シンプルなチャートにした

もともとはインディケータやオシレーターのオタクだった

FXトレードをやる方の多くが通るのが、

「どのインディケータやオシレーターがいいんだろう？」

という悩みです。

私もめちゃくちゃ悩みました

とても多くの本やウェブで紹介されている単純移動平均線。

20日、75日、200日線は必要だろう・・・

20日線を上抜けしたからトレンドが上になったぞ

お！デッドクロスだ～！

200日線にタッチしたから反転するぞ！

などに一喜一憂していました。

そのほかにもピボット、ボリンジャーバンド、一目均衡表、相対力指数、平均方向性指数など様々な分析方法を試しました。

一番はまったのがハーモニックパターンでした。

その当時はソフトウェアで表示できる時代ではなかったので、方眼紙に今のチャートを書き、ハーモニックパターンを計算して書き出しエントリーポイントを探っていました。

画面には、恐ろしいくらいのインディケーターとオシレーターが表示され、それはもう賑やかでした。

それに恰好がいい！

これだけで勝てる気になってました。

このオタクな私は、全ての条件が満たす場を見つけるために寝ずに待つこともありました。

アクシデントから真っ新なチャートに

そして、ある時・・・

パソコンの調子が悪いのか、通信状況が悪いのか、MT（メタトレーダー）のチャートがうまく表示されず、全てのチャートを消してしまいました。

配置や色合いなども自分好みにしたにもかかわらず、セーブするのを忘れており、真っ新（まっさら）なチャートになってしまいました。

そして・・・

あれ？

動きが見える・・・

それでもMACDと移動平均線だけはのこして・・・と

ん？ボリンジャーバンドじゃまだなぁ

移動平均線が意識されるケースって少ないなぁ

となり、真っ新な状態になっていきました。

インディケーターなどを表示してた時も微益ながら勝ててはいましたが、全てを消してトレードするようになってから劇的にプラスが増えていきました。

理由は一つ

見えるものを信じ、見えないものを見ようとしなくなったから

なんです。

勝てる”こともある”・勝てない”こともある”

インディケーターやオシレーターは、『チャートは繰り返される』という考えをもとに過去のチャートを平均化したものが多いです。

ただ、それが今起こるかわからなし、起こらないこともある。

また、やっかいなのが、たまにその通りに動くことがあることです。

解説書などを見ていると、

ここに触れたら上昇・下降する”ことがある”

この線とこの線がクロスするとトレンドが変わる”ことがある”

ことがある？？

じゃあ、そうならないこともある？

だから

「損切を入れておくことが重要」

であると書かれている場合もあります。

使っても良いと思うが、私は使わない

インディケーターやオシレーターを使って勝ててる方もいると思います。

私は不器用なのか、使いこなすことができませんでした。

使って勝てている方がうらやましいです。

ただ私の場合は、使わないことで明らかにレベルがアップし、月間収支も大幅なプラスになりました。

今では、勝ててるからいいんじゃないかなぁ？

と思っています。

なので、私は使わない。