜けると下降しやすいトレンドラインです。

このトレンドラインの引き方については本日のYouTubeの環境認識動画でご説明しております。

詳しくお知りになりたい方は、下記リンクより是非ご覧ください。

7月17日(日)のドル円の1週間の振り返り動画へ

下位足15分足に落とし環境を見ていきます。

ドル円 15分足

下図はドル円15分足です。

15分足の高値・安値にフィボナッチを当てて、調整度合いを調べてみます。

61.8%をヒゲでタッチし、調整度合いとしては十分と言えます。

また、強力なトレンドラインで反応していますので、ここからの上昇も十分に考えられるチャートです。

ただ、現在は15分足の安値と1時間の安値が近い位置にあるため、現在のチャートは5分足が動かしていることが分かります。

ここからの上昇・下降を考える場合、チャートを作っている足を分析する必要があります。

下位足5分足を見てい行きます。

ドル円 5分足

下図はドル円5分足です。

1時間足のトレンドが上なので、ロングで取りに行きたい状況ですが、

図のように、現在5分足は下を向いている状況です。

さらに、15分で引ける強力なトレンドラインの下に抜けています。

この状況下で、ロングで入るのは危険です。

なぜ危険かといいますと、5分の高値・安値の半値付近という事もありますが、赤い安値を下抜けすると、トレンドラインを下抜けしてから初めての下降ダウが発生します。

現在の位置から仮にロングで入っても、5分の波形で下降が出ている状況では危険な位置でのロングとなるわけです。

ではショートか?というと、それも危険があります。
先ほどの15分足では61.8%の調整度合いを見せていました。

つまり、調整終了と捉えたトレーダーが買いたくなる調整度合いの位置です。

この位置から、一気に買いが強くなっても誰にも文句が言えません。

ショートをするなら?

やはり、1時間安値を抜くまでは、ロングのみを考えることが安全です。

上図は先ほどの図ですが、15分の調整終了か?と思われる地点は、15分の下位足である5分足の下のトレンドを変える、5分足の高値、つまりこの図で言いますと青い水平線を5分ロウソク足実体で上抜けした時点となります。

しかし、このまま横横の状態が続いて上抜けすると、トレンドラインの下での高値う上抜けになる可能性があります。

買うのであれば、上昇トレンドラインの買い場である、トレンドラインの上側で買う事が安全です。

もしくは、5分がトレンド転換を繰り返す中、出せていない、上昇ダウ確定&上昇三波確定の位置からロングを考えたい場面です。

4時間足では調整不足、1時間足では最低限の調整度合い、15分足では調整が十分と難しい環境です。

仮に5分足の上昇三波確定が確認できたとしても、最高値を抜くのでは?という想像をするのではなく、スキャルピングで細かく利確するとかが安全な場面であると考えます。

本日の環境認識は以上となります。

 

トレンド天気予報について

以前ブログに書いておりましたドル円天気予報は、午前中にYouTube動画にて配信いたしております。

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また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は

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下記リンクよりご覧いただけます。

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