毎日の環境認識

ドル円(2023年3月25日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

今週は、アメリカの金融不安が漂う中、FOMC(連邦公開市場委員会)の定例会合後の会見が指標としてありました。

米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻がFRB(連邦準備制度理事会)の政策金利引き上げによる影響とするなか、インフレの高騰を抑制するために続けてきた利上げを継続するか?利上げを中止もしくは金利引き下げをし金融不安の払しょくに動くか注目されていました。

結果は0.25%の利上げが全会一致で決定されました。

今までは、利上げ⇒ドル買いといった流れでドル円があれよあれよと上昇してきましたが、今回の利上げに対しドル円が1時間で約140pips下降し、今までの流れとは全く真逆の反応となりました。

この140pipsの動きから、私独自の分析方法である指標フィボナッチが発動し、私が運営する戦略部屋では指標フィボナッチ下抜けからの流れから、306件の利確、100pipsプレイヤー12名を出すことが出来ています。

パウエル議長の記者会見では、インフレが目標2%を大幅に上回る状況下の中、「必要があるならば、想定以上に利上げする」「FOMCは23年中の利下げを予想していない」と明言しています。

金融政策に対しては「金融政策でどう対応するかを判断するのは時期尚早」と述べており、金融不安払拭=利上げ停止、とは考えていないようですが、

「FOMCでは利上げ休止も検討されたが、利上げへの支持が強かった」とも説明をしており、今回の金融不安への対策が利上げ休止であるとの認識はあったようです(^_^;)

米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻により、金融市場からFOMCへの利上げ休止または利下げへの圧力は強まることが予想されます。

次回のFOMCは5月です。

少し間が空いてからの開催となりますので、今回の利上げが金融市場へどのように影響するか?観察を緩めず、繰り返し発表される指標の動きから、細かい分析で淡々と利確を積み上げていきたいと思います。

先週は、「週足の週足の三尊のシルエットが330pipsの下降で更にくっきりしてきた」という場面から始まっています。

今週はどのような動きを見せたか、週足が閉じましたので、週足から順番に分析し、エントリー地点まで探っていきたいと思います。

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ご不明な点がございましたら、TwitterへのDMやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。

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ドル円(2023年3月25日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

下図はドル円週足です。

先週よりもピンクの四角の陰線で下降してきています。

この動きにより、さらに週足三尊天井シルエットが濃くなってきました。

この下降幅はヒゲからヒゲで340pips、先週の陰線実体安値から今週の陰線実体安値までは約130pipsの下降となりました。

徐々に三尊天井の形に近づいてきています。

これだけ大きな三尊にはめったにお目にかかれないので、トレーダー視点でもそうですが、チャートの形マニアとしては、是非ともキャプチャー画像として納めたい場面です。

黒い水平線を下抜けすると、三尊確定となりますので、変に横の動きとなり、この綺麗な形を崩してほしくないなぁ~(^_^;)
という個人的な思いも入ってしまうほどの綺麗な三尊です。

これは、教科書があれば載るレベルの綺麗な三尊です。

私しか思ってないかもしれませんが、歴史的瞬間(^_^;)かな?と・・・

週足の調整度合いをフィボナッチを当てて測っています。

調整38.2%タッチから下降と、最低限の調整度合いタッチからの下降となっています。

フィボナッチの0.0%を週足ロウソク足実体下抜け確定となると、週足の下降3波確定となります。

これを想定して、私は1時間の崩れを週足下降3波の初動の動きと捉えショート中です。

一時500pipsの含み益となったところで、200pipsの地点に建値を入れ負けないトレードに移行しています。

後は、伸ばすだけ伸ばす予定ですが、切られてもよい環境となっていますので、後は放置していきます。

ドル円では週足のトレンド転換から、1時間が崩れた地点から上昇3波確定からスイングでロングも過去にしており、このロングは先ほどの1時間・4時間のトレンド転換で約260pipsの決済となりました。

ドル円1時間です。

青丸でエントリーし、ピンクの水平線の4時間が初めて崩れた場所で利確。

次は、ピンクの水平線を下抜けし、1時間・4時間がトレンド転換したのを確認し、待っていたアクション(まだ公開していません)からショートし現在約360pipsの含み益中となっています。

