毎日の環境認識

ドル円(2023年1月7日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

新年一発目のブログとなります。

新年早々から、週足安値からの反発、雇用統計では雇用者数、失業率では予想を下回ることはありませんでしたが、平均時給で予想を下回り、賃金の上昇が鈍化していることが確認されると、ドルが売られる形となりました。

米ISM非製造業景況指数で50ポイントを下回る

また、その後発表されたISM非製造業景況指数において予想55ポイントを大きく下回る49.6ポイントと2020年以来の前月比10ポイントの低下となり、ドル円では更にドルが売られる形となりました。

明らかな景気鈍化

ISM非製造業景況指数は、50%を景気の拡大・後退の分岐点、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示しており、50%を下回った今回の発表では景気の鈍化が明らかとなりました。

FOMCの利上げペースは?

FOMCが行ってきた利上げの目的は、主に物価上昇を抑えることにありました。

それも、なるべく景気を損なわない利上げという難しいコントロールでの利上げでした。

しかし、米ISM非製造業景況指数では前月比10ポイントもの下降を見せたことで、明らかな景気鈍化が数字として表れてしまいました。

2月1日のFOMCでは0.25ポイントの利上げが予想されていますが、更なる利上げが景気を更に鈍化させる可能性があります。

利上げのターミナルレートは、11月のFOMC後の記者会見でパウエル議長から4.625ポイントから5.125ポイントと上方シフトしています。

しかし、現時点で4.25~4.50ポイントまで上昇しており、次回のFOMCで0.25ポイントの利上げをした場合、その後は更に0.125ポイントのように刻んでくる可能性があります。

2%の物価目標を掲げていますが、ターミナルレートは近く、今後の利上げペースが注目されます。

最近、ドルにネガティブな指標結果が多く、ここに来てのアメリカの明らかな景気鈍化、末端への影響が見える平均時給の低下、利上げのターミナルレートはまだ少しの余裕はありますが、ドルのターミナルレートは2022年10月21日につけた151円だったのかもしれません。

2023年はドル円にとってどのような年になるかは分かりませんが、FXトレーダーは出された問題(チャート)をひたすら分析し解き続けることで戦っていくしかありません。

ゆっくり丁寧に分析し、形が出たら淡々とエントリーする。

これを、今年も続けていこうと思います。

1週間が閉じましたので、週足から分析していきます。

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ご不明な点がございましたら、TwitterへのDMやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。

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ドル円(2023年1月7日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

下図はドル円週足です。

青い水平線は週足の安値です。

調整度合いは、見て分かる通りヒゲで抜けていますのでヒゲでは100%以上、実体では99%といった具合です。

今週は、この週足安値を抜くか?といった場面もありましたが、週足が閉じてみれば、上ヒゲと下ヒゲを持った陽線で確定しました。

明らかな抵抗を見せていますので、この安値が強く影響されていることが分かった1週間となりました。

では、続いて日足に落とし分析していきます。

ドル円 日足

下図はドル円日足です。

日足の調整度合いを測っています。

調整50%と調整度合いとしては十分です。

ここから下げられるか?

という動きを見せていましたが、週足安値の抵抗にあい上昇し、短期(4時間足)の高値を上抜けする勢いでしたが、

大きく下降する長い上ヒゲ陰線で日足が閉じています。

下ヒゲは、ほぼない陰線となっており、売り圧が強い状況で日足が閉じたことが分かります。

この大きな下降は、アメリカの指標によるもので、冒頭に解説した内容を受けての大きな下降となりました。

日足のちりつも波動の波形です。

青い水平線を下抜けしたことで、日足がトレンド転換方向⇩となりました。

その後、下降5波(ピンクの波形)が終了し、現在はABC波(青い波形)のC波形成中?もしくは2nd下降波動1波形成中?

