今週は、日銀の政策金融会合後の発表により大きく上昇したドル円。
最近の指標では、円高に向かう最中、円高を後押しするような下降方向に動く指標でしたが、
1月の会合で、12月末に行った金融緩和修正を再び行うのではないか?という意見が多く、長期金利の上限を0.25ポイント上げてくるのでは?との予想が多い中、予想を覆す金融緩和修正見送を行ったことで、ドルが大きく買われる展開となりました。
このドル買いにより、最近の傾向であった、ドル円の円買いと同じ方向に動くチャートではなく、久々にドル買い方向に大きく動く展開となりました。
300pips以上の上昇となり、私独自の分析方法である指標フィボナッチが発動されましたが、最近の流れとは逆の方向に作られる指標フィボナッチに戸惑う戦略部屋のメンバーもいましたが、多くの戦略部屋のメンバーの利確を生みだし、私も爆益の週となりました。
週足が閉じましたので、週足から順番に分析し、エントリー地点まで探っていきたいと思います。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、TwitterへのDMやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2023年1月21日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円週足です。
週足はピンクの波形で上昇してきていましたが、黒い水平線の安値を下抜けしトレンド転換方向⇩となっています。
このトレンド転換は実に2021年10月以来のトレンド転換となり、ドル円の週足の方向が久しぶりに⇩を向いています。
見て分かる通り、まだ調整の動きが出ていませんので、このまま下降を深めてくるか?それとも調整の動きが出るか?といった場面です。
黒い水平線を下抜けする前は、黒い水平線にタッチしてから下抜けするまでに3週間かかっていました。
ピンクの週足の安値に対し、一度は抜けましたが陽線を作り若干ですが上昇していることが分かります。
下抜けを作った陰線の安値に対し3週目で抜けてくるパターンが続いており、再来週がその週に当たるため注目しています。
上図を見てください。
ピンクの安値を作り、3週目で下抜けするパターンが続いています。
チャートは繰り返すという言葉があるように、このようにパターンが継続することは良くあります。
こういう動きを”リズム抜け”と教えてきました。
2度あることは3度あるという言葉はありますが、4度もある!という言葉は聞いたことがありません。
3波、三尊、逆三尊、トリプルトップ、トリプルボトム、上昇ダウ下降ダウを作る波形は3
と3という数字が大好きなFXですが、3度あることは4度あるのか?注目です。
では、最後に作られた陽線の様子を日足に落として見ていきましょう!
ドル円 日足
下図はドル円日足です。
日足の調整度合いを調べています。
日足は61.8%弱の調整と、調整度合いとしては十分です。
日足のちりつも波動です。
青い水平線の日足の安値を下抜けしたことで、日足では下降ちりつも波動が発生しています。
1st波動では5波までが綺麗に発生し、トレンドが出ていることが分かります。
その後、波動と波動をつなぐコネクターの役割と果たすABC波の動きが確認されました。
日足のABC波はスクイーズタイプのABCとなり、短期トレンドを出さないためのABC波を作りました。
その後、5波の終点である安値を下抜けし、トレンド継続の2ndちりつも波動下降1波が発生し現在は調整2波形成中の動きとなっています。
1波の安値を下抜けすると、波動の中で一番伸びることが多い3波確定となるため、戦略部屋では大いに注目しています。
私は、以前からドル円を動かしているのは日足であることは動画や戦略部屋でお話ししてきました。
その動きは週足の安値に対しても確認することが出来ています。
青い水平線は週足の安値です。
この安値を日足で下抜けし、その後も陰線を作っています。
この安値を下抜けする前はヒゲで反発し上昇、その後もトライするがヒゲで跳ね返されています。
最初に日足にチャレンジしてから、週足の安値を抜くまでに実に18日間かかっています。
週足に対して日足が作り出すエネルギーでは抜けない動きとなると、金曜日の週の最後で抜く動きを作ることが良くあります。
しかし、今回は抵抗は18日間ありましたが、木曜日に下抜けが確認され、その後も陰線で下降を伸ばしています。
この動きから、週足を崩すことが出来るほど日足の根拠が使われていると分析することが出来ます。
黒い水平線は日足の高値です。
日足がハンドルを握りチャートを動かしているドル円。
となれば、日足の高値である黒い水平線を上抜けするという事は、上昇チャートを作り出す初動になる可能性があります。
下位足(4時間足)のトレンドがしっかりと発生していることが条件となりますが、日足の高値上抜けはロング勢が集まる絶好の買い場になる可能性がある高値となります。
トレーダーは、2つの動きを分析しておく必要があります。
日足では、
1,ショート勢が集まる下降3波確定の安値下抜け。
2,ロング勢が集まる日足の高値を上抜け。
これは目線を固定するためには非常に重要です。
現在、日足では下降トレンドが発生しています。
日足のみでトレードするのであれば、ショートのみを選択していきます。
しかし、日足の高値を上抜けすると、日足がハンドルを握っている可能性が高いことを考えると、目線を下から上に固定するタイミングとなります。
このように、どのような高値か?安値か?ということを理解しておくと、目線の切り替えにもなり、エントリーに迷いが起こらなくなります。
下に行ったからショート!