ここから、大きく上昇したとしても、200pipsに建値を入れているので、あとは建値決済か、更に伸ばせるか放置するだけとなっています。

このトレードで見て分かる通り、青い水平線の1時間のトレンド転換を週足の調整の初動と捉えエントリーし、ピンクの水平線を下抜けしたことで、週足の調整終了を想定したエントリーをしています。

チャートは下位足から作られる。

これは基本中の基本です。

ただ、下位足であればどれでも良いのか?というと違います。

スイングトレードで下位足と位置づけらられる一番下の足は1時間です。

さらに上位足とのジョイント時間軸として使われるのが4時間足です。

1時間と4時間の関係から、上位足の調整終了もしくは、トレンドに乗るトレードがスイングトレードだと私は思っています。

戦略部屋ではスキャルとデイトレ中心のトレードが多いので、私の事をスキャルターのように思われている方も多いかと思いますが、

一番得意としているトレードスタイルはスイング&長期トレードです。

長期トレードで保有しているポジションはドル円だけでも現在2通貨ペアあります。

先ほどのスイングと合わせると3つのポジションをショート中です。

ロット数は通常より低いですが、1000pipsを超えた含み益となっています。

よくスキャルやデイトレから、そのままスイングに入られる方がいますが、それはおすすめできないトレード方法です。

スキャルとデイトレは近い関係にありますが、スイングや長期トレードとは全く別の視点で分析をする必要があります。

また、スキャルの損切位置を、そのままスイングや長期トレードに適用することはできません。

スイングトレードの場合は、損切位置に細心の注意と分析が必要です。

「損切にあってもしょうがない位置」

の分析です。

スイングや長期トレードの方法は戦略部屋でもまだ公開していませんが、私はスキャルを独学で、とことんまで検証してきました。

この時に、スキャル・デイトレ・スイング・長期トレードのはっきりとした違いに気づき、

スキャルピングをやる時は、デイトレ目線になっていないか?を注意し。

スイングトレードをやる時は、デイトレ目線を残したトレードになっていないかを注意しトレードを組み立てています。

同じ三角形をたくさん集めると大きな三角形になるフラクタル構造ですが、これはトレードにおいても同じことが言えます。

『固定されたスキャルピング手法』をたくさん集めると、最終的には長期トレードに繋がっています。

※固定されたスキャルピング手法とは?

どんな状況やマインドであっても、同じことを繰り返し行えるスキャルピング手法の事。

この手法で資金管理から利益を出せている手法の事。

スイングに入る場合は、この『固定されたスキャルピング手法』で下位足から分析し、現在の状況をデイトレで更に分析、その後スイングトレードの入り口としてふさわしいかを、長期トレード目線で分析することで、スイングトレードの”形”が現れます。