といった環境です。

黒い水平線を抜けると、日足の2nd下降波動1波が確定となります。

この下降波動1波を使い、抜けなかった週足を抜きにくるのか?注目しています。

1st波動から2nd波動にバトンが渡されると、多くの例で3波まで作られることが多く、2nd下降波動1波の確定は、ドル円の今後を占う意味で大きな分岐点となると考えています。

波動ラインです。

※波動ラインとは、私が独自に過去検証、分析、計算などを用い、9年前に導き出したラインです。

戦略部屋では、この波動ラインを使い、多くのトレーダーの方が分析に使っております。

戦略部屋は無料の空間となっております。

是非ご入室いただき、勝てるトレーダーになってください。

左の下降波動ラインが親波動ラインです。

親波動ラインとは一番最初に引かれた波動ラインの事を言います。

この、親波動ラインを中心に波動の広がりが作られることが私の研究で分かっています。

この親波動の動きを見ていきます。

上の青丸2つではレジスタンスとして使われています。

その後、一番下の青丸では、サポートラインとして使われ上昇していきました。

一番右の2nd下降波動ラインでも上の緑丸2つでレジスタンスされ、最後の緑丸でサポートされていることが分かります。

波動ラインは、これほど未来の反応するポイントとして使われます。

日足では、波動ラインがとても綺麗に稼働しているため、今後つくられる波動ラインも機能してくる可能性が高いと考えております。

波動ラインはトレンドラインとは全く違う考えのもと引かれています。

トレンドラインのように、効かないラインとは別物と考えてください。

波動ラインはラインと銘打ってますが、波の広がりを見つけるための分析方法です。

戦略部屋では波動ラインの引き方について学べる部屋がありますので、是非お使いください。

上位足で引いた波動ラインは下位足におとすと、その影響を更に詳しく見ることが出来ます。

4時間足を見ていきます。

ドル円 4時間足

下図はドル円4時間足です。

4時間足では青い水平線を下抜けしたことで、高値が赤い水平線のレートにありました。
ギリギリまで上昇してきましたが、ヒゲでは上抜けしたものの、実体で上抜けすることが出来ず、トレンド転換することが出来ませんでした。

この高値に影響されたかに思えますが、赤い水平線で反発したかのように見える2本の大きな陰線は指標により作られた陰線です。

赤い水平線い触れ下降を作った陰線は、米雇用統計の平均時給が予想を下回る結果を受けたもの。

次の陰線は、米ISM非製造業景況指数が予想を下回るだけでなく、景気のバランス%である50%ラインを下回る49.5ポイントであったことを受け、大きな下降を作りました。

1本目よりも2本目の方が、大きな陰線が作られているように、米ISM非製造業景況指数の指標の影響の方が大きかったことが見て取れます。

ピンクの斜め線2本は、日足で引いた下降波動ライン2本です。

恐ろしい位に機能していることが分かります。

波動ラインを引くことが出来ると、次に反発すのでは?というラインや、抜けた後のロールリバーサルの動きを観察することが出来ます。

そのため、反発しやすい場所で利確、ロールリバーサルを確認した後の高値上抜けからロング!など、反応しやすいラインだからこそ出来る分析があります。

是非、引けるようになって下さい。

4時間足では、この形を見ていました。

青い水平線を下抜けし、4時間足ではトレンドの継続が確定していました。

その動きを否定する動きが、黒い水平線を上抜けするダブルボトムとして作られていました。

ダブルボトムには右肩上がり、同値、右肩下がりと3種類あり、一番伸びる形は右肩下がりのダブルボトムです。

継続するとみられていたトレンドを否定する動きのトレンド転換が含まれたダブルボトムとなるため、

トレンドが下から上に変わる分岐点として買われやすくなるパターンでした。

戦略部屋では、この形を狙っていましたが、抜ける動きを作る中、2つの大きな指標で一気の下降となり、狙っている形を作ることはありませんでした。

ただ、トレーダーは淡々と形が出たら入るだけの”作業”を繰り返すだけに集中する必要があるため、エントリーする形にならなければ、その次の形が出るまで、ひたすら心乱すことなく淡々と待てばよい事です。

よく質問に

「三尊なりませんでしたね。」

「ダブルトップ否定されましたね。」

「ここ抜けてくれれば大きそうだったんですけどね~」

などのDMをいただきますが、私は何とも思っていません。

なぜなら、形にならなかった経験を沢山してきたからです。

そして、形が出たら淡々と入ることで利益を出せているので、形が出ないことは利益につながらないため、

「惜しかったな~」

「抜けたらデカかったんだけどな~」

などの感情はすでに枯れてしまっています。

エントリー場所を探しているうちは、FXトレードでは成功しないと私は思っています。

負けを多く経験している方のほぼ全員が”エントリーできる場所”を探しています。

私は9年間にわたり、FXの塾で講師を務め、200名以上の勝てるトレーダーを育ててきました。

かかわった人数は延べ250名を超えていると思います。

ほぼ、マンツーマンの時間を作り、分析・マインドなどを徹底的に叩き込んできました。

この方々の多くが、トレードにおいてのやってはいけないことをやっていました。

それが”エントリーできる場所を探す”という行為です。

エントリーできる場所は探すのではなく”勝手に来る”という事が分かっていないため、時間軸を変えてエントリー場所を探して見たり、無理くり1分足に落として入っては抜けての繰り返しをしてみたり、入れるところをひたすら探す”努力”を勉強と呼んでいます。

