毎日の環境認識

ドル円(2023年4月8日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

今週は、全体的に動きが小さい1週間となりました。

私が運営する戦略部屋でも寂しい1週間となり、利確報告はポンドドルの戦略から68件の利確報告にとどまりました。

1時間に逆張りはしないというルールのもとトレードを行っているため、

先週の動きで1時間で大きく上昇したため、その調整波を観察する1週間となりました。

ただ、戦略部屋ではただ待っているだけの1週間にはしたくなかったため、

・リアルタイム通貨強弱判断方法と、その通貨強弱から行う、ある通貨ペアのアクションから、クロス円またはドルストレートの全部買い・全部売りの基本編

・過去検証のすすめと基本例

・仮想通貨(ビットコイン・リップル)の分析

・他通貨ペア(メキシコペソ日足から、カナダ円週足から)の分析

など、情報量満載の戦略部屋となりました。

調整の動きもある程度作られ、来週は”形”が出てきそうです。

今月も無敗を継続できるよう、細かくルールに則た戦略を出し、利確を生み出していきたいと思います。

4月7日(金)には、米雇用統計がありました。

先月大きく動いた米雇用統計だけに、私の独自分析方法である指標フィボナッチが発動するか!?と期待しましたが、

1時間で75pips程度の動きとなり、指標フィボナッチ発動とはなりませんでした。

8月から本格始動した戦略部屋ですが、8月1敗・9月1敗・10月~3月までは無敗となっています。

勝率を追い求め完成させた分析方法です。

勝てるトレーダーになりたいという方は、ぜひ戦略部屋にご入室ください。

詳しい入室方法は、このブログの最後の方にございます。

是非、ご覧ください。

先週は、「週足は月足から分析し、月足では強い上昇トレンドが出ている」という場面から始まっています。

今週はどのような動きを見せたか、週足が閉じましたので、今週は週足から順番に分析し、エントリー地点まで探っていきたいと思います。

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ご不明な点がございましたら、TwitterへのDMやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。

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ドル円(2023年4月8日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

下図はドル円週足です。

週足の高値・安値にフィボナッチを当てて、調整度合いを測っています。

調整度合いは38.2%と先週と変わっていません。

0.0%ラインの安値を抜けると、調整ではなく、下降3波確定となります。

先週陽線を作って上昇した週足でしたが、今週は下髭の長い陰線を作っています。

レートは先週よりも若干下がった位置で週足が閉じています。

この作った陰線が意識され売られるのか?

それとも、長い下ヒゲが意識され買われるのか?
どちらとも取れる形のロウソク足となっており、この下髭の動きをしっかりと下位足から分析しておく必要があります。

たかがヒゲと思わるかもしれませんが、週足のロウソク足1本には日足5本、4時間足30本、1時間足120本、15分足なら480本ものロウソク足が含まれています。

週足レベルの陰線で作られたヒゲともなれば、下降して作った安値から上昇し作られたヒゲとなり、日足以下での重要な動きが隠されています。

では、週足のヒゲの部分に水平線を2本引き、下位足に落としていくにつれ、このヒゲの中にどのような動きが隠されているか?環境認識とは別に観察していきましょう!

では早速、このヒゲの動きを下位足である日足に落として見ていきます。

ドル円 日足

下図はドル円日足です。

日足の高値・安値にフィボナッチを当て調整度合いを測っています。

調整度合いは先週と変わらず、調整度合いはヒゲで抜くMAX状態のままです。

フィボナッチの100%ラインをロウソク足実体抜けすると、日足のトレンド転換となりましたが、

安値まで迫る動きは作りましたが、私は運営している戦略部屋内のVIP部屋(現在は閉鎖)にて公開したデスラインにタッチし上昇しています。

いずれ、このデスラインの公開、デスラインを使った分析、デスラインからのトレード方法を、戦略部屋で公開していきます。

元VIP部屋の戦略部屋のメンバーは、デスラインでどのように反応するのかを何度も目の当たりにしているため、現在もデスラインを分析に取り入れている方は少なくありません。

今週の戦略部屋でもデスラインについて軽く触れています。

下の文章は戦略部屋に出した文章となります。

フィボナッチを基本としたトレード方法はまだあり、全て過去検証から選らたエビデンスが高いトレード方法です。

特にこのデスラインを使ったトレード方法の勝率は高く、戦略部屋のVIP部屋が開かれた時期には、利確を生み出しているラインとなります。

今後公開する予定でいますので、学びたい方は是非戦略部屋にご入室ください。

詳しい入室方法は、このブログの最後の方にございます。

週足で引いた2本の水平線のヒゲ部分が、日足ではどのような動きをしているか見ていきます。

週足の下ヒゲ1本に、4日分の日足のロウソク足が含まれていることが分かります。

週足で作ったヒゲの安値では、日足でも2本のロウソク足にヒゲが確認できます。

では、このヒゲ部分には色を変えた水平線を引いておきます。

このヒゲの中の動きは4時間足で見ていきます。

そして、このヒゲがなぜ作られたか?