この『固定されたスキャルピング手法』が後のデイトレやスイング、長期トレードの基本となり、私の得意なトレードスタイルとなっています。

私が、とことんまでスキャルピングにこだわったおかけで、デイトレ・スイング・長期トレードの意味を掴むことが出来ました。

仕事・家事・育児をされながらのトレード、本当に大変だと思います。

私も経験がありますが、私にとっても本当に大変な時期だったと記憶しています。

私も経験したから言えることですが、時間がないからと意味も分からないうちから、デイトレやスイング、ましてや長期トレードを組み立てることはお勧めしません。

私は過去に202人のトレーダーを私が運営するFXの塾で育て、勝てるトレーダーとして卒業させてきました。

関わった人数は250名ほどいましたが、どんなに時間がない環境の中でも、この元塾生の皆さんにはスキャルピングを教えてきました。

幸いな事に、FXは休場日以外は24時間動いています。

私は、塾生を育てている期間は、夜中だろうが早朝だろうが、その方が時間の取れる時にリアルタイムでチャート解説をしスキャルピングを叩きこみました。

現在私が運営している戦略部屋でも時間がある時に、リアルタイム解説をする理由はここにあります。

私が運営していた塾では、

3カ月間のミラートレードによるスキャルピング講座⇒3ヵ月の実践スキャルピング

合計6カ月のスキャルピング時期を最初に設けています。

順当に成長出来れば半年ですが、ミラートレード時期が長いとスキャルピング時期は10カ月ほどかかる方もいました。

その後、更にスキャルピングを磨く!と選択された方は、私独自の分析方法である「設計図」を中心としたトレードを生かしたスキャルピングを学び、その後卒業となります。

スキャルピング時期を過ぎ、スイングを教わりたい方は、そこからスイングトレードを教えます。

スイングトレードはスキャルピンとは違い、エントリー箇所が少ないため、この間は過去検証をプラスした問題を解きながらの勉強となります。

スキャルピングの場合は、ドル円のみを扱いますが、スイングトレードの場合は、ドル円・ユーロ円・ユーロドル・ポンド円・ポンドドルの5通貨ペアを使用し教えます。

スイングトレードは分析する時間軸の動きが遅いため卒業までに時間がかかります。

また、スイングトレードが合っていないと分かった方は、そこからスキャルピングを学び卒業となります。

スイングを極めたいと最後までやり切った方は202名中40名ほどです。

理由は単純にスキャルピングの方がエントリー回数が多く稼げるからです。

また、スキャルピングからデイトレに移行することが出来るため、伸ばせるところで100pipsを超える利確を生み出すことも可能です。

戦略部屋でも100pips越えを初めて経験される方が、どんどん出てきていますが、それはこのスキャルピングからデイトレに移行させる方法を用いているからです。

このタイミングは、リアルタイムで出せる時には

「そろそろ建値入れてくださいね~」

「伸びてきたので建値入れました。」

などお知らせしています。

まだ、戦略部屋ではスキャルピングを中心としたトレードのため、伸ばす方法を細かく教えていませんが、徐々にご自分で学ばれている方も増えてきています。

お仕事があり、中々エントリーできないから、スイングや長期トレードに頼りたくなってしまう事は、私の経験上も良く分かります。

ただ、これにはスキャルピングから基礎を学び、その基礎知識からスイングトレードを学ぶ必要があります。

ただ、上か下で放置することが、スイングや長期トレードと勘違いされている方がいますが、私のように分析から取ることも出来るのがスイングや長期トレードです。

トレードのノウハウや分析力が身に付いていない方は、是非戦略部屋で学んでください。

戦略部屋は無料の空間です。

詳しい募集内容は、このブログの下の方にございます。

是非、ご覧ください。

学びは一気にやろうと思っても身に付かず、安定したトレード成績に繋がりません。

色々な事情がおありの方もいるかと思いますが、FXはゆっくり学び、稼げるようになったら一気に稼ぐことが大切です。

上手にトレードできないうちから資金パンパンでトレードされる方がいますが、それがFXで破綻してしまう大きな原因になります。

FXでの負け⇒FX会社に・FXチャートに取られた
と勘違いする方がいますが、それは違います。

元塾生の方や戦略部屋の方でも、「取り返す」という表現を使う方がいますが、それは分析力不足が生んだ結果であると私は思います。

私は戦略部屋で月に50程度のエントリー箇所を戦略としてお出しします。

8月から本格的に戦略部屋を初め、現在まで2敗しかしていません。

これは私が勝手に語っている内容ではなく、戦略部屋の皆さんが証明してくれる数字です。

現在、戦略部屋では1158名の方が勉強されており、どんどん勝てるトレーダーが増えてきています。

これだけの勝率を誇っていますが、私は決して驕る事のないトレーダーでもあります。

エントリー時の根拠ある場所であるかの”指先確認”を怠ったことはありませんし、資金管理も怠ったことは一度もありません。

私はFXという取引場を私に開放してくれている方々に感謝しかしていません。

この取引場がなければ私はこれほど注目を浴びる存在ではなく、偏屈親父として生きていたと思います。

そのため、分析、エントリー、資金管理をしっかりと行うことが、開放してくださっている方々への最大のリスペクトだと思っています。

また、私がここまでたどり着くまでに行った検証数や検証時間から考えると、いい加減な分析やエントリーは自分に対する裏切りだとも思っています。

皆さんは何を根拠にトレードを組み立てていますか?

