毎日の環境認識

ドル円(2022年10月9日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

10月9日(日)のドル円の環境認識ブログになります。

完全に週1回ペースの投稿になってしまっています。

今週は予期せぬことが起こってしまい、メンタル的にも下降していました。

とは言っても、情報発信者してはしっかりせねば!と思う1週間でした。

では、週足が閉じましたので、週足から分析していきます。

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。

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ドル円(2022年10月8日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

下図はドル円の週足です。

週足のチャートを拡大しています。

ピンクの水平線で作った長い上ヒゲを3週間にわたって抜く動きを見せていましたが抜けず、

昨日やっと抜くことが出来ました。

本来であれば、止められていた高値を上抜けすることで、一段上のステージに入っていくことが多いですが、

現在のチャートではテクニカル分析以外の外的要因がチャートを作っています。

週足の高値は先ほどのピンクの水平線の高値から、ピンクの矢印の箇所に移動しています。

高値付近で若干揉めるような動きとなっていましたが、大きな調整の下降を作ることなく上昇しています。

ただ、週足レベルでのこの上昇の鈍化は、チャートから分析されるテクニカル分析による動きではなく、

真ん中の上ヒゲ・下ヒゲが極端に長い陽線で作った、日本の外務省による為替介入が大きく影響している外的要因です。

チャートは、テクニカル分析(雰囲気)と指標や要人発言などによる外的要因全ての事象によって作られています。

現在の状況では、財務省の”再度”為替介入への警戒感が薄れていませんので、上値が重い状況が続いてきました。

上図のピンクの水平線が為替介入で作った下降の起点である高値です。

このラインは146円をギリギリ上回らないレートからの一気の下降でした。

この下降では5円(500pips)もの大きな下降となりました。

この大きな下降は、たった45分という短時間で起こり、145円上抜けからの時間が短かったことから、私を初め146円を超えると上昇が強くなると考えていたトレーダーからすると、何が起こったか一瞬分からなくなるような大きな下降となりました。

この印象は少なからず、見ていた多くのトレーダーの脳裏に

『介入怖え~』

という印象を与えたはずです。

”再”介入が起こるのでは?という懸念は払しょくされていないため、チャートの上昇が鈍化してきました。

横道に反れますが、介入後に押し目買いとなった今回の動きを受け、

「財務省の介入は意味がなかった」

という声がチラホラ出ていますが、私はそうは思っていません。

私は今後同じような”介入”パターンが日本だけでなく、他国でも起こることを想定するため、細かくデータを取り分析しています。

細かい数値は公表できませんが、145円のキリ番を抜けず下降した時間から、145円を抜くまでの時間の中で動いた数値と

現在の上昇にかかった時間と数値を常に計算をしています。

この数値は、15分足~週足までの数値を計算しており、かなり細かい作業となりました。

目的は、このような外的要因による変則的な値動きがどのような抑制効果もたらすか?という目的でデータを取っていました。

過去の、指標による大きな上昇・下降においても、pips数は言えませんが、あるpipsを超えた動きに対し、ほぼ全てのデータを取ってきました。

指標による大きな動きに対し、どのような動きが求められており、集団心理として開放される地点はどこか?

という研究を続けてきました。

この研究により、私の運営する『戦略部屋』では、私の指標時においての分析により、指標による大きな動きの後の動きを前もって把握し、有利な場所で適切なトレードをし、多くの戦略部屋のメンバーが数多くの利確を実現できています。