これも分析できます。

日足の下降時に作った波形です。

ピンク丸で反発上昇しています。
この上昇の原因は日足の安値である黒い水平線からの抵抗です。

黒い水平線を下抜けしてしまうと、ロングを考えている日足勢としては、トレンドを⇩に変えられてしまうため、ロング勢の抵抗による買い圧により作られたヒゲとなっています。

ここで作られたヒゲを何度も埋めようと下降を作ってきましたが、埋められない状況が続いています。

一番下の赤い破線(週足のヒゲ先)よりも若干下のラインにピンク丸のヒゲ先があり、このヒゲ先を実体で抜く動きが作れないことが原因で、何本もヒゲが作られています。

つまり、赤い破線が作られた原因はピンク丸のヒゲ先を埋めさせない抵抗により作られたヒゲ先に引かれている水平線となります。

では何故このラインで抵抗されているのでしょうか?

では、分かりやすいように、引いている水平線3本を取りのぞき解説していきます。

抵抗されている黒丸のヒゲ先に黒い水平線を引いています。

この水平線をロウソク足実体で抜けていないことが分かります。

では、ここにここまで下降してきた波形を下降ダウが作られた場所のみに引いていきます。

ロウソク足の動きを追って波形として表しています。

青い水平線を抜いたことで、下降ダウが一度発生しています。

そして、黒い水平線の安値は抜けていませんので、下降ダウが作れていません。

つまり、黒い水平線での下降ダウを防ぐための抵抗であったことが分かります。

また、この波形はロウソク足の陰線から陽線に変わる動きで波形を作っていますが、

見た目上はどうでしょう?

波形として見ずらいと思う方もいる動きです。

青い水平線で2度抵抗されている動きから波形をつくていますが、見た目として分かりやすいとするならば・・・・

このようにとらえるトレーダーもいるでしょう。

このパターンだと、最初の下降ダウを防ぐ動きとなっています。

上昇ダウ・下降ダウは、上昇・下降が続く合図のような動きとなるため、買いや売りが集まりやすい形となります。

この位置で下降ダウを作られてしまうと、

「下降ダウだ~!ここから伸びるかも~!!!」

といったショート勢が集まってくる形となるため、日足のトレンド転換を防ぎたい、日足ロング勢からすると、是が非でも止めなくてはならない動きでした。

そのための抵抗が黒い水平線から観察出来ます。

そして、先ほどの3本の破線の水平線を元に戻してみます。

最後のヒゲ先は、この黒い水平線で抵抗された”証拠”の動きとなります。

ヒゲもバカに出来ない動きだと思えてきませんか?

ヒゲを埋めることで加速することは多くあり、ヒゲが原因で反発されトレンド転換してしまう事も多くあります。

ヒゲを埋めるという動きは、エントリーと言う観点からもとても大切な観察項目として、戦略部屋では口うるさく注意を促しています。

日足では黒い水平線が安値となっており、ヒゲ先の安値をヒゲで反発し上昇しています。

ここで、大きな戻り高値を作ってきました。

この誰が見ても分かりやすい戻り高値から、黒い水平線を抜くと、誰が見ても分かる下降ダウの”形”が現れます。

日足の入り口としては、黒い水平線を日足のロウソク足実体下抜け確定からと考えています。

日足の安値のヒゲ先もとても長いヒゲを作り、その後アタックし若干ヒゲで抜けた動きも全てヒゲです。

戦略部屋ではヒゲ埋めの事を『根拠プラス』と呼んでおり、黒い水平線を下抜けする動きは、

日足トレンド転換+日足での下降ダウ+日足で作られた2本のヒゲ埋め

の根拠がある動きとなります。

ここは根拠が重なる場面となりますので、入り口としてもふさわしい場所と考えています。

それでは、下位足4時間でもヒゲの中の動きを見てみましょう!

