毎日の環境認識

毎日の環境認識ードル円・USDJPY(2022年5月9日)

ドル円 週足

最初に週足を見ておきます。

下図はドル円週足をズームした図です。

ピンク丸はヒゲを囲んでいます。

過去にもTwitterでtweetしてきましたが、ヒゲは長ければ長いほど、抵抗、利確が多かったなどを表しています。

また、こういった長いヒゲは、利確や抵抗などが一掃されていることが多く、伸びやすい環境でもあります。

それでも抑えられる場合は、強い下降の原因になったりします。

下の二つのピンク丸の場合は、若干の抵抗は見られましたが、上昇していきました。

一番下のピンク丸の長い上ヒゲは、月足でもかなり印象深い上ヒゲでした。

この長いヒゲを埋めたら伸びそうだなぁと観察していました。

陰線で終了するかなぁ?と思っていたのですが、最後にグッと持ち上げてきて、最終的には陽線で確定となりました。

この時、塾生から「下目線ですか?」という質問をいただいていましたが、私は上目線でトレードするように言っていました。

これによって日足では押し目のような形を作って、長いヒゲを埋め強く上昇しています。

後ほど日足で詳しく解説します。

2つ目のピンク丸でも若干長いヒゲを作り埋める形で上昇しています。

現在も上ヒゲが作られていて、この上ヒゲを埋めるような上昇を見せています。

ドル円 日足

下図はドル円日足です

ピンク丸の部分は週足の一番下のピンク丸部分です。

いったんピンク丸の下部分の下ヒゲまで下がりましたが、最終日には陽線(黒い水平線の箇所)で確定します。

さきほどの週足のロウソク足では上ヒゲの長い陽線だったため、週足だけで見ると「下がるのでは?」と勘違いしてしまいます。

しかし、日足では下ヒゲ陰線で2回ブロックされ、最終的には陽線にされ上昇しています。

このように、上位足や下位足だけで判断するのではなく、その上下の足の環境認識をしておくことが重要です。

では、これを踏まえて今の日足の動きを見てみましょう。

下図は日足の先端にズームした図です。

ピンク丸の部分では、長い陰線を作り更なる下降が考えられる場面でしたが、下ヒゲを抜くことができず陽線を作り上昇。

次の足でも下ヒゲがほぼ確認できない陽線で上げられています。

しかし若干の上ヒゲができていますので一定数のショート目線を残したまま週を開けることになります。

週足や日足などの上位足でトレードをしないまでも、1週間や1日でやっと一本できるロウソク足からも様子がわかるのでです。

週明けなどは、さっと確認するのではなく、最後に作ったロウソク足だけでも確認することで、どういう目線で動いてきたのかを知ることができます。

では、続いて4時間足は飛ばして1時間足を見ておきましょう。

ドル円1時間足

下図はドル円1時間足です。

ピンクの水平線を15分の高値であると考えていました。

一個下の安値でもいいかなぁ?と悩みましたが、最悪を考え1個上を設定し分析していました。

このピンクの水平線を15分足で若干実体上抜けし、一度押してから上昇し、今度はしっかりと上抜けしています。

青線の動きがそれに当たります。

青の水平線の1波の終点を上抜けし、エリオット3波が確認される動きと読み取れるが、最低でもフィボナッチの調整が38.2%は以上は欲しいところでした。

そういう事だからなのか、上を抜いてもあまり上に伸びず小さな動きに。

その後は、下ヒゲをたくさん作り強い抵抗をされたのち上昇中です。

ここまでの抵抗、週足の下ヒゲ陽線、日足が陽線で確定していることから考えると、もう少し上に伸びてから調整の動きが現れる可能性が考えられます。

青線の最高値を抜けるか、下ヒゲをたくさん作った安値を下抜けできるかといった状況出す。

最後に15分足を確認しておきます。

ドル円 15分足

下図はドル円15分足です。

ドル円は15分足でダブルボトムを作り上昇を繰り返してきました。

一番下のダブルボトムではTwitterでtweetし、Twitterを見ていただいている方の多くが取ることができました。

お礼のDMやリプをいただきました。

感謝感謝です。

右上の現在作っているチャートにおいてもダブルボトムになりそうな形が現れています。

黒い水平線のダブルボトムのネックラインを上抜けすると、その上の高値を抜き、最高値を目指す動きになります。

ここを抜けずに時間をかけると、下を試す動きが出てきます。

その場合は、1時間足で見て取れる下ヒゲがたくさんある箇所、15分の図ではダブルボトムの真ん中の下に出ているヒゲを抜きに来る動きが出る可能性があります。

このヒゲを抜くと、15分の動きを作っている高値に対しての調整が入る可能性が高まります。

ただ、ドル円のトレーダーの多くの目線が上を向いている環境であることは忘れてはいけません。

ここは、安易にショートを取りに行くのではなく、週明けという事もあるので、調整の動きは見送り、5分でトレンドが上を向いたらロングで取りに行くほうが安全です。

明日は週明けとなりますので、動きが小さい可能性があります。

無理せず、ゆっくり丁寧にトレードをしてください。

トレンド天気予報(ドル円 2022年5月5日)

月足↑・週足↑・日足↑・4時間↑・1時間↑・15分↑の環境です。

5分足までもが上を向いていて晴れ間が広く広がっています。

ただ、注意したいのが15分の調整が浅いということ。

雨まではいかないが、一時的に雲が出てくる恐れがあります。

その場合においても雨が降るかも?と予想や予測を選択すると、急な強烈な日差しによるダメージを受ける可能性があります。

この場合の日焼けは、日焼け止めが効かない、火傷に近い強烈な日焼けになる可能性があります。

安易に雨を期待するのではなく、雲の切れ目から晴れ間が見えてきたら、外に出て雰囲気を楽しみましょう!

※晴れ⇒ロング・雨⇒ショート・曇り⇒停滞(レンジ)

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