毎日の環境認識

毎日の環境認識ードル円・USDJPY(2022年5月3日)

ドル円 1時間足

4時間足はほぼ変わりがなないので今日は1時間足から分析します。

4時間足~月足までの環境認識は下記リンクをご覧ください。

昨日上昇した起点から上を抜けるでもなく、下を抜けるでもなく、とても小さな動きのレンジ。

アーリー・メイ・バンクホリデーのため、昨日5月2日のロンドン外国為替市場がお休みでした。

この休場が原因したのか、月明け&週明けが影響したのか、小さな動きとなりました。

図の安値は1時間と4時間の安値になっていて、戻りを作った地点から安値まで約240pipsと深い

この場合、2つの動きを考えておく必要があります。

フィボナッチではまだ38.2%と50%の間までの調整で浅い。

50%は超えてくるか?

61.8%までは調整するんではないか?

という調整不足のシナリオ。

上図は調整が浅かった場合のシナリオです。

このシナリオが作られる可能性が高まるのは現在の押しの安値部分(赤丸)。

ここを下抜けしないと、このシナリオの動きにはならない。

つまり根拠です。

抜ける前から「だろう売り」をしてしまうと、赤丸の安値を抜けず、抜けない固い安値と判断され、一気に上昇してしまう可能性もあります。

『下抜けしてから考え始める』

つまり、だれが見ても明らかな形が出てからトレードを考えることが大切です。

上図は2つ目のシナリオです。

現在の最高値を1時間の実体で上抜けし1時間の安値にするシナリオです。

今の最高値を上抜け(ピンク丸)すると、黒い矢印のように安値が上に移動する。

つまり安値が切りあがります。

安値は最後の上昇の起点に作られるため、現在の場所から上昇すると安値の位置は黒い点の安値に移動します。

調整が深い場合、更に調整される場合と、安値自体を切り上げて安値までの深度を浅く作ってくる場合があります。

現在の状況を知るために15分に落として分析してみます。

ドル円 15分足

下図はドル円15分です。

15分の高値だったピンクの丸の高値を上抜けしトレンドが上に向いている環境です。

ピンクの丸を上抜けした起点安値が現在の安値、15分の調整が始まった下降の起点が現在の高値です。

私はボックストレードというものを多用するのですが、現在15分足ではボックスの中にいます。

ボックスの中にいる間の下降ダウや上昇ダウは、短期または超短期の高値・安値と呼んでいます。

いまは、ボックスの中で上昇や下降を繰り返している状態です。

つまり、短期の上昇・下降を繰り返している状況です。

この短期でのトレードはとても危険で、上に振られたり、下に振られたりするので、ボックス内のトレードはあまりおすすめできません。

トレンドは、このボックスを抜けてから発生することが多く、シナリオを考える場合は、上を抜けた場合、下を抜いた場合、で考えると負けが減ります。

今は15分よりも下の足以外は上を向いている環境なので上を抜けるシナリオを考えます。

上図では高値を抜いた場合のシナリオを表しています。

現在、15分の高値を抜いたエリオット1波が起きています。

今の箇所から高値を実体で上抜けするとエリオット3波の動きが確認されます。

エリオットは3波目が一番伸びると考えられており、トレンドに合わせた3波目は伸びやすい傾向があります。

これは、エリオットが多くの人に認知されていて、意識されているからです。

ピンクの丸を15分で実体抜けしたブレイクで取りに行ってもいいですが、なるべくリスクを避け根拠をプラスするトレードを心掛けることが大切です。

エリオット3波が確認され上昇、

次に小さな調整の動きで1分が短期のトレンド転換、

その後、再び1分のトレンドが上に(ピンク丸)

このような瞬間にエントリーするなど根拠をプラスすると安全にトレードができます。

この場合、損切りは1分の安値に入れて置いておき、損切られた場合は、再び1分が上を向いたタイミングでエントリーします。

その時点から上昇した場合は、損切りにあった箇所も通過して上昇するため、損切りで失ったpips数を回収して上昇してくれます。

15分の安値に損切を入れた場合と比較するとリスクが低いトレードが可能になります。

トレンド天気予報(ドル円 2022年5月1日)

月足↑・週足↑・日足↑・4時間↑・1時間↑・15分↑の環境です。

15分以上の足がすべて上を向いているお天気です。

かなり快晴と言えます。

しかし、1時間の調整が浅いという事もあり、再度調整をかけてくる可能性もあります。

15分はにわか雨に注意が必要です。

15分安値を下抜けしショートを考える場合は、リスクを最小限に抑えるための損切を必ず入れましょう。

では、今日も一日、丁寧にトレードしてください。

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