上に行きそうだからロング!!!
ではなく、方向を知り、目線を固定することで、川の流れ(トレンド)に沿ったトレードを心掛けることで大きな負けを防ぐことが出来ます。
逆に言えば、勝てる場所を見つける方法でもあります。
分析とは自分を守る鎧のようなものです。
分析力がないとは、即ち裸で戦場を走り回っている訳の分かんらないカオス状態です。
気が触れたとしか思えません。
私のような勝てるトレーダーからすると、ギャンブルトレードが好きなんだろうなぁ・・・・
と思えるようなトレードです。
FXからギャンブル性を完全に取り除くことはできません。
しかし、極限までギャンブル性を取り除く努力をすることが『分析力』だと思っています。
私は去年の2022年8月1日から本格的に戦略部屋の運営を始めました。
8月~9月1敗、10月~1月現在(2023年1月21日まで)は無敗を誇っています。
それぞれの月で50戦以上の戦略を出しています。
分析力を極限まで高める勉強は現在進行形で続けています。
今も、いくつかの検証を抱え、毎日必ず少ない時間でも検証を行い、新たな扉を開くための分析方法を見つける行動を続けています。
「分析とは自分を守る鎧」
と過去にトレードを教えていた時に話してきました。
トレードは、攻撃(エントリー)防御(損切)の二つで成り立っています。
そして、この戦いの後に残ったおこぼれが『利確(資金)』となります。
一つ一つのトレードではなく、月間収支プラス⇒年間収支プラス⇒生涯収支プラスにつながります。
また、1日の収支にこだわる方がいますが、これは私はお勧めしていません。
1日のトレードで30pips負けてしまうと、その次の日には30pipsだけではプラスが出せません。
となると、30pipsを取り戻すトレードを考えてしまいます。
チャートは絶対に自分の都合に合わせた動きを作ってくれることはありません。
淡々と”形”が出たら入り、そして利確、時には損切をします。
この”形”は、上位足から分析していき、最後に分析で残った”形”のことを言います。
この”形”でエントリーできる場合はエントリー、出来ない場合は”しかと”です。
これを淡々と行えることで資金が増えていきます。
エントリーできる場所を探しているうちは、勝ちが安定しないが続きます。
分析力を高め、淡々と出た”形”のみエントリーしていく。
これを私は10年続けてきました。
今のところ、潤沢に資金が増えていますので、間違っていないと思います。
この分析力を身に付ける場所が、私が運営する戦略部屋です。
戦略部屋は無料の空間です。
戦略部屋の詳しい入室方法は、このブログの最後にご紹介しております。
現在、戦略部屋は840名(2023年1月21日現在)と大変大きなコミュニティになってきています。
毎日私が出す膨大な量の戦略を脳と身体に浸透させるべく頑張っておられます。
勝てるトレーダーになるための分析力・マインドを身に付けたいとお考えの方は、是非ご入室ください。
現在、日足では3本の波動ラインに守られています。
※波動ラインとは私独自の分析方法です。戦略部屋または過去動画、ブログで詳しく解説しています。
見て分かる通り、恐ろしく機能していることが分かります。
この波動ラインへの反応を見ることでも、その時間軸にトレンドが出ているかが分かります。
では、4時間足に落として、更に分析を深めていきます。
ドル円 4時間足
下図はドル円4時間足です。
波動ラインにめちゃくちゃ反応していることが分かります。
波動ラインは、表示された時間軸の上位足・下位足でも反応を見ることが出来るラインです。
是非、引けるようになって下さい。
では、日足の波動ラインを消して、分析を深めていきます。
調整度合いを測っています。
76.4%タッチと調整度合いとしては十分です。
ヒゲ先が76.4%、実体は61.8%というのも、フィボナッチにしっかりと反応している動いと分析できます。
ということは、この高値・安値が多くのトレーダーに意識されたフィボナッチであることが分かります。
もし、ご自分で引いたフィボナッチの反応がおかしいと感じた時は、そのフィボナッチの高値・安値の位置が間違っていることがあります。
その場合は、高値・安値をずらし、フィボナッチ%で綺麗に反応している高値・安値を採用することも大切です。
FXは多数決です。
この多数決を無視して、ご自分の”たった一票”で戦うトレードをギャンブルトレードと言います。
皆がどう考えるか?
大口トレーダーはどう考えるか?
そこにFXの常勝の入り口があると思い、分析力を高めてきました。
そこから、FXで作られるチャートにはエネルギーの受け渡しがあることに気づき、FXに計算を用いるようになり、更に分析力を高めることが出来ました。
きっかけは”多数決”です。
ご自分の意見をいかに排除できるか?