私は、私の数ある検証の中から、勝率・その動きの確率、更にその確率高い動きに対して時間軸ごとに分析した有意差などから得られた”自信”を根拠としています。

恐らく10年間というくくりだけで言えば、世界で一番検証をしたトレーダーである自信があります。

これが、今の私の”根拠”を支えてくれています。

私は、FXの塾を通し、沢山のトレーダーの卵達に、繰り返し根拠の大切さを説き、根拠の確認を怠らないことを教えてきました。

この繰り返しにより、勝てるトレーダーになれることを202人という数字で証明しています。

更に、戦略部屋でも続々と勝てるトレーダーが出てきています。

根拠の確認は、身に付くと自転車を漕ぐ技術のように忘れない一生の宝となります。

是非、FXの門を叩いた方は、諦めずにご自分の根拠探しを続けて欲しいと思います。

FXはあきらめなければ絶対に上手になります。

そして、上手になるスピードは、学び方で大きく変わります。

今の学びが正しいかどうかはすぐに分かります。

FXの口座に入金だけして、出金できていますか?

入金を繰り返している、入金したがそれ以降出金できていない。

という方は、学び方や学ぶ場所が間違っています。

FXトレードを始めてすぐの方は、特に学び方によって変な癖やマインドが育ってしまいます。

私が運営する戦略部屋では、根拠の見つけ方のみならず、マインドや資金管理についても解説しています。

戦略部屋は無料の空間です。

是非入室していただき、新たな風をあなたのFXマインドに通してみてください。

きっと世界観が変わると思います。

お待ちしています。

今週は、戦略部屋の人数が増えたことで、根拠について解説する必要があると感じていたため、

先週予告していた「三角持ち合いの考え方についての解説」をやめ、FXトレードにおける根拠についてお話しさせていただきました。

来週こそ「三角持ち合いの考え方についての解説」をさせていただきます。

それでは、週足に大きな影響を与える足である日足を分析していきます。

ドル円 日足

下図はドル円日足です。

日足の高値・安値にフィボナッチを当て調整度合いを測っています。

ヒゲで調整100%を超える調整をかけています。

実体で抜くことが出来なかったため日足のトレンド転換とはなりませんでしたが、

調整度合い100%と調整度合いはMAXです。

この状態でも、日足の安値である100%ラインを実体で確定抜けすることが出来ていませんので、方向は⇧を向いています。

日足の安値タッチからヒゲで返されているように、完全に日足のロング勢からの抵抗となっています。

また、こういった目標とされやすい安値は利確目標にも使われているため、ショート勢の利確、つまり売りの反対の買い注文が入る場所でもありますので、タッチして上昇することは良くあります。

こういった動きを確定買いと呼びますが、高値では確定売りの動きとなり、ブレイクエントリー時は特に注意したい場面です。

最後の長い下ヒゲは約110pipsの反発となっており、大きな反発の動きとなっています。

ヒゲは、マイナスの動きとなるため、ヒゲを埋めるまでは、上昇の動きを作ってきてもおかしくないゾーンになります。

また、ヒゲの動きは、その時間軸ではヒゲでも、下位足ではロウソク足でしっかりとチャートを作っています。

このヒゲの動きを下位足で比較していきます。

日足です。

最後のヒゲの幅に赤い破線の水平線を2本引いています。

この間の下位足の動きを見ていきます。

4時間足です。

上昇ダウこそ出ていませんが、4時間でも長いヒゲを作り、その後大きな陽線で上昇しています。

1時間です。

1時間では、青い水平線の1時間高値を上抜けしトレンド転換しています。

日足の長いヒゲの動きの中では1時間足のトレンド転換の動きが確認できました。

15分では高値上抜けから、上昇ダウ&上昇3波が確定しています。

15分ではトレンド転換のみならず、上昇ダウ&上昇3波とトレンドが発生しています。

5分足です。

更に5分足ではしかりとチャートが細かく作られています。

このように、日足で作られたヒゲの動きひとつの中には、これだけ上昇してきただけの理由が隠されています。

たかがヒゲと考えず、ヒゲが作られた経緯や、そのヒゲの中での動きをしっかりと把握しておくことで、上昇雰囲気の中での危険なショートエントリーなどを控えることが出来ます。

戦略部屋でのヒゲ埋め確認はマスト事項となっています。

昨日の利確報告の中には、ヒゲ埋めを確認せずにエントリーしたことで損切になってしまったご報告もありました。

これが、次の経験に繋がれば良い経験として笑い話になりますが、ヒゲ自体の動きの理由を理解せずにトレードしている方は、もしかしたら生涯知ることなくエントリーをしてしまう可能性があります。

今回のヒゲ1本でも、下位足に落としていくと、下位足では小さいながら上昇トレンドが発生している状態でした。

ヒゲの怖さを知ることで、損切や時給が悪いトレードが格段に減ります。

ヒゲ1本を馬鹿にせず、エントリー時のヒゲ埋めをしっかりと確認してからエントリーしてみてください。

日足では、安値付近での攻防が行われています。

この攻防を制するのは日足か?4時間か?といった場面です。

なぜ4時間?と思われた方も多いかと思います。

では、4時間でその謎を解いていきましょう!

