ドル円 1時間足
午前中にドル円1時間足がトレンド転換となりました。
ここから大きな下降が始まるのか?
このあたりについて環境認識をしながら説明していきます。
下図はドル円1時間足です。
ピンクの丸部分が最高値でしたが、そこを1時間では実体上抜け。
しかし、実体上抜けしたことで作られた、黒い水平線の1時間安値を陰線で実体下抜けし、1時間のトレンドが下に。
今は1時間↓・4時間~月足までは↑のトレンドに。
下図は先ほどの1時間足に、現在の1時間の高値・安値の位置を示した図です。
1時間の高値・安値はこのような環境です。
現在、ピンクの水平線の1時間高値のラインに向け上昇中。
ここを1時間で実体上抜けしたら、1時間が再び上を向き、全ての足のトレンドが上に。
ここで1時間足以下のトレーダーがブロックできるかが注目される。
1時間以上のトレーダーからすると単なる押し。
これでトレンドが上を向くようなら、上位足のトレーダーによる押し目買いのポイントを作られただけになります。
上図は日足と4時間足です。
赤い水平線は現在の最高値。
日足、4時間では抜けずヒゲで跳ね返されています。
このブロックにより下降が始まりました。
ショートでトレードするなら
1時間がトレンド転換したのでショート!
というトレードは危険です。
現在4時間~月足までのトレンドが上を向いている環境です。
この状況での安易なショートは焼かれる原因になります。
ショートをするなら1時間足で下降ダウが確定してから
下図は1時間足です。
4時間以上の足が上を向いている環境で、ショートを取りに行くなら強い根拠が欲しいところ。
現在、1時間安値を下抜けしているが、まだ抜けてから一回も下降ダウが発生していない。
この状況でのショートは危険。
上位足のトレーダーのほうが、チャートを動かす力が強いため、あっさり上昇なんてこともあります。
なので、下降ダウというはっきりとした下降するというメッセージが欲しい。
しかし、気になる事が・・・
意識され続けてきた上昇チャネル
下図はドル円4時間足です。
4時間足ではこのような上昇チャネルを引いてきました。
この上昇チャネル下辺では、何度も意識され上昇しています。
下図はドル円1時間足です。
下のピンク丸の部分は先ほどの4時間足の上昇チャネル下辺での反応です。
現在、ちりつも君が指しているピンク丸の部分。
この上昇チャネルは固いサポートラインとして機能しています。
ここをしっかりと下抜けしないとトレードとしては難しい。
トレンドライを下抜けした後の動きが重要
トレンドラインを下抜けしても、リターンムーブという動きでチャネル内に戻される可能性があります。
リターンムーブとは、意識されたチャネルを下抜けしたことで、ロングでポジションを持っているトレーダーなどによる抵抗などによる、チャネル内に戻そうとする動きです。
チャネルやトレンドラインを引いていると、飛び出している部分がありませんか?
それは、戻そうとする強い力によりチャネルやトレンドライン内に戻された動きなのです。
また、チャネル内に戻ることを、やっぱりチャネルが効いているという目線が増え、チャネル内を大きく上昇し始めたりします。
では、どうしたらよいか?
図を見ながら説明していきます。
下図はドル円4時間足です。
チャネルを抜けたからといって安易なショートは、リターンムーブによって戻されてしまう可能性があることを説明しました。
では、どうしたらよいか?
図ではチャネルを下抜けし、いったんリターンムーブが起こるが、作った安値を下抜けし下降ダウが確認されています。
青の丸の部分がそうです。
これで、下降するのか?という疑問から、下降が確認された!という目線が生まれるのです。
こういった場所はショート目線が増えてくる場所です。
こういった場所なら売れるかなぁ?と思いませんか?
私は根拠を大切にトレードしているトレーダーです。
根拠とはつまり、『一緒の考えが増えてくる場所』という事なんです。
しかし、この形はだれがどう見ても・・・・
この形ってそうだよね・・・・
下図はドル円4時間足です。
この上の図の黒い水平線を下抜けするとある形が見えてきます。
そうです!
ダブルトップです!
だれがどう見てもダブルトップになるんです。
私は塾生さんやTwitterでよく「みんなと一緒」というワードを使います。
「みんなと一緒」とは、みんなが見てる形通りのトレードをすることが大切であるとお話してきました。
4時間足という長期足に出現するダブルトップ、日足においてもダブルトップに見えています。
このダブルトップが作られる黒い水平線を下抜けしたら下に落ちていきそうとは思いませんか?
この思いは4時間以上のトレーダーの多くが思っていると思います。
つまり、4時間足以上でロングでポジションを持っているトレーダーからすると、抜かれたくない黒い水平線という事になります。
そうなると、相当なブロックの力が働く可能性のある場所でもあります。
ショートを考えるうえで、
・1時間の下降が出ていない
・4時間で強く意識されたチャネル下限である
・そこを抜けてもダブルトップの強いブロックの可能性がある
というシナリオがたてられます。
ショートするならダブルトップが作られてから
私は常に、ゆっくり丁寧にトレードをするように塾生に教えてきました。
そう!
私は相当なビビりです。
なので、念には念を入れます。
4時間以上が上を向いている環境でのショートは危険であると考えてしまうのです。
私のショートシナリオとしては、チャネルの下降ダウの位置が、さきほどのダブルトップのネックラインよりも、割と上であったら数pips取りに行く。
次は、ダブルトップのネックラインを4時間足で実体下抜けしたら、ショートエントリーをする。
このように考えています。
今は、まだまだ上目線です。
下図はドル円1時間足です。
今は、ピンクの水平線を上抜けし、上昇ダウが発生したらロングで取りにける相場であると考えています。
ここは、安易にショートを取りに行くのではなく、安全にトレードできる方向を見定めトレードしてください。
無理せず、ゆっくり丁寧にトレードをしましょう!
月足↑・週足↑・日足↑・4時間↑・1時間↓・15分↑の環境です。(2022年5月10日午後13時現在)
1時間がトレンド転換したことにより、少し強めのにわか雨となりました。
今は、5分のトレンドが上を向き、雲が広がっています。
ただ、1時間高値付近まで上昇している状況のため、雲の切れ間から太陽が顔を出し始めています。
注意したいのが南から雨を含んだ雨雲が接近してきています。
この雲が強い雨を降らせる可能性が十分に考えられます。
年のため、折り畳み傘ではなく、しっかりと雨を防げる大きめの傘をもって外出してください。
※晴れ⇒ロング・雨⇒ショート・曇り⇒停滞(レンジ)
YouTubeにも同様の内容で環境認識動画をアップしております。
また、この動画の中では三尊の考え方などもお話ししております。
是非ご覧ください。
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