これは、勉強ではなく、お金を自ら捨てに行く行為であることに気づいていません。

そして、誰も教えていません。

時間軸の考え方として、分析に使うことはあっても、エントリーできる場所を探すことには絶対に使いません。

状足から分析していって、分析の結果

「ここで形が出そうになっている」

という場所で、万全の形を作るのを待ちエントリーする。

上位足から分析し、日足の時もありますし、15分の時もあります。

また、1時間、4時間で同じ根拠を持つエントリー場所もあります。

その時は、上位足に逆らわないトレードが安全なため、4時間足の実体抜けなど、4時間足にバトンを渡し形が出るまで待ちます。

ポジポジ病という病気が蔓延していますが、その理由としてあげられるのが、

・ひたすらエントリーする場所を探している

・エントリーしたら勝てると思っている

この2つに集約されます。

こういった方は、入っては抜けての繰り返しを行うため、利益は小さく、損切が大きくなりがちです。

理由は、自分に自信があるからです。

・自分なら出来る

・あいつに出来てできないはずはない

という、どこから来ているのか分からない”自信”を何故か持っています。

これは、元塾生や戦略部屋のメンバーにおいて良くあります。

  • スクールに入っていた。
  • 誰々という有名なトレーダーに教わった。
  • 〇〇というサロンに入っている。
  • 何年ものトレード経験がある。
  • 本をたくさん読んできた。

全て凄いことだと思っているようです。

私は、スクールに入ったこともなければ、有名トレーダーと言われる方と交流はありますが教えたことはあっても、教えてもらったことは一度もありません。

私も本は沢山読んできましたが、それは自信につながるものではなく、私の場合はその本の間違いを探すために読んでいます。

私が今まで生きてきて、聖杯と呼ばれる本を見たことも聞いたこともありません。

なので、本に書かれている手法やインディケーターやオシレーターが使えないものなのではいか?

という視点から本を読んできました。

なので、ひたすら検証を行い、インディケーターやオシレーターの使える部分ではなく、使えない部分をひたすら炙り出し、本当に使えるインディケーターやオシレーターを探してきましたが、私の研究結果において、使えると思えるインディケーターやオシレーターは皆無でした。

もし、文句のつけようがないインディケーターやオシレーターが見つかれば、それが聖杯へ近づくのでは?という思いが一番でした。

まあ、使えるインディケーターやオシレーターがあるなら皆さん勝てていますからね(^_^;)

なので、波動シリーズ、トライン、抵抗ラインを見つける計算など、独自に編み出し、使える分析方法を作ってきたという経緯があります。

インディケーターやオシレーターは表示しているとカッコイイですが、自分が分析するチャートに9年間は表示したことがありません。

”自信”を何故か持っている方の多くが、勝てていないという事実です。

なぜ、私の塾に入ったのか?戦略部屋に入ったのか?
自信がそんなにあるなら、その有名なトレーダーさんに教えてもらえばいいのでは?

スクールでしっかりと勉強すればいいんじゃないかな?と思うのですが、

つまりは、勝てていないから、私の門を叩いたという訳です。

このような”自信”を持っている方の多くは成長が遅い傾向があります。

塾や戦略部屋で教えたことや、知り得たことに対し、自分の過去の経験と照らし合わせてしまいブレーキをかけてしまいます。

非常にもったいない。

戦略部屋では勝てるトレーダーが続々と出てきているのに、自分で成長を止めてしまっているのです。

経験を捨てることはできませんが、今までのやり方では勝てなかったという事実をもう少し強く認識してほしいと思います。

このような方の多くがポジポジ病と言う病から抜け出せず、私の多くの教えを無駄にしていしまいます。

FXは教わる方法や、教わる人で、大きく生涯成績が異なると私は思っています。

多くの知識を持つことが大切なのではなく、教わり方なんです。

FXはお金がらみの世界になりますので、正直言って詐欺が多いです。

まあ、私は無料で行っており、8月~9月は1敗、10月~12月は無敗で来ていますので、詐欺呼ばわりされるような連中とは異なりますが、

FXのスクールといわれるところのカリキュラムを読ませていただきましたが、
どの本を写したの?

