6月2日(木)の環境認識をさせていただきます。
よろしくお願いします。
4時間の上昇トレンドが続いているドル円。
チャートを見るとかなり伸びきっている状態。
この、状況からどのようなトレードが有利か?
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2022年6月2日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円4時間足です。
赤い水平線が4時間安値、青い水平線が4時間高値になります。
下図は昨日の4時間足です。
昨日と本日の4時間足のチャート図を見比べると、更に伸びてきていることが分かります。
下図は現在の4時間足です。
抵抗になりそうな高値を簡単に抜いてい来ていることが分かります。
つまり、かなり強力な上昇を見せています。
この伸びきった状態が1時間足ではどのようになっているか見ていきましょう。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
1時間足の調整度合いをフィボナッチを使って見ていきます。
現在、38.2%を超える調整がされています。
4時間足が上昇し始めてから、1時間足でようやく調整らしい調整が確認できています。
1時間に順張りのトレーダーである私としては、買いやすい環境になってきています。
これは私の単なる希望でしかありませんが、更なる調整として50%~61.8%程度の調整が入ってくれると、深いところからトレードが開始出来るため、更にトレードしやすい環境となります。
では、15分足に落として買い場を探っていきます
ドル円 15分足
下図はドル円15分足です。
赤い水平線が15分足の安値、青い水平線が15分足の高値です。
15分足と1時間足の安値は、大きな上昇の起点から38.2%以上の調整が入ったことで同じ場所になっています。
となると調整度合いは1時間足同様38.2%の調整となっています。
このチャート図を見て、買い場がどこか分かりますか?
調整が38.2%と浅い状況の中、更に下降してくる可能性も十分に残されています。
では?ショートで取りに行くのか?
ショートも38.2%の調整終了から一気の上昇だってあり得る。
つまり、買うのも売るのも難しい場所であることが分かります。
デイトレやスイングと言った握るトレードは難しい環境であると分析できます。
となると、5分によるスキャルピングで戦いたいところです。
5分足に落として分析をしていきます。
私が使っているFX会社は何ですか?
という質問をTwitterのDMにかなりの数いただきます。
私のメインはスキャルピングになるので、FX会社は厳選し選んでいます。
なぜ厳選する必要があるのか?
それは、FX会社によっては、スキャルピングが出来ない、もしくはスキャルピングに向いていない口座があるからです。
スキャルピングは一瞬も切り取るトレードスタイルです。
そこで大切になるのが約定スピードです。
約定スピードとは、注文入れた瞬間に決済されるスピードの事です。
このスピードが遅いFX会社でトレードをしてしまうと、0.1~0.4pips程度の遅れが生じます。
仮に100ロットでエントリーした場合、0.4pipsのずれが出てしまうと、400円損してしまう可能性があります。
1日に5回エントリーをした場合、2000円の損を可能性があるわけです。
これを20日間続けた場合、40,000円もの差額が生じるのです。
私の場合、スキャルピングでフルロットのトレードをした場合1600ロット入れます。
となると、1回のトレードで24,000円もの差が生じていしまいます。
これを1日に5回トレードしたと仮定した場合10万円もの差が生じるわけです。
1年にしたらとてつもない額です。
これは、あくまでも最悪のケースですが、これは放っておけない内容だったので、スキャルピングを行うFX会社は選ぶようにしています。
現在の状況を塾生に調べてもらい下の表にしてみました。
FX業者名 | スキャルピングNG | スキャルピングを公認していない | 約定力レベル | USD/JPY(ドル/円)のスプレッド |
OANDA Japan | 〇 | A | 0.3 | |
LIGHT FX | 〇 | B | 0.2 | |
マネーパートナーズ | 〇 | A | 0.3 | |
みんなのFX | 〇 | B | 0.2 | |
マネックス証券 | 〇 | B | 0.2 | |
FXTF | 〇 | A | 0.1 | |
SBI FXトレード | 〇 | A | 0.1 | |
DMM FX | 〇 | B | 0.2 |
これだけのFX業者がスキャルピングに対応していません。
スキャルピングをする上で不利になる口座は避けなければいけません。
約定力とは?