今回の為替介入のような大きな動きが今後起こるか分かりませんが、ドル円だけではない他の通貨ペアで起こった時の有利なトレードというのを構築しています。

この研究により、大きなことが分かりました。

それは、為替介入後からのボラティリティの変化です。

9月6日に付けた140.224円~145円を上抜けした9月22日4時間確定までの数値をA。

146円ギリギリで為替介入で大きな下降を作った9月22日~現在までの動きをBとしてボラティリティ変化数値を計算していました。

私独自の計算方法なので公表出来ませんが、

A:1556

B:1076

という数値となりました。

上図は4時間足となりますが、青:ピンクのボックスに対し計算しています。

青:4時間ロウソク足72本

ピンク:4時間ロウソク足69本

に対しての比較となります。

単なる値動きだけだボラティリティを計算すると、正確な数値が出ませんので、フィボナッチ%での値動きから割り引く数値などもあり、細かい計算をすることで、A:1556、B:1076という数値がでます。

これにより分かったことは、ピンクのボックス内の数値が500ポイント近く減少していることが分かります。

この数値は、4時間ロウソク足72本、4時間ロウソク足69本と3本4時間ロウソク足が少ない数値です。

若干上がったにしても、トレンドが変わってしまう動きの場合に起こる以上の差が生じています。

300ほど数値に差が出始めると、トレンド転換を予測し、トレンド転換を予測した分析を始めます。

戦略部屋では、

「上昇数値が減少している」

「下降数値が上昇している」

といった表現をする時は、値動き(縦軸)と時間(横軸)、斜め軸の波動ラインから計算される数値から、数値を計算し戦略としてお出しています。

「本当に下がってきましたね」

「戦略通りトレンド転換しましたね」

など、時折コメントをいただいております。

今回求められた数値から分かることは、

『介入の効果は大変大きなものであった』

という事です。

これだけの数値差を同じトレンド内(上昇)で起こることは今まで経験がありません。

5円の大きな下降を省いた場合、145円キリ番付近での動きだけ見ると、1時間足でトレンド転換し、下降三波が1.618倍以上伸びた時の数値になっていました。

トレンドを変えなかった理由は、青のボックスを作った約470pipsの大きな上昇と、ピンクのボックスを作った介入による500pipsの大きな下降があったからこその数値のため、トレンドを変えることはありませんでした。

ここからは、私の推測でしかありませんが、この介入に投入した金額とタイミングはベストだったのでは?

そして、再度上昇してくることを見越しての介入であった。

更に、上昇トレンドから下降トレンドに変える目的ではなく、上昇スピードをある程度弱めるための介入であったと思います。

もし私に介入の金額とタイミングを決める権限が渡されていた場合、その時の4時間の安値である140.243の安値を抜かない程度金額に抑えます。

また、4時間足安値をヒゲで抜いていしまった場合は、買い戻す動きもオプションで付けます。

4時間足を抜いてしまうと、ここは波動の切れ間であり、数値的にも139円台に突入してしまうきっかけを作る安値でもあります。

この安値を作った上昇では約470pipsの大きな上昇をつくり145円ギリギリで抵抗されていました。

つまり、この上昇の起点を下抜けしてしまうと、130円台の値動きを作る恐れがあり、135円など10円(1000pips)もの下降は、さすがにアメリカと言えども許容できません。

あくまでも私の推測ですが、アメリカに対し140円を割るまでの介入ではなく、円安スピードを鈍化させるための介入であることを伝えていたのではないか?と推測しましました。

なぜ、そう感じた方というと、

・140円を割る手前で介入をやめている

・介入後の大きな下降から170pipsもの折り返し(買戻し)

・介入により下降した数値

・介入後の上昇スピード

正直に言って、数値が綺麗すぎるんです。

相当な計算力のある方が、介入にかかわったのでは?