とても大切なマインドです。
4時間足ちりつも波動です。
4時間は崩れることなく下降してきているため、現在3rd波動が発生しています。
青い波形のABC波が終わり、下降1波⇒2波形成中?3波の初動?といった環境です。
このチャートの最安値を下抜けすると、下降3波が確定します。
ちりつも波動には、1波~5波があり、3波が1.618倍伸びることでトレンドの勢いを知ることが出来ます。
4時間足の1stおよび2nd波動では3波の伸びは1.618倍には届かない状況となりました。
しかし、日足では1.618倍程度の伸び、4時間足の上位足である日足では下降方向に強いトレンドが発生していることが分かります。
ドル円 日足です。
若干1.618倍までは届きませんでしたが、それもわずかです。
また、日足と言う力を持った上位足である日足で伸びていることを考えると、弱いトレンドではありません。
では4時間足のトレンドがなぜ潰された恰好となったのか?
それは、
再び日足です。
4時間の3波をピンク線、青線は日足の3波と5波のラインとなります。
日足では黒い水平線を抜ける位置(ピンク丸)を下抜けすることで3波が確定し大きく下降しています。
そして、最後の長いピンク線は、1波と同程しか伸びない日足の5波に乗ってしまっています。
4時間足の1stちりつも波動の3波の場合は、日足の3波が加速(黒い水平線下抜け)する前に4時間の3波が閉じてしまい。
4時間足の2ndちりつも波動の3波の場合は、3波ほど伸びがない日足の5波に乗ってしまったため伸びを欠きました。
しかし今回は・・・
日足と4時間の3波が確定する安値が同じ位置(現在の最安値127.100付近)にあります。
今までとは条件が異なるため、3波確定となると伸びてくる可能性があります。
上位足と下位足の3波が重なることを、3波3波と教えてきました。
この3波3波は、異なる時間軸のトレーダーによる根拠が重なるため、伸びやすい傾向があります。
日足と4時間足の3波3波確定には大いに期待しています。
それでは、1時間足を見ていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
調整度合いを測っています。
76.4%弱と調整度合いとしては十分です。
図のピンクの水平線を下抜けしたことで、1時間足がトレンド転換し方向⇩となっています。
1時間足では調整が深い位置まで上昇していますが、ピンクの波形で青い水平線を下抜けすると、下降3波が確定します。
また、黒い水平線を下抜けすると、1時間足の上位足である4時間・日足の下降3波が確定する場所でもあります。
現在、1時間・4時間・日足で下降3波なるか!?というドル円の将来を占う意味では強力なステージが用意されています。
このステージで3つの時間軸が息を合わせて、最高の舞をトレーダー達に見せることが出来るか!?
めったに表られることがないトリプル3波確定なるか!?
大注目の場面となっています。
この大舞台を仕切っているのは、なんと!15分足です。
ドル円 15分
下図はドル円15分となります。
15分足は黒い水平線を上抜けしたことで、15分がトレンド転換方向⇧となっています。
上昇1波⇒調整2波(調整61.8&)⇒上昇3波(2.618倍に届きそうな勢い)⇒調整4波形成中
となっています。
見て分かる通り、15分に恐ろしいほど強力な上昇トレンドが発生しています。
高値上抜けすると、5波確定となり、トレンドが更に継続する可能性が出てきます。
いちトレーダーとしては、上昇しようが下降しようが、出た形で淡々とトレードするだけですが、トリプル3波の確定は、綺麗なチャートをスクショして収集してきたマニアとしては是非作ってもらいたい”形”です。
となると、ピンクの水平線の15分安値を下抜けし、再び15分足が⇩を向いてくれることが最低条件となります。
1時間足の⇩を向いている中、15分が現在⇧を向いています。
ピンクの水平線を下抜けすると、1時間の調整終了か?ということでショート勢が増えてくる可能性がありますが、
15分の上昇方向にトレンドが出ていることを考えますと、しっかりと下降トレンドが作られるか分かる、
この15分下降3波確定&下降ダウ確定の黒丸の安値を15分ロウソク足実体下抜け確定から入ってみようと思います。
ただし、1時間の安値にあまりにも近い場合は、1時間の安値を下抜けする、1時間下降3波確定から入ってみます。
ロングは、1時間の高値を上抜けする前のトレンドから分析し、タイミングを計りたいと思います。
爆益となった指標フィボナッチについては、1月19日(木)にアップしましたドル円のYouTube動画をごらんください。
⇒指標フィボナッチ動画へ(17分11秒付近)
今週のブログは以上となります。
戦略部屋の入室方法は下記をご覧ください。
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戦略部屋は”無料”の空間です。
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下記リンク先を内容をお読みになりお進みください。
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トレンド天気予報について
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すいません。
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