11月5日(土)のドル円の環境認識ブログになります。
10月も終わり月足が閉じましので、月足から分析していきます。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2022年11月5日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円月足です。
三カ月にわたり大きな陽線をつくり上昇してきました。
10月末でとじられた月足のロウソク足では、上ヒゲの長い陽線を作りました。
ヒゲとは、抵抗によるマイナスエネルギーとなります。
ドル円では上ヒゲの長い陽線を作っていますので、陽線のマイナスのエネルギーである陰線を作りやすい状況で月足が閉じました。
そのマイナスのエネルギーの影響を受けて、11月に入り4日が経過しましたが、上ヒゲがほとんどない陰線を作り下降してきています。
この長い上ヒゲを埋め上昇を強めることが出来るか?
それとも、長い上ヒゲが強い抵抗とされ、大きな下降のきっかけとなるか注目する1ヵ月になりそうです。
月足では調整と思える動きは出ていませんので、一つ下の足の週足を見ていきます。
ドル円 週足
下図はドル円週足です。
週足でも調整を測るほどの下降は作れていません。
しかし、この三週に渡って上ヒゲの長い陰線で下降してきていることが分かります。
また、注目したいのが、4週前に作った陽線の高値です。
上図は陽線の実体に赤い水平線を引いています。
この水平線の高値が次の週に影響し、次に作った陰線の高値が影響し、次の陰線の高値を作る展開が続いています。
つまり陽線の赤い水平線の高値から、3週に渡りヒゲ先も実態も高値を切り下げていることが分かります。
更に3週前に作った陰線の実体の安値も切り下がってきていることが分かります。
売り圧がロウソク足に強く表れています。
しかし、安値としては、4週前に作った陽線の安値を実体で下抜けすることが出来ていません。
また、2週前の陰線では長い下ヒゲを作りトライしましたが、実体で抜けることが出来ませんでした。
この3週に渡って意識されている高値・安値が週足にあることが分かる動きが出ています。
週足で意識されている高値・安値とは下図のボックスです。
4週前に作った陽線尾実体の幅が意識され、過去三週の動きが作られている可能性がります。
ということで安値には青い水平線を引き、下位足である日足に落として、日足の動きを見ていきます。
ドル円 日足
下図はドル円日足です。
日足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを調べています。
調整度合いとしては61.8%弱と十分です。
日足の波形は上を向いています。
この位置から調整終了として、上昇の波形を作れるか?といった場面です。
日足に落とすと、週足とは景色が一変します。
まずは、週足で引いた赤い水平線を見ていきます。
日足では赤い水平線を上抜けしても、順調に陽線を作り上昇していました。
しかし、財務省による為替介入により大きな下降を作りました。
この下降により、赤い水平線の高値よりも下のレートに戻されています。
その後、何度かこの高値にトライし上抜けしていますが、週足レベルでは実体上抜けを作れていません。
つまり、この赤い水平線は日足で抜けても上昇を作ることが出来ない、週足で意識された高値であることが確認できました。
このように、時間軸ごとで意識のされ方が違うことがあります。
この意識のされ方自体が”根拠”に使われていることがあり、週足で抜けないと買わないと判断しているトレーダーが多い可能性があるということです。
赤い水平線は日足レベルの下位足では根拠とはならず、週足確定から走る可能性がある高値としてインプットしておきます。
続いて週足で意識されている青い水平線を見ていきます。
上図は先ほどの図です。
青い水平線がなぜ、安値として使われているか分かりますか?
少し解説のために、大切な水平線として出しているオレンジの破線をどけて説明します。
※オレンジの破線については後程解説します。
この青い水平線が意識されている理由を紐解くには、上図の黒い水平線を解説する必要があります。
この黒い水平線の上ヒゲの長い陽線から作られた水平線です。
この水平線は21日間に渡り抜かれることがなかった高値です。
週に5日しかトレードできないので、約1ヵ月間抜けなかった高値となります。
その高値を上抜けし、週足が固まったのが、青い水平線という事になります。
この高値を上抜けしたことを”根拠”に週足の大陽線を作っています。
その上昇の起点となった安値が青い水平線という事です。
なので、週足レベルで意識されているという事です。
また、上図を見て分かる通り、日足では何度もこの青い水平線にトライを試みていますが、
ヒゲでは一度抜きましたが、実体で抜けることなく、現在のチャートを作っています。
昨日は、大陰線を作り下降してきていますので、来週はこの陰線の勢いのままに、青い水平線を抜く動きが作れるか注目です。
それでは4時間足に落としていきます。
ドル円 4時間足
下図はドル円4時間足です。
4時間足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。
調整度合いとしては76.4以上とかなり深い調整となっています。
4時間でも赤い水平線と青い水平線がしっかりと意識されていることが分かります。
週足で見られた高値切り下げの理由は4時間足にあることが分かります
また、この図で見られるオレンジの破線は、計算上とても固いゾーンです。
このゾーンを4時間足で抜いてこないと、上位足レベルでの下降を作ることが出来ないゾーンであると分析しています。
今後、ショートをする場面がありましたら、固いゾーンであることを少しだけ頭に入れておいてください。
反発される可能性もありますし、このゾーンの中で長い時間の停滞を見せる可能性もあります。
少し、警戒しておきたいゾーンです。
4時間の高値から切り下げた高値に対しピンクの斜め線。
4時間安値から切り上げた安値に対し黒の斜め線を引いています。
安値から引かれた線は割と安定した動きを見せていますが、
高値に関しては高値を切り下げながらも徐々に広がりを見せています。