注文レートと約定レートがお同じ、もしくは非常に近い
約定スピードが速い
FX会社のサーバーの安定感
この条件を満たしている会社としては下記の4社が上げられます。
FX業者名 | 約定力レベル | USD/JPY(ドル/円)のスプレッド |
JFX株式会社 | A | 0.2 |
ヒロセ通商【LION FX】 | A | 0.2 |
LINE FX | A | 0.2 |
FXプライム byGMO | A | 0.4 |
この表とご自身のFX会社を比較してみてください。
約定力レベルが低く、スキャルピングに適さないFX口座を使われている場合は、口座を変えることをおすすめします。
私も、元塾生からLINE FXがかなり使えるということを教えてもらい、現在はLINE FXとJFX株式会社を使って取引しています。
同じトレードをするのであれば、考えてみてはいかがでしょうか?
ドル円 5分足
下図はドル円5分足です。
赤い水平線が5分足の安値、青い水平線が5分足の高値となっています。
現在、赤い斜め線であるトレンドラインがこのように引かれています。
下降を作った起点である5分高値を上抜けすると、この赤いトレンドラインの賞味期限が切れます。
この賞味期限やトレンドラインの引き方は、YouTube動画の
をご覧ください。
現在、トレンドラインから剝がれてきています。
つまり、売り圧力が増してきていることが見て取れます。
しかし、横横の動きにもなってきているので、赤いトレンドラインに向かって横方向のレンジの動きにも見ます。
私は1時間足に順張りのトレーダーなので、現在の1時間トレンドが上を向いている環境ではショート戦略は考えません。
なので、青い水平線の高値上抜け、赤い下降トレンドラインの賞味期限が切れる、青い水平線を5分足実体で上抜けするようなら、ロウソク足の形や、損切位置の確認などをしてロング戦略を考えます。
私はやりませんが、ショート戦略を考えるのであれば、トレンドラインでの反応は確認したいところです。
ブログを作っている間に少しチャートが成長していますね。
トレンドラインに当たらずに下降ダウが出るタイミング。
もしくはトレンドラインから下降し、青いダブルトップのネックラインを5分で実体抜け、更に赤い5分安値を実体抜けし下降トレンドの継続が確認できる位置など、根拠を重ねていって、自分が有利な場所でエントリーを考えます。
逆張りでのスキャルピングトレードを考える場合は、かならず損切に位置が深い場合はエントリーはやめる、利確は早めに行う、予想されるフィボナッチの50%など目標を立て場合は、エントリーからの値幅の1/2~2/3程度で利確するといった方法が良いと思います。
これだけ、上昇してきたトレンドなので、いつ買いが強くなるか分かりません。
逆張りの場合は、しっかりと損切を入れ、大きな負けを回避できるだけの準備ができるようになってからが良いと思います。
このような、環境認識は過去検証を行うことで精度が増していきます。
私はこのような分析力を身に着けるために、何度も何度も異なる時間軸、異なる通貨ペアを使い過去検証を行ってきました。
過去検証はトレーダーにとって必要不可欠な勉強です。
ご自身のトレードが正しいのか?正しくないか?の判断は、勝てるトレーダーになるには絶対に確かめなくてはなりません。
淡々とトレードできる手法が身に付けば、あとは、その形が出たらトレードを繰り返すだけになります。
このような分析力を高めるために私はForex Testerという検証ソフトは今でも繰り返し使っています。
私、ちりつもや私のFXの塾の塾生も全員使っている検証ソフトになります。
- 短期間でスキルアップが可能(早送り/巻き戻し機能)
- 無料のタイプで最初は十分(もう少し長い期間や多くの通貨ペアを検証する場合だけ購入すればよい)
- ”気づき”が起こった時にいつでも過去を振りかえり詳しい検証が行える
Forex Testerを使っていない方は無料の範囲で十分使えますので、土日や空いている時間はFTを回しまくってください。
なお、以前ブログに書いておりましたドル円天気予報は、午前中にYouTube動画にて配信いたしております。
今朝に配信した動画は下記リンク先よりご覧ください。
また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は
ちりつも流FXとは?をご覧ください。
下記リンクよりご覧いただけます。
- 目線の固定⇒目線の固定ページへ
- ちりつも流ダウ理論⇒ちりつも流ダウ理論紹介ページへ
- 時間軸⇒時間軸ページへ
- 水平線⇒水平線ページへ
- 平行チャネル⇒平行チャネルページへ
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