毎日の環境認識

ドル円(2022年12月31日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

とうとう2022年最後のブログとなりました。

1年間を月足で換算するとたった12本と思えてしまいますが、

この月足1本の中には、日足・4時間足・1時間足が含まれています。

これを、フラクタル構造といい、同じ形の小さな三角形を重ねていくと、大きな同じ形の三角形になるという考えで、小さな時間軸の動きが、やがて大きな時間軸の動きを作っているという考え方につながります。

今年は、アメリカの利上げ一色により、ドルが強い状況が色濃く出たチャートとなりましたが、

最後の月である12月では、アメリカの物価上昇のピークアウト感が出たことと、

今年最後のビッグサプライズであった、日銀の事実上の利上げにより、若干円に傾く形で1年のチャートが閉まりました。

私は、1年が終わってから年足を分析できることが楽しみで仕方ありません。

なので、最後の2か月くらいは、年足は見ないようにしています。

ということで、久々の年足どうなったのか!今回のブログは年足から順に分析してきます。

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ご不明な点がございましたら、TwitterへのDMやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。

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ドル円(2022年12月31日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

下図はドル円年足です。

年足では、青い水平線を下抜けし、黒い水平線が年足の高値となっていました。

この黒い水平線を上抜けすることで、トレンド転換し年足の方向が上を向いています。

ただ、黒い水平線の高値を作った原因である、ピンクの水平線をも抜く勢いのチャートを作ってきましたが、

最終的には抑えられ、来年のロング方向では、このピンクの水平線を上抜けできるか?が注目されます。

ただ、最終的に作られたロウソク足を見ると、陽線でありながらも、かなり長い上ヒゲを作り、ロウソク足が閉じています。

この上ヒゲが、来年からのチャートにどのような影響を及ぼすかを、3ヵ月足に落とし見ていきます。

なぜ3ヵ月足なのか?

チャートの時間軸には相性があることはご存じでしょうか?

15分足⇒1時間足(4倍)

1時間足⇒4時間足(4倍)

4時間足⇒日足(6倍)

日足⇒週足(5倍:5日稼働のため)

週足⇒月足(4倍)

このような力関係でチャートを見ていることをご存じでしょうか?

そして、多くの時間軸との倍率が4倍に収まっています。

私は、分析をこよなく愛するトレーダーのため、この4倍という倍率でチャートを見る意味を理解しています。

私は時折、戦略部屋やYouTube動画で長期足から分析をする大切さをお話ししてきました。

その理由は、宇宙から地球を見て(月足)、自宅の玄関のような安全なエントリー地点(1時間足)までズームすることで、安全な場所なのか?危険な場所なのか?を判断する必要があると解説してきました。

しかしズームも、地球全体が見える引きすぎた状態から、一気に玄関にズームしても、途中の景色が分からないため、正確に自宅の玄関をズームすることは困難です。

行き当たりばったりのズームとなり、何百回、何千回トライしても、自宅の玄関に一気にズームすることは出来ないでしょう。

これを、私はギャンブルトレードと呼んでいます。

月足(地球)から1時間(自宅の玄関のドア)を見ると、月足のロウソク足1本に対し、1時間足が約480本(5日×24時間×4週間)含まれています。

これだけの差があったのでは、月足1本の中でどのような動きの末に現在のレートになっているかが分かりません。

このような事を、「時間軸の相性」と呼び見ます。

では、週足と1時間ではどうでしょうか?週足1本⇒1時間足120本(5日×24時間)

週足まで落としても、120本ものロウソク足が含まれています。

では、日足です。

日足1本⇒1時間足24本

これでも、ロウソク足1本に24本のロウソク足と、かなりの数が含まれています。

次に4時間足です。

4時間足⇒1時間足4本

ここまで落としてくると、4時間足で作られたロウソク足の下ヒゲ・上ヒゲ・実体の陰線、陽線の意味が見えてきます。

このように、「時間軸の相性」とは、上位足で作られたロウソク足に対し、下位足で作られたロウソク足の形が、ある程度予測できる関係を「時間軸の相性」と呼んでいます。

まあ、これは私が勝手に塾生に教えてきた名称なんですが(^_^;)