ドル円 4時間足

下図はドル円4時間足です。

4時間の高値・安値にフィボナッチを当てています。

調整度合いは90%を超える深い調整となっており、現在折り返しの動きか?
といった環境です。

フィボナッチ%では、50%(半値ライン)を上抜けし、半値よりも上の買われやすい場所まで上昇してきています。

この上昇を作った起点にあったのもデスラインです。

このデスラインは、6通貨ペア、過去15年間、15分・1時間・4時間・日足の時間軸で長い期間をかけ、両方向の角度から検証した結果見つけたフィボナッチ%です。

戦略部屋でも、触りの部分だけ公開しましたが、今後は折を見て公開していく予定です。

デスラインを使った分析やトレードだけでも、

・デスラインでの反発回数

・デスラインでの反発からの剥がれ

・デスラインを作った高値・安値を利用したトレード

・デスラインから50%ラインを超えた動きからのトレード

・デスラインと50%ラインから上下に分かれる%間での分析方法

・デスラインと設計図を使ったトレード構築

など、多くの分析やトレード方法をデスラインから構築することが出来ています。

特に最後に上げた設計図を使った分析では、かなり詳細な反発地点や到着地点なども分析できるため、大変優れたラインであることが分かっています。

この図は4時間足に引いている設計図です。

怖い位に綺麗に反応していることが分かります。

これは4月5日に戦略部屋に出した4時間チャート図です。

まだ、一番下の青い破線の上昇斜めラインにはチャートが触れていませんが、

現在のチャートでは青丸のヒゲで、先ほどのチャート図では触れていなかった上昇斜めラインに触れて上昇していることが分かります。

上昇斜めラインは2023年2月14日から、下降斜めラインは2023年1月12日から引いているラインとなります。

設計図で引かれているラインは、ある条件で引くことが出来るんですが、条件を満たしたラインを引くことが出来ると、これだけ反応するラインを引くことが出来ます。

設計図についても、戦略部屋では徐々に公開を始めています。

設計図は最初の1本のラインを見つけることが大切です。

全ての公開は、まだ先となりますが、ドル円・ポンド円・ポンドドル・ユーロ円・ユーロドル・豪ドル円・豪ドルドルの戦略では、私があらかじめ引いている設計図のラインを見ることが出来ます。

戦略部屋のメンバーは各々に設計図ラインを引き、反発されやすい所、抜けると加速する場所などを、事前に設計図から分析し、トレードに落とし込んでいる方もいます。

ドル円以外の設計図のチャート図を見たい方、また今後公開される内容から設計図を学びたい方は是非戦略部屋にお越しください。

4時間足波形図です。

4時間足では青い水平線を上抜けしトレンド転換方向⇧となり、

上昇1波⇒2波⇒3波⇒4波形成中?5波?

といった環境です。

1波の高値・安値にフィボナッチを当て、3波の伸びを見ています。

3波が1波の1.618倍伸びることで、勢いのある3波なのか?潰された勢いのない3波なのかを見ることが出来ます。

図で分かる通り、3波が1.618倍伸びる、かなり強いトレンドが4時間3波で現れていました。

となると、その勢いのまま、5波を狙えるか?
といった環境となっておりましたが、3波の高値付近で上昇の気配を作る中、指標による大きな下降を作り、その後も指標で作られた下降方向への動きが継続し、90%超える大きな調整となりました。

そこから、4時間足の冒頭のフィボナッチで解説したように、4時間足の高値・安値に引いたフィボナッチの半値を少し超える位置まで上昇していきます。

3波が1.618倍伸びた場合、5波が1波の等倍~1.618倍程度伸びてくることが多いため、5波が現在どのような動きになっているか分析していきます。

1波に当てていたフィボナッチを、1波の等倍~伸びる可能性があることを踏まえ、5波の動きと思われる上昇に1波幅のフィボナッチを当てています。約23.6%分の余裕がありますが、5波に匹敵する動きに近い上昇が作られたことが分かります。