ドル円 4時間足

下図はドル円4時間足です。

4時間の高値・安値にフィボナッチを当てています。

61.8%タッチと調整度合いとしては、一番反発されやすいフィボナッチ%で2度ヒゲ先で止められています。

方向は⇩を向いています。

フィボナッチの100%ラインを上抜けすると、4時間足がトレンド転換し方向⇧となります。

現在、日足の安値まで迫るドル円ですが、日足はヒゲで抜かれただけでトレンド転換していません。

そのため、日足の方向は⇧を向いています。

日足⇧・4時間⇩

つまり、日足 VS 4時間

のバトル中という事になります。

このバトルの行方を左右するものとしては、日足の安値を4時間足で抜き、日足の安値を日足のロウソク足実体で下抜けが確認されると、4時間足の勝利となります。

では、日足が勝つには?

まず、日足とは逆を向いている4時間の方向を⇧に変える必要があります。

方向を変えるには、4時間の高値を上抜けし、4時間のトレンド転換が必要です。

4時間足です。

青い水平線の4時間高値を上図のように上抜けすると、4時間足がトレンド転換するため、日足の方向と同じ方向の⇧を向きます。

この時点で、

「ん?4時間トレンド転換したぞ!?日足ギリギリからの調整終了か?」
「4時間トレンド転換か~レンジになるか?」
「日足抜く寸前で4時間トレンド転換かよ~面倒くせ~!」

などのトレーダーが増えてきます。

また、

「4時間トレンド転換かよ~再度上昇してきたらヤバいな。損切りしよう。」

「ショート握ってきたが、トレンド転換したので一度利確しておこう。」

といった動きも現れます。

更に、

4時間足です。

調整38.2%以上からの高値上抜けの形を作ると、

「上昇ダウかよ~」

「上昇3波確定しちゃったよ~」

といったショートを考えていたトレーダーの嘆きが出始めます。

そして、

「よし調整終了だ!買おう!」

「上昇3波確定だ!1.618倍伸びたら儲かるぞ!」

「日足の調整終了の可能性あるから、日足の高値まで握ってみようかな?」

といったロング勢が増えてくる形となります。

ただし、この動きだけでは、日足 VS 4時間足 の日足勝利の場面ではありません。

最終的に日足が勝利するためには、

日足チャート図です。

黒い水平線の日足高値を上抜けた時に初めて、日足の勝利となります。

右側に見えるのは先ほど4時間足の高値・安値に引いたフィボナッチです。

これほど下まで日足は落とされています。

それでも日足の方向は⇧を向いている状況です。

このように深い調整がかかった場合は、高値まで距離があるため、意外と下位足(今では4時間足)上昇3波確定から伸びてくることがあり、それが原因で高値を上抜けしてしまう事も珍しくありません。