この時間軸の相性が最も良い関係が4倍にあると考えています。

時間軸が近すぎると、同じ内容の分析となってしまい、エントリー地点を探る場合に、有利不利を見分けることが出来ません。

たとえば、15分足と30分足、30分足と1時間足、1時間足と2時間足などです。

私は塾生に、30分足と2時間足を見るトレーダーは勝てていない、もしくは勝てないと教えてきました。

理由は、チャートは1時間足を基本として分析されるからです。

これは非常に細かい分析になるので書きませんが、各通貨ペアで、どの時間軸がハンドルを握る確率が高いか?

という暇人しか思いつかない分析を約2年に渡り行ったことがあります。

この分析において、1時間がハンドルを握る場面が非常に多く、世界中の多くのトレーダーが見ている時間軸を知ることが出来ました。

それが1時間足です。

さらに私は過去に、15分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足において、どの時間軸の確定が、高値・安値を抜いたことにカウントされるのだろう?

という分析をしたことがあります。

この中で、1時間足が圧倒的に採用されており、次に4時間足、15分足、2時間足、30分足でした。

ある高値・安値を、その時間軸のロウソク足が抜け確定し、その後の動きを観察した過去検証です。

この検証については詳しくお話しすることはできませんが、30分足はほぼ無視されています。

15分・30分・45分足はすべて15分の延長線上にあり、15分ごとの動きのカウントに含まれるため30分足は無視されることが多く、30分足を見ているトレーダーが少ないというよりかは、15分を見ていれば30分も45分も見ていることになるため、あえて30分を見るトレーダーが少ないと言うことです。

しかし、2時間足で確定しても反発されるが、4時間足確定から伸びるチャートが作られることが多く、1時間と4時間足の確定は、多くのトレーダーが採用していると考えられる検証結果となりました。

この、検証には合わせて、各時間軸の高値に対する検証も行っており、この検証を終えたことで「待つ」ことが有利な事を知ることができました。

話は戻りますが、1時間が採用される率が高いFXの世界で、30分足、2時間足でエントリーや分析をしているということは、”無視”されている時間軸で分析、エントリーを考えていることになります。

このようなトレーダーの傾向として、自分本位、つまりエントリーできる場所を探しているトレーダーが使う時間軸であると考えています。

1時間まで待てないから30分、4時間まで待てないから2時間など、他にも理由はありますが、自分でチャートを動かそうとする「超能力者の時間軸」と塾生に説明してきました。

チャートは自分で動かすことはできません。

では、4時間足⇒日足(6倍)、日足⇒週足(5倍:5日稼働のため)はどうでしょうか?

日足・週足との関係は良く機能していますが、4時間足と日足の関係は若干ずれることがあります。

ずれるとは?

高値を上抜けした後の動きなどを観察すると分かるのですが、日足が抜ければ高値上抜けとなる場面において、

4時間足で抜けたが、日足では抜けず確定、しかしその後再び4時間足で上抜けし、そのまま伸びてしまい、次の日の日足確定では、かなり伸びすぎた位置になってしまう、ということが起こることがある”ずれ”です。

このような動きが起こる時は、日足でエントリーを考えている時には影響しますが、4時間足の確定の形によっては、見分けることが出来るため、分析においては問題ありません。

また、上位足の関係として、週の区切りは月足のように、時間足の区切りは日足、日足の区切りは週足と目標時間軸と呼んでおり、

人は、何かしらの目標を設定しますので、これは時間軸の相性というよりかは、目標時間との相性として機能しているため、5~6倍の力関係の開きが合っても、分析においては問題が起こらないのだと思っています。