波形としては、このような波形となります。

1波と等倍の100%のラインで5波が終了してしまった場合、4時間の高値を上抜け出来ない波形となります。

また、1.618倍伸びた場合は、高値を上抜けするだけの余裕はありそうです。

ただ、5波が1波の1.618倍伸びるパターンの多くは、上位足の上昇による動きが絡んでいることが多く、高い分析能力が要求されます。

日足に戻って、日足の動きから、4時間5波が1.618倍伸びる可能性があるか見ていきます。

日足波形図です。

日足では青い水平線を上抜けし、トレンド転換方向⇧で上昇1波⇒調整2波の動きとなっています。

ヒゲでは100%を超える深すぎる調整をかけ、若干上昇してきています。

日足で解説したように、日足でショートを考えているトレーダーとしては、ここまで調整が強い環境からなら、

安値下抜け&下降ダウを狙いたい場面です。

ロングを検討している日足のトレーダーが狙うのは、調整2波まで作ってきている環境なら当然上昇3波を狙っているでしょう。

では、日足の3波が1.618倍伸びた場合の位置を見ていきます。

日足3波が1.618倍伸びた位置をピンクの四角

4時間の5波が、4時間1波の1.618倍伸びた時の位置を青い四角で表しています。

仮に日足が動き出したとした場合、4時間の5波が1.618倍伸びても、ほんのわずかの上昇にしかすぎません。

ここで、注意したいのは、

「やった~!4時間が伸びる位置が、日足からすると浅い位置だからロングしよ~!」

という考えです。

この動きの注意点は、日足の動きよりも4時間の動きの方が、やたら小さいという事です。

日足と4時間足は、時に高値・安値を共有することもある関係にあります。

私は4時間足を中期足と呼び、1時間以下の下位足と日足以上の上位足をつなぐ役目を担っていることを検証から知り、4時間足を下位足と4時間足のジョイント時間軸とし分析しています。

4時間足の動きには最大限の注意を払っています。

特に、このような、4時間足と一つ上と下どちらかの、または両方の動きが大きく乖離した動きをした場合はかなり警戒します。

日足では大きな波形を築いていますが、4時間足ではごく小さな動きとなっている。

このような動きを見て私が一番に考えることは、

「4時間悩んでるな~」

という事です。

このような動きの大きさの差を、計算から導き出すことが出来ます。

私は、過去の経験から、チャートの動きが数値化できるのではないか?

という観点から研究を初め、ある動きからチャートの動きには、上昇と下降のためのエネルギーがある事を見つけました。

計算については、今後も公開することはありませんが、今回の動きの差には8倍近い差があり、上昇エネルギーに関しては7倍の差が生まれています。

日足と4時間足の時間軸のエネルギー差が6倍ありますので、作られたチャートの動きに差が生じていることが分かります。

また、日足と4時間の動きからどのくらい乖離しているかを計算すると1.55倍の差が生じていました。

大きくても1.2倍程度に収まってくれると分析がやりやすい状況となります。

このことから、日足以上の資金力があるトレーダーの参戦は少なく、4時間以下の時間軸のトレーダーの参戦が多い環境であることが分かります。

このような乖離が大きい場合は、日足からの分析は一旦捨て、4時間以下から探ることが大切です。

となると、先ほどの日足3波が伸びる位置の分析からではなく、4時間5波が4時間1波程度伸びる環境を視野にした分析で戦う必要があります。

5波が伸びても、この上図のフィボナッチ100%ライン程度の伸びであることを想定し分析をする必要があります。

4時間5波が等倍程度伸び、その波形に対し38.2%以上の調整が起きた場合は、その波形がA波となります。

1st波形と2nd波形をつなぐジョイント波形ABC波は大きく分けると、

・上昇タイプABC

・下降タイプABC

・スクイーズタイプ(三角持ち合い)ABC

に分かれます。

ABCの動きは、ABC・・・GHなど続くことも多々あり、安全にトレードすることが難しい波形となります。

4時間足では、現在の5波と思われる(ギリギリからの折り返しなので)波形に対し38.2%の調整がかかった場合は、

ABC波からの上昇1波が発生するまでは、トレードを控えたほうが安全です。

大きな損切の原因になっている波形はABCであることが多く、ABCの小さな動きから解放された1波で置いて行かれ、更に3波で更に置いて行かれ、はるか遠い所に伸びていってしまい、損切りできずに大きな含み損になっている、などの方の多くがABCの動きが絡んでいることが多いのです。

4時間足のロングはABC波終了からの動きから入ってみたいと思います。

4時間足のショートとしては、

黒い水平線である4時間安値を抜いてからと言いたいところですが、

日足の安値である青い水平線との距離が近すぎるため、再びヒゲで跳ね返されることも安易に想像できる場所でのトレードとなりますので、

ショートは日足の安値を抜けたからとなります。

では、4時間足の最後に週足のヒゲの中の動きを見ていきましょう!