と思えてしまうくらいワクワクする数値です。

まあ、あくまでも私の推測ですが・・・

そして、一番の収穫は、これだけ大きなボックスを作ってしまった場合の、トレンドを変えない中でのトレンド転換です。

この計算は昨日145円を超えてくれたことでやっと納得いく答えまでたどり着くことが出来ました。

計算上は145.400を超えて終了すると計算では出ていましたが、154.380でとじてしまいました。

伸びが若干弱まってきている可能性があるかな?といった感じでしたが、計算がほぼ合っていることは分かりました。

そして、大切なのは、5円もの大きな下降を作り1時間足のトレンドが下を向いていると考え分析をしてきましたが、

これだけ大きな下降を短時間で作った場合において、ある条件を満たすことでトレンド転換していることが分かりました。

計算方法は公開できませんが、恐らく間違っていないと思います。

この恐らくというのは、これだけ短時間で動いたサンプルが2020年代では少ないという事です。

この大きな下降の後に、ポンド円で500pipsの下降を作っていました、この場合は、下降時の大きな下降であったため、サンプルとしての方向が逆だったため、ドル円より簡単な計算でサンプルとして保管できましたが、今回のドル円の動きには参考になりませんでした。

なので、待っているのが”再”介入です。

再介入が起これば、サンプル2が手に入りますので、更に詳細な数値変化が手に入ります。

ここで決着をつけたいと思います。

決着というのは、この大きな下降を作ってから、ショートのタイミングでは全勝でしたが、1時間に順張りというルールを設けているため、これだけの上昇トレンドに対し指をくわえていました。

悔しい思いで満たされていますので、次のタイミングのために着々と計算を進めてきました。

次は爆益につなげたいと思います!

計算方法は公開しませんが、介入で大きな下降があった場合は、私の運営する戦略部屋で、考え方、トレンド転換したタイミングなどを後悔していこうと思います。

うお~!

まだ週足だった~!!!!

また、脱線してしまった(^_^;)

では、日足に落とします。

ドル円 日足

下図はドル円日足です。

この2日間で上昇した高値を抜けてきています。

更に、木曜日で抜けたロウソク足を更に抜き上昇が強い状況であることが分かります。

残るは、真ん中の長い上ヒゲとなりますが、このヒゲを埋めると146円台に突入してきます。

この、高値付近での長い停滞により、上昇エネルギーはパンパン状態です。

しかし、介入を恐れた小さなロウソク足を作っています。

週足でもお話しした通り、介入が円高方向への転換を目的としておらず、上昇の鈍化を目的としているのであれば、効果は認めざる負えません。

また、アメリカに無断で介入したとは思えませんので、両国ですり合わせたのちの為替介入であったとした場合、次の為替介入のタイミングは146円を超えた後になるような気がしています。

130円台に入らない介入であれば許されている場合、再び介入があった場合は、その程度の介入はあるかと思います。

ただ、介入を待ち望んでいるトレーダーも少なくありませんので、介入と思わせる動きをチャートが見せたら、飛び乗ってくるトレーダーにより思った以上の下降が作られる可能性があります。

以前の146円に触れる直前での介入か?

それとも146円台を上抜けし150円などのキリ番付近からの介入か?

それとも、再度の介入を臭わせることで鈍化に成功しているのでお仕事終了か?