では、この時間軸の関係から、年足の1/4である3ヵ月足を見ていきます。

ドル円3ヵ月足

下図はドル円3ヵ月足です。

調整度合いをフィボナッチを当てて測っています。

38.2%以上と、最低限の調整度合いは終えていますので、調整は完了しています。

3ヵ月足は4本で1年足となります。

矢印の先のロウソク足が今年最初に作られた3ヵ月足となります。

そこから、9カ月に渡り大きな陽線を作り上昇してきましたが、

最後には、上ヒゲが長い陰線となり、抵抗が強い下降のようなイメージを作っています。

年足では、上ヒゲが長いが陽線でした。

時間軸を1/4下げることで、見えなかった動きが見えてきています。

ピンクのラインは年足で紹介したチャートで、抜けなかったピンクのラインです。

3ヵ月足ではピンクのラインは、もともと抜けた位置にあることが分かります。

また、3ヵ月足ではピンクのラインではなく、青い水平線の高値が意識され落とされたようなチャートを作っています。

3ヵ月足ではピンクの水平線よりもはるか上でロウソク足が確定できていますが、最後のロウソク足では、年足で意識されたピンクの水平線の下で確定するという大きな抵抗によりレートが確定しました。

いかに上位足(年足)の力が強いか分かる動きです。

時間軸の相性が悪いと、このような力関係の観察が出来ないため、意味のない分析となってしまうという事につながります。

3ヵ月足の、ちりつも波動です。

青い水平線の高値を上抜けし、上昇波動1波が発生し、その後2波⇒3波となっています。

現在の調整が38.2%以上となっていますので、上昇3波が1.618倍伸びなかった動きとなっています。

現在は、調整4波の動きとなっており、調整終了からの上昇なのか?更に調整を深めるか注目される1年となりそうです。

それでは、月足に落とし更に分析を深めていきます。

※3ヵ月足と月足の関係は近すぎるため、年足を分析した場合にのみ、3ヵ月足は分析しています。

普段は、月足からの分析を採用するようにしてください。

ドル円 月足です。

月足の調整度合いを測っています。

調整度合いとしては38.2%強と、最低限の調整を終えています。

3ヵ月足同様に、ここから調整終了とし上げられるか?

それとも、調整を深めるか?といった場面です。

月足の、ちりつも波動を調べています。

青い水平線を上抜けし、ピンクの波形で上昇3波の動きとなり、現在調整38.2%となりますので、上昇3波が確定し、現在は調整4波の動きとなっています。
あれ?