私の「波動ライン」はこの広がりの最終地点を見つけるための分析方法として9年前に私が考案しましたが、
このような三角持ち合い(迷い)の動きに対しての分析方法もあります。
それの基本図が上図となります。
状足で意識された高値・安値、分析する時間軸で見られる三角持ち合いの斜め線から分析していきます。
私はFXのチャートの動きに対して上昇と下降のエネルギー数値を調べ分析に使っています。
上図の安値から引かれている図は分かりやすいように2本の黒い斜め線を引いていますが、本来の分析では1本の線に集約されています。
この黒い斜め線1本です。
安値は安定し、高値はずっと移動し続けてきたことが分かります。
私は、分析する部屋と戦略部屋に配信を行ったり、動画を撮ったりする部屋を分けています。
分析を専門とする部屋では、たくさんの根拠があるラインが引かれています。
この全てのラインを公開するのは、私の息子や娘のみとなりますが、分析部屋で引かれたラインの意味を知ると、なぜ私が勝率の高いトレーダーであるか一目瞭然です。
そして今回引いたラインを三角持ち合いではない場面でも引いています。
三角持ち合いのラインについては、私が運営する戦略部屋のVIPルームでのみ公開していきます。
※戦略部屋への入室をご希望される場合は、このブログの下の方に制つめいがございますのでご覧ください。
【VIPルームとは】
VIPルームは、私のわがままで作っている部屋です。
私のわがままとは『勝てるトレーダーを増やす! 』というわがままです。
この私のわがままに賛同していただける方を募集した部屋となります。
入室条件としては、まずは戦略部屋に入っていただく必要がありますが、
Twitterへのいいね、リプ、リツイート、YouTubeへのグッド評価をしていただける方を対象としています。
これらのアクションは、視聴回数や記事の紹介などに強く影響していると言われています。
沢山の方の目に触れるための応援をしていただける方を対象としている部屋という事になります。
そのため、VIP部屋では今まで公開してこなかった内容を戦略としてお出ししています。
話は戻ります。
先ほどの図で分かることは、現在のレート位置の状況。
上昇・下降どちらの圧力が強いか?
などの事が分析でき、更に調整ではなくトレンド転換に発展するような動きなのか?
逆張り手法の神髄ともいえる入り口も見つけることが出来ます。
全てを公開することはありませんが、三角持ち合い時の分析方法は、VIPルームで公開する予定です。
先ほどの図では、三角持ち合いが移動しながら作られていることが分かりました。
私はそれを、トラインエネルギーの移動と名付け、塾生に教えてきました。
トラインとは三角形の事です。
上図を見て分かる通り、トラインのエネルギーが右へ移動するごとに小さくなっていることが分かります。
この動きに対し計算をし分析しているのですが、現在黒い水平線を若干下抜けしてきています。
そして、過去2回も同じようなタイミングで黒い斜め線を下抜けしていることが分かります。
この動きの事をフォールオーバー(fall over)と呼び、トラインエネルギーが移動する際に起こる、躓き(つまづき)のような動きと捉えています。
トラインエネルギーのフォールオーバー現象が確認されると、多くの例で次のトラインに影響を与えます。
そして、最後の緑丸の部分を拡大してい見ると分かるのですが・・・
最後の緑丸では、フォールオーバーで作ったヒゲを否定する陰線が作られています。
これを、フォールオーバーの否定と呼び、「別につまづいてませんけど~♪」といった動きです。
たまに駅などで見かける、”コケたのにコケてないフリで何もなかったかのように歩き出す”
そりゃあ無理あるよ~(^_^;)といったおじさんの動きです。
この動きが発生すると、下降を意識し始めます。
こけなかったおじさんは勢いありますから(笑)
その逆の上昇してしまうパターンの動きの確認については、戦略部屋内のVIPルームでいずれ解説します。
という事で、4時間足では、下降の勢いを確認しつつ、売り圧が徐々に強くなっているチャートを作っています。
では続いて1時間足を見ていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
1時間足では黒い水平線を下抜けしトレンド転換方向↓を向いています。
1時間足でも赤い水平線と青い水平線が意識されているのが確認できます。
4時間足までは青い水平線の実体抜けは確認できませんでしたが、1時間足では実体で下抜けしていることが分かります。
つまり、1時間足が抜けただけでは根拠が足りなかった安値である可能性があります。
青い水平線も赤い水平線同様に週足レベルの実体抜けからという可能性もありますが、4時間が抜けてからの動きが確認できていないので、まだ4時間がトリガー(引き金)になる可能性があります。
この当たりは、乗り遅れないように、しっかりと確認する必要があります。
現在の1時間の波形は下図の通りです。
1時間の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。
38.2%と調整度合いとしては最低限の仕事を終えています。
現在の安値を1時間のロウソク足実体下抜けすると、1時間で下降三波確定となります。
そして・・・
この位置は、先ほど4時間足で解説したフォールオーバー否定の位置と重なります。
このように根拠の重なる地点でのエントリーを心掛けることで、勝率も良くなり、安心してエントリーできるのみのトレードを組み立てるようになります。
入れる場所を探すのではなく、入れる場所が来たら入る。
このトレードスタイルが身に着くと、良いトレーダーへ成長していきます。
週をまたいでのエントリー地点となりますので、土日での要人発言などの影響による窓開けなど、しっかりと観察する必要があるのが少し残念です。
今週の環境認識ブログは以上となります。
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トレンド天気予報について
トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。
すいません。
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