介入を考えてトレードすることは、テクニカル分析で戦ってきたトレーダーとしては、とても厄介です。

ただ、再び介入が入った場合は、すでにサンプルは取れていますので、前よりかはトレードがやりやすくなったと思います。

介入を望んでいるわけではありませんが、サンプルで取れた分析方法を試してみたいという気持ちは、トレーダーとしては持ってしまいます。

日足は高値を上抜けしたばかりなので、調整度合いを調べるフェーズにありません。

4時間足を見ていきます。

ドル円 4時間足

下図はドル円4時間足です。

ピンクの水平線の高値を上抜けし、安値が黒い矢印の先の陽線の上昇の起点に移動しています。

4時間足では青い水平線の高値を上抜けし、青い矢印の陽線に高値が移動していましたが、

この高値を上抜けし、現在の4時間足の高値は黒い矢印の先の陽線に移動しています。

青い矢印の高値とその時に作っていた安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。

38.2%に届かない浅い調整のため、安値はフィボナッチを当てている安値から変わっていません。

4時間の波形としては・・・下図のようになります。

このピンク線が一つの波形として上昇しています。

4時間足も高値を上抜けしたばかりのため、調整度合いを測るフェーズにありません。

1時間足に落とします。

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間足です。

上図に当てているフィボナッチは”かつて”の考えの高値・安値にフィボナッチを当てています。

調整度合いとしては76.4%を超える大きな調整を作っています。

でも、これは使えません。

そしてこれが、現在の高値・安値です。

まだ公開できませんが、あるレートを上抜けしたことで、1時間足はトレンド転換し、トレンドが上を向いています。

そして、ある波動の始点から波動が発生し、下図の波動ラインが引けています。

ここまでたどり着くのには145円をどうしても抜けてもらう必要があったため、10月3日に145円台に突入し確信に近づき、仮に引いていた波動ラインに綺麗に反応してきたため、ここでの動きを計算及び観察し、この下抜けからお試しショートをしていました。

そして、この下降時で作った波動ラインから、波動の切れ目を分析し、上昇での波動ラインでの反発を確認するために観察していました。

『完璧』に思い通りに動き、綺麗な上昇波動の中にいることが分かりました。

そして、現在は上昇波動ラインの「売り場」にいるため、この上昇波動ラインを上抜けするタイミングが絶好の買い場になります。

さらに、上図の分析も終わっています。

1時間足では、ちりつも波動上昇5波⇒ABC波⇒1波が発生しています。

次の2波を待ち、3波の初動から入れるか分析していきます。

ここまで来るのに大変でした・・・

家庭でも色々あったので精神的に不眠状態になってしまったため、気を落ち着かせるために、計算を何度も繰り返し、トレンド転換数値、現在のトレンドの方向、波動ラインの確認と、戦略として全ての条件に当てはまる確認が取れました。

これは、かなり大きな進歩です。

指標や要人発言人により、あるpips数を超える大きな上昇・下降をつくった、指標後におけるトレードへのアプローチの入り口が解放された可能性があります。

最低でも30例は検証を重ねる必要がありますので、まだ分析方法の公開は出来ませんが、戦略部屋ではエントリー箇所などを戦略としてお出ししていきます。

また、分析が固まり次第、戦略部屋では公開していきます。

戦略部屋のメンバーの方はご期待ください。

では、15分足に落として分析していきます。

ドル円15分

下図はドル円15分足です。

ピンク丸の安値で下抜け(青丸)し15分がトレンド転換。

その後、青線の下降波動ラインの切れ目である黒い水平線を上抜けし、15分1波が発生しています。

その後調整2波⇒上昇3波まで確認できています。

波形としては、下図の通りです。

上昇3波が1.618倍伸びていますので、15分・1時間足の方向感としては、上昇方向に良いトレンドが発生しています。

これだけ、条件が良いため、上昇5波を取りに行ける場面です。

38.2%以上の調整を待ち、下位足5分のトレンド転換の初動から入れるか?初動の入り口がない場合は、上昇5波確定の上抜けから取りに行けるか?分析していきます。

ただ、介入の恐れがあるため、慎重なトレードと損切注文を必ず入れるようにしてください。

ちなみにですが、

今回の米雇用統計で動いた約50pipsの幅に対し、今回私が研究してきた内容を5分足に当てはめてみました。

このような分析ができました。

ピンクの水平線を下から順番に抜けていき、一番上の水平線を上抜けすることで、トレンドの方向性を確かめています。

一番上の水平線を上抜けすることで、上昇が強くなっているのが分かります。

50pips程度の動きであっても、取れる可能性があることが分かりました。

すでに昨日から過去検証を進めており、もしかしたら指標や要人発言による動きの後だけトレードをすれば良くなるのでは?

と思えるような結果が出てきています。

過去検証期間は、15分~日足、4通貨ペアを最低でも10年間分は回しますので1年間程度はかかりそうです。

また、新たな宿題が出来てワクワクしています。

FXは本当に面白いです。

本日の環境認識は以上となります。

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すいません。

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