赤い水平線2本は週足のヒゲの部分です。

青い水平線と一番下の赤い水平線の間の動きは日足で作ったヒゲです。

これだけ多くのロウソク足が含まれていたことが分かります。

週足のヒゲ間では、4時間で19本⇒76時間

日足のヒゲ間では、4時間で7本⇒42時間

もの間、ヒゲの中を動いていたことになります。

ヒゲを無視するという事は、これだけの動きを無視するという事になりますので、ヒゲの怖さが良く分かりますね。

では4時間足でも、ヒゲ部分に緑の水平線を引いて1時間でも見ていきましょう!

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間足です。

1時間波形図です。

青い水平線の1時間高値を上抜けし、1時間がトレンド転換方向⇧となっています。

青い水平線の付近には高値が混在していたため、一番高い位置の高値を抜けるか観察していました。

このように高値が混在している場合の分析方法としては、一番高い位置を高値と分析します。

戦略部屋ではこの高値部分の事を以下のように解説していました。

このように解説していました。

解説していた通りに、この高値では何度も青い水平線で抵抗され、やっと抜けたことで上昇方向への目線が育ちました。

1時間の冒頭に貼ってある波形図です。

現在、上昇3波が確定し、上昇を更に強めることが出来るか?

といった環境です。

3波の上昇となった動きは、米雇用統計による上昇です。

この動きは、チャート形成によって作られた上昇ではなく、指標による外的要因による上昇です。

この場合の分析方法としては、2パターン存在します。

1パターン目としては、

指標の動きから考えるパターンです。

指標の動きの高値・安値にフィボナッチを当てています。

38.2%ラインを触れていますが、この動きは指標の動きから、戻り売りや確定売りを仕掛けた動きです。

戻り売りは、長い上ヒゲの中で下位足の動きからトレードしている、超短期足のトレーダーによるトレード痕跡です。

このような動きで乗るトレーダーは、指標が大好きなトレーダー達の集まり、一過性の動きとなります。

確定売りは、1時間が確定した時の上ヒゲに反応し売りを仕掛けた動きです。

この動きも、超短期トレーダーの動きです。

このような動きは経過時間が浅ければ浅いほど調整の動きとして捉えるトレーダーは少ないため、青い水平線である38.2%ラインをタッチしていても調整としてはカウントしません。

調整としてはカウントする場合は、50%ラインを触った時です。

50%ラインをタッチすると、チャートの意識のされ方が一変します。

50%にタッチすることで、50%ラインよりも上側が買われやすく、50%ラインよりも下側が売られやすい環境に時間経過とともに変わってきます。

指標の動きに対して多くのトレーダーが、

「どっちにいく?」
「指標で上昇したから、上昇するんだろう?」

という思いから、50%ラインタッチすると、
「半値戻しか~・・・高値まで遠くなったなぁ」

「半値抜けてきたなぁ・・・全戻しある?」

などの思いが湧き始めます。

半値を触るまでは、50%ラインよりも上側でチャートが作られていたのに、半値を触った途端に、半値よりも下側でチャートが作られる、なんてことは頻繁に起こります。

このような指標で、高値・安値などの意識された箇所を抜けてしまった場合は、フィボナッチを引き50%ラインの観察をすることが大切です。

仮に、このまま上昇しフィボナッチを上抜けした場合は、調整終了からの5波確定の動きではなく、3波が伸びてきたと判断します。

これは、指標時の動きの心理状態から考えるトレードです。

続いてのパターンは、通常分析です。

指標の動きが作られて間もないので、指標の動きからの分析がフィットすると思いますが、ある程度時間が経過すると、指標の動きだという感情が薄くなり、調整の動きとして判断されるようになります。

指標の幅が狭いので、上抜けか、50%ラインタッチをすぐにしてしまいそうですが、大きな指標の場合は、この38.2%にタッチした高値・安値間を時間をかけて動くことがあります。

この場合は時間経過とともに、この安値が意識され、何度もトライしてヒゲを何本も作ったりすることで、調整の動きとしてカウントされ、3波が伸びなかったと分析されます。

では、時間としてどれくらいか?