ただ、日足レベルの動きとなると、高値上抜けまで時間がかかるため、上昇中での指標や要人発言なども動きに含まれるため、高値を抜くまでは何日も要する可能性があります。

日足の安値を抜きそうだからショート!ではなく、

私は、週足の調整終了の動きを1時間から考えスイングレベルのショートを組み立てたように。

中には、現在の1時間のトレンド転換を日足調整終了のトリガーとして捉えロングしているトレーダーもいます。

先ほど分析してみましたが、1時間のトレンド転換ではトリガーにはなりません。

かなり弱い動きであり、根拠が弱いため、4時間のトレンド転換は最低限欲しい根拠です。

更に上昇3波が出るようなら、日足の調整終了レベルのトレードとして入る予定です。

ただ、週足の調整終了の動きとなると、あっさりトレンドを戻される可能性がありますので、スイング目的ではなく、ここはスキャルで入っていく予定です。

それでは最後に1時間足を見ていきます。

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間足です。

1時間足では調整の動きが出ていませんので、調整フェーズにありません。

1時間足は青い水平線の高値を上抜けしトレンド転換方向⇧となっています。

この動きで、4時間 VS 1時間の構図となっています。

ピンクの水平線が4時間高値です。

これを上抜けすると、4時間も⇧を向き、日足・4時間・1時間⇧の中、週足が⇩といった環境となり。

もう一度、週足の調整の動きを作る可能性があります。

週足はまだ38.2%の調整と、調整度合いとしては浅いため、日足の3波を作ると、更に週足の調整を深めてきても何らおかしくありません。

私的には週足三尊見た~い!

という思いはありますが、それは私の勝手な私感です。

トレードに予想・予測はもちろんですが、思い・思い込みも絶対に持ち込んではいけません。

「そんなことはどうでもいいから、今出てる形だけを淡々と分析しなさい!」

と元塾生に教えてきたように、私はこの部分の住み分けはしっかりと出来ています。

よく

「ここからショートはあり得ません」

「ここから1○○円になる!」

なんて未来予想をされている方がいますが、

「お客さんを寄せるのも大変だなぁ~」

と思っています。

そんなことで稼げるなら、空想とメルヘンの世界で天使の羽を広げてハートを振りまきながら飛び回りますが、それじゃあご飯は食べれません。

その時にチャートから出題された方程式を淡々と解き、その答え合わせで利益をプラスしていけばいいだけです。

週足の三尊のシルエットが濃くなっているが、日足ギリギリからの反転で4時間上昇3波確定。

これだけ、調整が深く日足の高値まで余裕がかなりある中での4時間の上昇3波。

だったら、絶好の買い場としてのロングエントリーを仕掛けるだけです。

現在の位置からのショート戦略としては、日足のヒゲ埋めです。

1時間では、日足のヒゲを作るために1時間がトレンド転換しています。

となれば、ヒゲ埋め=1時間が再度方向⇩

となる、上昇否定の動きとなります。

更に、この位置は日足のヒゲ埋め!

ここは是非とも入ってみたい場所です。

1時間です。

1時間高値だった青い水平線を上抜けしトレンド転換したことで、黒い水平線が現在の1時間安値なっています。

このまま4時間トレンド転換できず、黒い水平線を下けすると・・・・

戦略部屋の多くの皆さんなら分かりますね!

否定からの肯定の動きは伸びる!

という形になります。

更に、この黒い水平線の安値は、日足のヒゲ埋めの場所でもあります。

しかし、下図の動きが出ると、4時間の高値を脅かす動きとなりますので、その場合はこのプランは解除します。

1時間です。

調整38.2%以上完了からの上昇ダウ&上昇3波確定です。

この形なると1時間足では・・・・

逆三尊の形を1時間の真底で作ることになります。

逆三尊は三尊天井同様に、緑の水平線での上昇3波確定でのび、黒い斜めラインの逆三尊のネックラインで、もう一伸びすることがあります。

となると、オレンジの水平線の4時間高値を脅かす動きになる可能性があります。

1時間では、調整38.2%以上から上昇ダウ確定の形が出た場合は、ショート戦略を解除し、戦略部屋では戦略として次のプランを解説していきます。

世紀の瞬間である週足の三尊天井なるか!?

といった場面で来週に持ち越されたドル円。

日足の安値をどんな形でも抜いてくると、週足の調整終了のシグナルがなる可能性が高くなります。

チャートの形マニアとしては是非作ってほしいですが、トレーダーとしては、それはそれ、これはこれという事で、淡々と利確を生み出していきます。

今週の環境認識ブログは以上となります。

指標フィボナッチの解説は、明日アップ予定のYouTubeの環境認識動画で解説させていただきます。

来週もゆっくり丁寧なトレードを心掛けていきましょう!

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戦略部屋は”無料”の空間です。

戦略部屋のメンバーからサブスクなどの月謝のようなものや、手法を販売したりなど、お金が発生することのない空間です。

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という方は、是非「オンライン講習」にご参加ください。

 

トレンド天気予報について

トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。

すいません。

また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は

ちりつも流FXとは?をご覧ください。

下記リンクよりご覧いただけます。


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