毎日の環境認識

ドル円(2022年8月20日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

8月20日(土)のドル円の環境認識ブログになります。

1週間が終わりましたので週足から分析していきます。

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

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ドル円(2022年8月20日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

下図はドル円週足です。

1週間が閉じ、下髭の第陽線で終了となりました。

先週は下髭の陰線で終わり、先々週(右から三番目)の下ヒゲの長い陽線のヒゲを埋められなかったことが気になっていましたが、先週の下ヒゲ陰線の影響は、押し目買いとしての動きが作られました。

また、ピンクの水平線で分かる通り、この水平線を抜かれたくない動きが三週間続き、最後は第陽線という大きな押し目買いとなっています。

この様子を下位足の日足で見ていきます。

ドル円 日足

下図はドル円日足です。

ピンクの水平線は先ほど週足で引いたピンクの水平線を日足で出してみました。

日足では、この水平線が意識されている安値や高値は見受けられません。

つまり、4週前の週足で作られた下図の下ヒゲ陰線の安値が意識されていたことが分かります。

下図は週足です。

この安値を週足で更新してしまうと下降してしまう可能性がありましたが、抜かれることなく2週反発し、最後は大きな陽線で強い上昇となりました。

このように時間軸ごとで意識されている高値・安値が違うという事が分かりました。

私は戦略部屋で常に〇〇分足や〇時間足が実体抜けまで待ちますと書き込む理由はここにあります。

抜けるだろうという判断でエントリーしてしまうと、上図の黒矢印の下ヒゲ部分のpips数は約290pipsもあります。

だろう売りをしていたら、とんでもない損切をする可能性がありました。

意識されている高値・安値を見つけたら、その高値・安値がどの時間軸で意識されているかの確認は絶対にしなければなりません。

上図は日足です。

日足の高値がピンクの水平線です。

もう、際どい所まで上昇してきています。

最終日は、日足の高値であるピンクの水平線で抵抗され若干の上ヒゲ陽線で終了しています。

この上ヒゲを埋める動きを4時間足などの下位足で出てくると、再び日足の高値へのチャレンジとなります。

日足の高値を上抜けすると、全ての足が上を向き、ロング勢が増えてくるチャートが作られます。

ここで注意したいのが、ピンクの水平線の高値を、下位足である4時間足が上抜けしても、1時間足がが上抜けしても、この高値が日足の高値であるという事です。

日足の確定までは、大きな上ヒゲを作り反発される可能性もあることは忘れてはいけません。

下位足である4時間足を分析していきます。

ドル円 4時間足

下図は4時間足です。

4時間足では調整といえるほどの下降を見せていません。

このようなエリオット波動で上昇したと分析しています。

2波の途中の調整をどうとらえるか難しいところですが、38.2%の調整まで若干届いていませんので、この波形を採用しています。

ただ、2波の途中の調整のような動きを、調整と捉えたトレーダーは多く、5波終了と思われる高値を作り、ABCレンジが出ています。

青線が、そのABCの動きです。

この動きもかなり綺麗でドル円のトレンドが綺麗に出た時のパターンでした。

となると、少し難しい状況が考えられます。

4時間足の最初の画像では5波終了です。

直近上図の動きではABCの動き終了からの1波の動きです。

最初の画像が5波終了だった場合の次に想定される動きはABCレンジです。

直近上図の動きでは1波が終了したと仮定すると2波の調整の動きとなります。

現在の地点から調整の動きが出た場合は、2波もしくはA波を想定した分析をする必要があります。

2波の場合は1波の38.2~61.8%の動き。

A波の場合は、A波と想定した状況からA波に対し50~61.8%程度の動きがB波となりますので、B波を確認しないと、A波を想定した分析が出来ないのが難しいとこです。

2波を想定した場合、最悪でも3波確定からエントリーでも根拠があり、三波で伸びやすいとされる1.618倍という目標が立てやすい。

A波を想定した場合、ABC⇒DFと続く場合もあるため、ブレイクで狙うのがセオリーになる。

しかし、このブレイクは1波のブレイクとなるため、1波がどこまで伸びるかの想定がしづらいという点があり、抜けたと同時に下降してしまうこともあるため、ブレイクトレードが難しいという点があります。

こういう時は下位足を見て分析をします。

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間足です。

1時間足でもエリオット波動を作って上昇してきました。

1時間足の3波では1.618倍まで届きませんでしたが、5波が以上に伸びています。

5波は1波の1倍~1.618倍伸びるとされています。

それでは、1波に当てているフィボナッチを5波の始点に当てて見ます。

下図のようになりました。

1.618倍を若干上回る上昇を見せています。

5波が伸びてしまうパターンがどうして起こるのはご存じですか?

これはフラクタル構造によるものなんです。

フラクタル構造とは、小さな動きが大きな動きを作っているという数学の概念です。

つまり、小さなエリオット波動が大きなエリオット波動を作ってるような感じです。

青い動きが4時間足のエリオット波動です。

ピンクの動きが1時間のエリオット波動です。

5波の部分に4時間の1波に当てていたフィボナッチを当てています。

つまり、5波が伸びる条件の一つとして、上位足の5波と下位足の5波が重なった時に、上位足の動きにより5波が伸びることがあります。

これが、まさにそのパターンです。

今回の1時間5波が伸びたパターンとしては、4時間の5波の動きが大きく影響していました。

通常の5波が1.618倍伸びると想定したトレードを組み立てることは危険です。

上位足から分析する大切さを知っていただけたと思います。

その逆もあります。例えば4時間の1波と1時間の3波が重なってしまうと、1時間三波が伸びないというパターンもあります。

また、エリオット波動の3波が伸びないという現象は、どこかの足が影響しています。

今回のチャートで、下図のように下降三波が伸びない状況が4時間足・1時間足で起きていました。

青線が4時間足、ピンク線が1時間足です。

この影響はどこにあったか分かりますか?

答えは週足にありました。

下図は週足です。

これは以前(8月15日)のブログでもお話ししましたが、週足では61.8%の調整をかけ上昇しています。

この時日足では調整終了からの下降を狙っていましたが、このピンクの水平線でことごとくブロックされていました。

この状況が、下位足である4時間・1時間に影響を与え三波が伸びない状況を作っていました。

このように、上位足の影響力はとても強く、伸びやすいとされるエリオット波動三波でさえ伸びないことがあるのです。

三波が伸びなかった場合は、かならず上位足の環境認識を行い、伸びない理由を探るようにしてください。

これだけで、方向を見極めることができ、危険なトレードではスキャルで戦うなどのリスクヘッジが出来ます。

8月15日のブログでは

「このような環境では長期トレードやスイングトレードは非常に危険なので、デイトレやスキャルピングで狙いに行くことが安全です。」

と言っているように、この時点でのトレードスタイルをスキャルピングに切り替え、18pips、15pips,、19pipsと細かく利確しています。

その後、15分足で上昇三波が伸びたことを確認してからは、デイトレに切り替え、176pips、141pipsとトレードスタイルをデイトレに変更しています。

私は1時間足に対し順張りのトレーダーですが、三波が伸びない場合は、トレードをしない場合も少なくありません。

皆様も、エリオット波動の伸びる、伸びないパターンを理解し、上位足から順に分析を行い、上位足が伸びている場合は逆らわないといった環境認識を身に付けるようにしてください。

15分が崩れるようなら1時間の調整に入りますが、買いが強い環境なのでショートはなるべく考えず、15分足が再び上を向くタイミングまで待つことをおすすめします。

下位足が崩れていませんので、本日の環境認識はこの辺にしておきます。

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