そうなんです。

3ヵ月足とほぼ変わらない動きとなっています。

上のチャート図の、左下の黒矢印が3ヵ月足安値ですが、ほぼほぼ変わらないチャートを作っていることが分かります。

月足と3ヵ月足の3倍ですら、この程度の変化しか現れないことが分かります。

これが、15分と30分、30分と1時間など、2倍しか違わないチャートで分析しても意味がないことが分かります。

ブログや動画で30分足や2時間足を採用されているものは注意が必要です。

分析力がないことを、単純に露呈しているわけですから・・・・

このように小さい幅で時間軸を落としたり、上げたりしている場合は、エントリー場所を探している行為です。

エントリー場所は探すのではなく、分析して現れた場所がエントリー場所です。

この違いが分からないと、FXトレードで成功することはありません。

戦略部屋では、多くのメンバーから

「待つことの大切さを知りました。」

「形が出たから淡々と入る意味を知ることが出来ました。」

など、エントリー場所は探さない。

という意味を理解できているトレーダーが増えてきています。

戦略部屋は無料の空間となります。

勝てるトレーダーを目指している方は、是非ご入室ください。

このブログの一番下にご案内がございますので、是非ご覧ください。

それでは、現在の動きを週足に落とし探っていきます。

ドル円 週足

下図はドル円週足です。

黒い水平線が週足の安値です。

調整度合いですが、調べる必要もないくらい下降してきています。

調整度合い99%といったところでしょうか。

1年の最後の週は、この週足を抜けるか?という事が注目していましたが、

上ヒゲが長い陰線を作り下降してきましたが、黒い水平線である週足安値を抜くことはできませんでした。

少し気になるのが、先週作ったロウソク足の長い下ヒゲを埋めることが出来ませんでした。

ヒゲとは、マイナスのエネルギーのため、そのヒゲ先には抵抗の力が生じやすい場所です。

よく、ヒゲを埋めると、伸びていく動きがありますが、ヒゲの抵抗から抜けたことを意味しています。

また、ヒゲ1本が大きな上昇や下降を生む場合もあります。

この図の黒い水平線が引かれたヒゲ先(左側の週足の安値のヒゲ先)を見てください。

その次と次の2週に渡り、ヒゲを埋めに行く動きが作られましたが、結果実体を抜くことも出来ず、最後は大きな上昇につながっています。

私が運営する戦略部屋では、ヒゲの動きに対し、細かくレクチャーしており、ヒゲの怖さ、ヒゲに対する考え方を繰り返し、解説しています。

先週作られた、ヒゲに抵抗された動きとして、今週作った陰線が採用された場合は、再度上昇し、黒い水平線というよりかは、埋めることが出来ないくらいヒゲ先からの抵抗が強いと判断される可能性もあります。

この、週足の安値を下抜けすると、月足⇧、週足~1時間足まで⇩の環境となり、月足の大きな上昇に対する深い調整を作る可能性があります。

下図は年足です。

週足の崩れは、年足の大きなレンジパターンに突入するきっかけになる可能性もある大きな分岐点だと私は考えています。

今回年足で作られた長い上ヒゲ陽線が、ピンクの水平線に対する、意図的な抵抗であった場合、チャートが着実に下降を作ってきた年足の天井の可能性すら臭わせています。

まあ、これはファンダメンタル要素を無視し、テクニカル分析のみでの判断ですが、上図(年足)のチャートで作られた長い上ヒゲが何本かありますが、その後の動きを見てください。

長い上ヒゲが原因で、年足で見えるレンジパターンが作られています。

週足の安値をやぶれるか?

それとも、週足安値を抜かせることなく、再度上昇できるか?は、年足のチャートに大きな影響を及ぼす可能性があります。

年足のピンクの水平線よりも上でチャートを作れるか?

週足の安値か?

かなり注目しています。

それでは、日足に落とし更に分析を深めます。

ドル円 日足

下図はドル円日足です。

黒い水平線は、週足の安値です。

週足では見えなかった動きが、日足で見えてきます。

かなり、週足の安値にプレッシャーをかけていることが分かります。

ちりつも波動の波形をピンクと青のラインで表しています。

5波終了⇒調整A⇒調整B形成中となっています。

ちりつも波動の波形です。

黒い水平線を下抜けし、下降1波確定⇒3波は若干161.8倍に届かず、

1波と5波が同程度~1.618倍伸びると、その方向にトレンドが発生しやすいが若干届きませんでした。

※1波に当てたフィボナッチを5波に当てています。

3波が1.618倍伸びなかったことで、5波の伸びにも影響が出ています。

それでも、日足での、ちりつも波動としては、しっかりとトレンドを刻んできた動きです。

日足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。

調整50%と調整としては十分の動きとなり、この50%の調整がA波、その後A波に対し38.2%以上の調整を終えていますので、現在はB波形成中となります。

現在の安値を下抜けしても、B波が伸びているだけとなりますので、2nd波動の1波と捉えてしまうのは危険です。

その後のC波が確定し、C波の安値を抜くと初めて、2nd波動の1波が確定します。

この動きは、5波の安値を抜いていしまうため、1波とカウントしがちですが、B波の動きで抜けた場合は、伸びを欠く場合があり、次の調整C波と2nd波動の1波の動きでカウントが再開されます。

このような動きは下降タイプのABCと呼びます。

強い意味を持つ高値・安値で起こりやすく、現在の週足の安値に対してい起こっていることが納得できる動きです。

この当たりは、文章で説明すると難しくなるため、次にあげる動画で細かく解説します。

日足では、しっかりとトレンドを作り下降し、週足の安値に強いプレッシャーをかけていることが分かります。

週足では、ヒゲ先からの抵抗と思えるロウソク足に見えましたが、日足に落とすと事で、しっかりと週足の安値にプレッシャーをかけるべく、ちりつも波動でトレンドを出しながら下降してきたことが分かります。

