Simple is Best (シンプルイズベスト)!:億トレになるまでにしたこと
インディケーターやオシレーターを表示すると、今の状態がどうなっているのか見えなくなる時があります。
日本の解説書と海外の解説書を読み比べると面白いのが、日本の解説書にはページ数を稼ぐためなのかわかりませんがインディケーターやオシレーターのことばかり書かれています。
しかし、海外の本を読むとメンタルのことが多く書かれています。
インディケーターやオシレータについては、日本と比較すると、それ専用に書かれた本が多いと感じました。
私がもし仮に本を書くとするならば、私もメンタルのことを書くと思います。
本来、FXトレードにおいて、メンタルとインディケーターやオシレータは別の分類に位置していなければなりません。
逆張りが大好きな日本人
日本人は逆張りが好きという言葉をよく耳にします。
私はそれを聞いて
「そりゃそうでしょう」
と答えたことがあります。
だって、ほとんどのインディケーターやオシレータは上位足になればなるほど逆張りのサインだからです。
インディケーターやオシレータがこれだけ多くの本に紹介されていれば、そりゃ逆張りが好きになるはずです。
日本人の逆張り好きは国民性と言われることが多いですが、インディケーターやオシレータをはじめ、メンタル、ロウソク足などをひとまとめにした本やサイト情報が多いことが、逆張りが多くなる原因の一つではないか?と思います。
海外は順張りが主流
日本と比較すると、海外は順張りトレーダーが多いそうです。
海外のFXや為替トレードを紹介した本は、メンタルコントロールが書かれている本と、インディケーターやオシレータが書かれている本が分かれていることが多いです。
では、なぜ海外ではメンタルについて紹介されているのでしょうか?
相場の格言に「落ちてくるナイフはつかむな」という言葉あります。
これは暴落相場の時に、そろそろ上がるだろう?という”だろう買い”をの危険性を表した言葉ですが、FXは買いも、空売りもできるので、この格言はFXでは「逆張り」を表しています。
とてつもなく的を得た格言だと思います。
海外のトレーダーは、この言葉を大切にされているトレーダーが多いそうです。
私は塾生に
「落ちてきたナイフの柄をつかむことは難しいが、落ちて転がったナイフの柄ならだれでも持てる」
と教えています。
急落・急騰してきても、丁寧に現状を見極めることで、危険な場面を回避したり、危険だった場面ではないと判断され回りが安心してきた状況を把握することで、安全なトレードができるのです。
ポンド円などボラティリティがある通貨ペアで「落ちてくるナイフ」を掴んでしまったら大きな含み損になりかねません。
そうならない唯一の方法は、「だろう買い・売り」をしないことです。
トレードルールを順張りと決めていれば「落ちてくるナイフ」を掴んでしまうことはないのです。
FXトレードにおいてのメンタルとは?
FXや為替などにおいて『握力』という言葉を目にします。
トレードにおいての握力とは我慢です。
握力を鍛えるために一番必要なのは経験です。
「経験に勝るものはない」といいますが、その通りだと思います。
経験を積むことで
「大丈夫」
という思いが養われていきます。
しかし、ここでいう経験とは「勝てた」という成功体験のことです。
やみくもにトレードしていても、FXは上か下かの世界ですから勝てるときは勝てます。
では、この根拠がないまま「勝てた」を繰り返していった後に得られた「握力」とは使える「握力」なのでしょうか?
例えば、10回エントリーして3回勝てたが、7回負けたとします。
これを経験したトレーダーの「握力」は育つでしょうか?
このような経験をしたトレーダーは「握力」が弱くなるか、「負け」に対してのメンタルが強くなってしまうのです。
私が塾生に教える最初の「経験」は「勝ち」です。
入塾したての塾生には約半年間もしくは入金した金額が倍になるまではスキャルピングしかやらせません。
しかも、利確は5pips固定です。
私が分析し、根拠があるところで入ってもらい、「勝ち」をたくさん経験してもらいます。
こうやって、たくさんの成功体験と根拠の大切さを同時に体に叩き込みます。
次第に塾生の心の中に
「根拠があるところでエントリーするって大事だなぁ~」
という思いが強くなってきます。
そして、
「たかが5pipsでもFXで儲けることができるんだ」
という経験をしてもらうのです。
まさにこのブログのタイトル通り
ちりも積もれば億になる
です。
私が考えるメンタルとはまさにこれです。
2022年3月にTwitterで先出しtweetしたトレード成績は37勝1敗でした。
塾生以外の多くの方からもリプまたはDMでお礼をいただきました。
たかが5pipsの利確でも37勝すると月間で150pipsは超えます。
1敗の損切が9pipsでしたので、この月の収支はプラス176pipsでした。
FXにおけるメンタルとは、根拠のあるところで買つことによって養われるのです。
もう一度言います。
ちりも積もれば億になる
この言葉には、FXトレードにおけるメンタルの極意のようなものが込められているのです。
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