という疑問が生じることと思います。

これは、時間と言うよりかは、動きによってカウントされています。

今回は50%ラインまでの距離が近いので、その動きが出ると50%ラインを簡単に触ってしまうと思いますが、

先ほどの図の青い水平線を触れてきた場合です。

この場合は、指標後に作られた一過性の安値にトライしてきた動きとして、調整カウントされてしまいます。

こうなると、3波が伸びなかったチャートとなり、

「3波が全く伸びずにトレンド出なかったな~」

「3波が伸びないという事は、安値を割るような動きが作られるかもな~」

などの上昇に対する疑いが出始めます。

その後の5波でも全く伸びない環境となると、さらに上昇方向への勢いに対しる疑いが強くなり、下降エネルギーが上昇し始めます。

このような波動の波形が伸びないことを「潰された」と私は表現しています。

この潰された動きがきっかけで、トレンド転換することは頻繁にあるため、過去の戦略部屋でも、1時間にトレンドが出せず潰された波形を作った場合は、ロングエントリーを禁止し、大きな下降波形を狙い、利確祭りになったことがありました。

来週の1時間での確認は、

・半値を触らずに上昇した場合は3波が更に伸びてくる可能性がある

・青い水平線(先ほどのチャート図)を触れた場合は、4波確定となり、3波が伸びなかったと分析される可能性あり

・50%ラインを触れた場合は、フィボナッチ%が意識され始め、50%ラインを介した動きになりやすい

このような事に注目しながらチャートを観察していきます。

戦略部屋では、このような動きから変化が出ましたら、なるべくリアルタイムで解説していきます。

では、最後に4時間のヒゲ部分の動きを確認し今週のブログを終了させていただきます。

緑の水平線は4時間のヒゲの部分に引いた水平線です。

4時間ではヒゲでしたが、1時間では実体が何度か入っていることが分かります。

緑の水平線は、1時間では意識されていないが、4時間では抵抗されヒゲとなったという事が分かります。

このように、上位足からのヒゲ1本が、買いい足に落とすことで、時間軸ごとに異なるヒゲが意識されていることが分かりました。

1時間足でもヒゲが出来ています。

ピンクの水平線をヒゲの部分に引きました。

15分足です。

1時間ではピンクの水平線の下には実体がありませんでしたが、15分では何度か実体抜けしていることが分かります。

15分足でもヒゲが確認できます。

15分のヒゲには紫の水平線を引いてみました。

5分足です。

更にヒゲとなっています。

ここまで落としてきて分かったことは何だと思いますか?

日足です。

この日足で引かれた黒い水平線を日足のロウソク足実体で下抜けしてしまうと、下降ダウが作られショート勢が増えてくると日足で解説しました。

つまり、この黒い水平線は、超下位足である5分足まで意識されている安値だという事が分かりました。

5分⇒15分⇒1時間⇒4時間が抜けてしまうと後は日足となります。

その最下位の超短期足である5分でさえも意識された強い抵抗があるラインであるという事が、日足のヒゲ一つから分析することが出来ました。

※1分足は私にとってノイズのようなものなので分析対象にないため、5分一番下の下位足とし分析しています。

再び下降してきたさいは、この水平線にチャレンジしてくるのは5分足からとなります。

5分が実体確定し⇒15分⇒・・・という動きが出ましたら、このブログを読んだ方は全く違う目線でチャートが作られる動きを観察することができます。

チャートは超下位足から月足、はたまた年足のチャートに繋がっています。

そして、年足をバラバラに紐解くと、超短期足の5分にまでズームできることがヒゲ一つで分かりました。

各時間軸の分析がいかに大切か分かるブログとなりましたね。

自分が得意な時間軸だけの分析だけではなく、そのチャートを作ってきた経緯や、上位足で意識されている箇所ではないか?など、分析に加えてみてください。

このような、分析内容を戦略として毎日多い時だと7通貨ペアお出ししている部屋が、私が運営する「ちりつも戦略部屋」です。

本気で勝てるトレーダーを目指している方は是非ご入室ください。

このブログの最後に募集内容を載せております。

FXで悩まれている方は多いと思います。

沢山悩んで、たくさん苦しんで、辞めたい逃げたいと思っている方も多いと思います。

そして、本当に自分が叶えたい夢に向かっているんだろうか?

そう思っている方も多いと思います。

皆さんが叶えたい夢をかなえた私だから言えることがあります。

かなえたい夢に努力している方向が前になります。

努力している方は、決して後ろには進んでいません。

沢山悩まれているのは、変わりたいと努力しているからです。

苦しいと感じているのは、その先の夢に幸せや楽しさが見えているからです。

逃げたいと思っているのは、戦っているからです。

今このように感じている方が向かっている方向は後ろではなく前です。

少しずつでも前に進んでください。

私は、道なき道に道を作り今の位置までたどり着きました。

私が作った道を歩める場、それが戦略部屋です。

一緒に頑張っていきましょう!

今週のブログは以上となります。

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トレンド天気予報について

トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。

すいません。

また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は

ちりつも流FXとは?をご覧ください。

下記リンクよりご覧いただけます。

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