それでは、更に4時間足に落とし分析を深めていきます。

ドル円 4時間足

下図はドル円4時間足です。

4時間足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。

調整度合いとしては50%超える調整となっており十分です。

ちりつも波動です。

黒丸の部分では、一番伸びやすい下降3波が伸びず、5波も伸ばすことが出来ませんでした。

その後、青い波形のABCが作られ、現在は2nd波動5波形成中?の動きとなっています。

?となっている理由は、現在の安値を抜けないと5波確定の動きが確認できないため、?としています。

それでは、2nd波動の動きでトレンドが確認できるか見ていきます。

4時間の1波にフィボナッチを当てて、3波が1.618倍伸びトレンドが出ているか探っています。

1.618倍には届かず、4時間足では1st波動よりかは、下降が強くなっているが、ちりつも波としては弱い動きとなっています。

これは、週足の安値からの抵抗によるものです。

ピンクの水平線は週足の安値を表しています。

1.618倍伸びた場合、週足の安値を下抜けする動きとなる事が分かります。

このように、ちりつも波動をカウントすることで、どうして伸びなかったのか?という抵抗の動きを確認することが出来ます。

そして、最終的には、日足の安値である3波の終点と週足の安値を抜けることなく、4時間足のチャートが閉じました。

明らかな抵抗による動きとなりました。

1波に当てたフィボナッチを、現在の下降の始点が5波の始点とし当てています。

現在の位置から、1波と同程度5波が伸びた場合、ピンクの水平線の週足安値を抜くだけのエネルギーがあることが分かります。

来年は、早々にこの動きの観察から始まります。

大きな上昇で始まった2022年。

2023年は、2022年で作った上昇に対しての、大きな調整の入り口となりえるほどの週足安値へのトライから始まります。

なんだか、小説を読んでいるようですね。

分析の面白さが分かると、「ストーリー」となり、自分の脳に浸透してきます。

私は、塾生に

「ストーリーを大切に。」

「チャートの呼吸・鼓動を感じ取ることが大切。」

と教えてきました。

そうではないにしても、動きを語れる程度にはなるべきだと思っています。

それでは、今年最後の1時間足の分析に入ります。

1時間足では、形が出たので、エントリーし、久々の年越えでポジションを握っています。

戦略部屋での私のコメントです。

戦略部屋は12月27日に今年の活動を終えたのですが、形が出てしまったので、クロス円で変なロングをしないように”独り言”を出しました。

戦略部屋では1時間が入り口であると以下のコメントしてきました。

クリスマス休暇と年末ということもあり、動きが小さく、形が出ないと思っていましたが、

カギを握る1時間で形が出たため、エントリーしています。

「形が出たら淡々と」

これは、私が10年間続けてきたスタイルです。

それでは、1時間足を見ていきます。

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間です。

エントリー地点です。

右肩上がりのダブルトップのネックラインである青い水平線下抜けからエントリーしています。

一時200pips程度伸びていましたが、現在は190pips弱の含み益中です。

調整の終了のシグナルで一番入りやすいのが、右肩上がりのダブルトップです。

この形を、ちりつも波動を追いながら解説していきます。

黒い水平線を上抜けトレンド転換上昇1波確定でトレンド転換しました。

その後、調整2波を終え、1波の終点を上抜けしたことで上昇3波が発生。

その後、調整4波を作り、3波の終点を上抜けし5波が確定しましたが、5波が伸びることなく、右肩上がりのダブルトップを作り、ネックラインを下抜けしたことで、調整終了と判断され、下降を作っています。