インディケーターやオシレーターの雨嵐だな・・・

これで本当に勝てるなら、私はずいぶん遠回りしたなぁ・・・・

という内容でした。

詐欺とまでは言いませんが、何の意味ももたない内容に驚かされました。

私がスクールを開いたら大儲けできますね(^_^;)

私が凄いとか、私を信じろとは絶対に言わないですし、全く思っていません。

ただ、将来のために、ブレーキをかけてしまうのだけは、やめたほうが良いかな?と思います。

大分脱線してしまいまいました(^_^;)

4時間足のちりつも波動です。

下降5波まで終了し、右肩上がりのABC終了から現在下降してきています。

黒い水平線を下抜けすると、3rd波動1波となります。

日足では2nd波動の1波、4時間では3rd波動の1波と、日足・4時間で1波の動きが重なっています。

この1波がタッグを組んで、抵抗が強い週足の安値を下抜けできるか!?
注目していきましょう!

それでは、1時間足に落としていきます。

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間足です。

1時間足では、青い水平線を下抜けしたことで、トレンド転換し方向⇩となっています。

このトレンド転換をもたらした動きは、指標による動きとなりますので、方向感として正しいかどうかのジャッジを見る必要があります。

指標時の動きに対して分析する方法として、私が開発した”指標フィボナッチ”という分析方法があります。

この”指標フィボナッチ"は去年の10月に初公開した分析方法となり、その後何度かの指標フィボを使ったトレードを行いましたが、現在のところ無敗を誇っています。

この指標フィボナッチによる分析は、戦略部屋でリアルタイムで行っていますので、指標フィボナッチトレードを勉強されたい方は、是非戦略部屋にご入室ください。

本日の夜中ですが、指標フィボナッチトレードでドル円・ユーロドル・ポンドドルにおいて3通貨ペアで利確をすることが出来ています。

本来3波および剥がれを取りに行く分析スタイルとなりますが、指標が重なったため試験的にトレードをしてみました。

しっかりと指標フィボナッチの動きが確認できましたので、来週からが楽しみになりました。

指標フィボナッチについては、本日アップするYouTube動画で公開しますので、そちらをご覧ください。

指標フィボナッチは文章にすると、とても伝わりにくいため、動画とさせてください。

いずれにしても、見た目上においても、ドル円1時間足はトレンド転換し方向⇩を向きました。

これにより、月足・週足が⇧、日足・4時間足・1時間足が⇩の環境となりました。

再び、日足・4時間足・1時間足のトリオで、週足の安値を崩せるか!?
注目していきます。

今週のブログは以上となります。

 戦略部屋&波動チャネル部屋への入室方法

戦略部屋は”無料”の空間です。

戦略部屋のメンバーからサブスクなどの月謝のようなものや、手法を販売したりなど、お金が発生することのない空間です。

無料ではありますが、私が200名以上の勝てるトレーダーを育ててきたノウハウが詰まった部屋となっています。

勝てるトレーダーを目指しているのであれば、是非ご入室ください。

戦略部屋では、チャートの高値・安値が違う、レートが違うということを避けるため、チャートをヒロセ通商さんに固定しています。

「ヒロセ通商」の口座をまだお持ちでない方は,下記リンクより内容をお読みいただきお進みください。

優先的に「戦略部屋&波動チャネル部屋」にご入室いただけます。

更に、「オンライン初心者講習」にもご参加いただけます。

※詳しくは下記「オンライン講習開講しています!」をご覧ください。

下記リンク先を内容をお読みになりお進みください。

オンライン講習開講しています

戦略部屋では、希望者を募集し、オンライン講習を行っております。

条件:波動チャネル部屋に入室しているメンバー限定

※波動チャネル部屋への入室方法は下記リンクをご覧ください。

波動チャネル部屋への入室方法

費用:無料

人数:5名程度

時間:1~2時間程度

曜日:不定期、週2回程度

・FXを始めてみたいけど何をしたらよいのか分からない。
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・分析方法が分からない。

という方は、是非「オンライン講習」にご参加ください。

 

トレンド天気予報について

トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。

すいません。

また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は

ちりつも流FXとは?をご覧ください。

下記リンクよりご覧いただけます。


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