ドル円 30分足
動きが小さく1時間足の高値・安値が変わっていないので他の足をつかって環境認識をします。
1時間より上位の環境認識をご覧になりたい方は下記をご覧ください。
15分足は小さなレンジが続き、横長のチャートとなってしまったので、普段使わない30分足で環境認識をします。
昨日の15分足の環境認識で説明しました高値・安値の間のボックス内を横横、レンジの動き。
黒丸部分で分かるように、安値に対して2回チャレンジをしたが、届かず上昇。
ここで注目しておきたいのが、1回目のチャレンジでは安値に届かず上昇。
そして2回目もボックスの安値にチャレンジして、またもや上昇。
つまり、上昇しやすい場所であることが分かる。
昨日は妻の誕生日で塾生さんをほったらかしにしてしまったが、ほとんどの塾生が2回目の上昇で取れていました。
その部分を開設します。
塾生には1時間に対しての順張りのみのトレードしか許していないので、今か今かと待っています。
そんな中、先ほどの30分足の2回目の安値チャレンジの動きが起こり、下位足1分・5分で上昇が出ないかを待っています。
まずは、30分足の1回目の安値を2回目で実体で抜けないかを確認。
実体で抜けた場合は、ボックスを作った安値を抜けなくても見送るよう指導しています。
今回は、1回目のチャレンジと同じ値でピッタリ反応し上昇。
その後上昇を見せます。
下図はドル円5分です。
早い塾生(スキャルピング部)は黒丸の高値実態抜けから入りました。
少し早いですが、リスクが小さい書道を取りに行くには良い地点です。
多くの塾生(スキャルピング部)は青丸から取りに行っています。
青丸の部分は黒い水平線を抜いた地点がエリオット1波、いったん押して、1波の終点である青い水平線を上抜けし3波確認。
スキャルピング部の塾生は、この3波確認でエントリーしている方がほとんどでした。
スキャルピング部は上限5pipsまでというルールを設けているので、エントリーした全ての塾生が取れています。
デイトレ部は黒丸の初動を取りに行き、エントリーしたら再度下降ダウが発生する、図の一番の安値に損切を入れています。
利確した方もいますが、いまだに握っている方もいます。
握っている方は、ある程度上昇したら建値にストップを入れ負けないトレードに移行しています。
これも、重要なことなんです。
よく、建値に入れるのは、度胸がない、もったいないといわれるトレーダーがいますが、私は違うと思っています。
どのようなシナリオを思い描いているかはわかりませんが、今回のトレードはボックストレードです。
安値で2回チャレンジし上を試す動きです。
では、上を試して伸びないな~という結果になった場合、当然下を試す動きが想定されます。
そのまま、ボックスを下抜けしまったらどうでしょうか?
1時間・4時間足では、まだ50%弱と調整の浅い状況でのボックス下抜け。
大きな含み損に発展する可能性があります。
上に上昇するシナリオを考え始めると、下に崩れるシナリオを考えずにエントリーしてしまうことがあります。
私は、塾生にエントリーを教えるときに大切にしている言葉があります。
エントリーと損切は同じだけの根拠が必要
という言葉です。
エントリーは利益を産みだす可能性があるため、多くのトレーダーが必死に探し出します。
では、損切りはどうでしょうか?
私の考える損切位置とは、逆張りをした場合に、入りやすい、もしくは入ったら取れそうな位置に入れます。
つまり、損切りをしなければ伸びてしまう可能性が高い位置という観点から損切位置を分析し設定しています。
よく、損切りpips数を固定にしている方がいますが、私は根拠のみこそがFXで生き残れる根拠であると考えています。
なんの意識もされない位置に損切を置くことは私は絶対にしません。
現在、いまだに小さく横横の動きが見えています。
再度、黒丸の部分にチャレンジしてくるようであれば、是非観察をしてみてください。
そして、5分足で紹介したような、下降から上昇に代わり、その後3波が確認されるところからエントリー。
このようなシナリオを思い浮かべながらトレードすると、順張りや損切位置を設定する良い練習になると思います。
塾生さん以外は、デモやご自身の負担にならないロット数でお試しください。
月足↑・週足↑・日足↑・4時間↑・1時間↑・15分↑の環境です。
15分足から月足まですべて上を向いている環境です。
しかし、小さな動きで薄い霧(きり)がかかっています。
この薄い霧により、上なのか下なのかわからないトレーダーが多い状況です。
15分の高値を実体で上抜けすると晴れ間が見えてきます。
気温が徐々に上がっていき、晴れ(ロング)が好きな方にとっては過ごしやすい日になってきます。
このまま横横をつづけ上に上がられない状況が続くと、霧から霧雨に変わってくる恐れがあります。
安値にチャレンジして3回目となる次は、まとまった雨(ショート)を呼ぶ可能性もあります。
傘を忘れずにお出かけしてください。
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