教科書通りの動きでドル円が動き、年末にも関わらず、190pips弱と大きな含み益となっています。

ポンド円では100pipsを超える含み益中、ユーロ円では70pips建値決済となりました。

上図の波形は、4時間足で観察される波形を1時間に落とし分析した図です。

4時間・日足の調整のフェーズのため、4時間の調整波を探るためには、下位足が崩れる必要があります。

先ほどのチャート図で分かるように、1時間が崩れてくれ、4時間の調整波に入ったことが分かっています。

となると、4時間での短期の動きと1時間でのトレンドを見る必要があります。

4時間チャート図で、先ほどの1時間チャート図の動きを見ていきます。

4時間チャート図で、先ほどの1時間チャート図の、ちりつも波動の波形をピンク線で表しています。

青い水平線の高値を上抜けし、その後上昇波動5波確定。

その後、右肩上がりのダブルトップのネックラインである黒い水平線を下抜けしたのでエントリーしています。

これは、4時間短期での入り口です。

ただ、短期の入り口となりますので、短期ではなく、きちんとトレンドを作っている下位足で入り口を探りたい場面です。

そこで、4時間とは逆の方向を向いている1時間足から入り口を探ります。

1時間では、黒い水平線を上抜けし、トレンド転換方向⇧、しかしその後、青い水平線の安値を下抜けしたことで、再び方向⇩を向いています。

その後、下方向の1波を作った高値を、ピンクの波形で上抜けしたことで大きく上昇しましたが、上昇3波伸びない形を作り、右肩上がりのダブルトップのネックライン割れから大きく下降しています。

3波伸びない形でのダブルトップは、強い反発の動きとなりますので、4時間の短期のダブルトップと重なり、大きな下降の起点となっています。

ここを入らずして、どこから入る!?

といった形となり、大きな含み益中となっています。

100pipsに建値を入れているため、このまま週足を抜き、スイング+長期トレードに発展してくれることを望んで握っています。

では、つづいて1時間の下降ちりつも波動を探っていきます。

青い水平線を下抜けし、1時間がトレンド転換方向⇩に。

ここから、ちりつも波動の下降1波⇒2波⇒3波(1.618倍に届かず)⇒4波⇒5波(1波の1倍以上の伸び、5波にトレンド確認される)

となっています。

3波の伸びが若干足りませんでしたが、5波では1波の等倍以上の伸びを見えていますので、5波確定の下降ダウ確定から売り圧が強くなったことが確認できます。

現在は、右肩上がりの上昇タイプのABCをつくり、一気に下降し、2ndちりつも波動1波が出ています。

調整としては38.2%に届ていませんので、現在の調整度合いから下降した場合は、調整終了ではなく、調整を深められないほど売りが強い状況となり、1波の波形が伸びている動きとなります。

この作られている1波に対し調整38.2%以上の調整をかけ安値を抜くと、下降3波確定となり売り圧が強くなるチャートになります。

1時間足では下降3波で。

4時間足では5波を更に伸ばし。

日足では、調整B波または下降1波で、週足の安値を抜きにかかっています。

これで、日足~1時間の方向が揃い、週足の安値を破ろうとする動きが確認できたことになります。

週足の安値を抜いてくれると、年明け早々から、爆益の幕開けとなるのですが・・・・果たして!

ポンド円も握っているので楽しみです。

戦略部屋の通貨強弱部屋では、ポンド円は、クロス円で一番低い位置でチャートを作っているため、ドル円が崩れたらトレードしやすいことを解説してきました。

下図は、この時に作った形を通貨強弱判断として解説した図です。

この動きは続いていましたので、ユーロ円は利確し、ポンド円は握ろうという判断をしています。

私が運営する戦略部屋では、多角的にチャートを分析し、トレードに生かしています。

FXトレードで成功するためには、根拠のある分析方法を身に付ける必要があります。

学ぶ方法や学ぶトレーダーなどによって大きく成長が異なり、無駄な事を繰り返すことになりかねません。

戦略部屋は2022年8月から本格始動し、8月~9月は50以上のトレードをし1負け、10月~12月は無敗で2022年を終えることが出来ました。

このような環境で是非FXを学んでください。

戦略部屋への入室方法は下記の通りとなります。

是非、一緒に成長していきましょう!

2022年のブログは以上で終了となります。

2023年からのブログもよろしくお願いいたします。

 戦略部屋&波動チャネル部屋への入室方法

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トレンド天気予報について

トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。

すいません。

また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は

ちりつも流FXとは?をご覧ください。

下記リンクよりご覧いただけます。

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