12月10日(土)のドル円の環境認識ブログになります。
週足が閉じましたので、週足から1時間足まで分析していきます。
今週1週間は、
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、TwitterへのDMやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2022年12月10日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円週足です。
週足の高値・安値にフィボナッチを当て、調整度合いを測っています。
76.4%と深い調整となっており、調整としては十分です。
フィボナッチで最も反発しやすい61.8%でも反発の動きが見えているように、このフィボナッチを見ているトレーダーは少なくないと考えます。
ここから、押し目買いか?それとも安値を抜きトレンド転換か?
注目される位置での攻防となっています。
76.4%をタッチしてから、今週は陽線で変えさえれており、この陽線のイメージを残したまま、来週の相場を作ることが出来るか?
それとも、陽線とは言え、下ヒゲよりも上ヒゲが長い陽線のため、最終的には売り圧に戻された形となっています。
この売り圧によって作られた上ヒゲが影響し、再度下降を強めてくるか?
週足などの上位足の場合、ロウソク足1本からもストーリーが見えてきます。
それでは、この上ヒゲがどのように作らたのか?
下位足である日足を見ていきます。
ドル円 日足
下図はドル円日足です。
日足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。
調整度合いとしては50%と十分です。
日足では青い水平線を下抜けし、トレンド転換方向↓を向いています。
その後、ピンクの波形で、ちりつも波動4波形成中の動きとなっています。
安値を抜くと、5波確定となり、下方向にトレンドが出てきている動きが確認出来、ショート勢が増えてくるか?
といった環境です。
それでは、ちりつも波動3波がどの程度伸びたかを測っていきます。
ちりつも波動では3波の伸びを確認することで、トレンドが波形が出ている方向に伸びているのか?上位足からの抵抗などによりつぶされているか?(伸びていない)などを確認しています。
ちりつも波動の3波は1.618倍~2.618倍程度の伸びを確認することで、波形が出ている方向のトレンドの勢いを見ています。
フィボナッチを当て、1波の何倍伸びたかを測っています。
3波が1.618倍伸びており、下方向にトレンドが出ていることが確認できます。
そして、注目すべき点は下図です。
黒い水平線は週足の安値です。
週足の安値がこれだけ近いにも関わらず、1.618倍の伸びを見せています。
上位足の抵抗というのは、軽いものではなく、特にちりつも波動の伸びに影響を与えることが多く、上位足の高値や安値が近づくにつれ、伸びを欠く子ことが多いのですが、ドル円の日足では、しっかりと1.618倍の伸びを見せています。
これは、週足の抵抗よりも、日足の下降の勢いが強いことが分かる動きです。
ちりつも波動では、3波が1.618倍伸びた場合は、5波が1波の等倍から1.618倍程度伸びることがあります。
1波に当てていたフィボナッチを、現在の調整の位置を5波の始点として1波のフィボナッチを移設しています。
黒い水平線を若干下抜けする程度のエネルギーが5波にある可能性が確認できます。
この動きは日足で分析できる動きです。
それでは、4時間足に落とし、この下降を作る可能性がどの程度あるか探っていきましょう!
ドル円 4時間です。
下図はドル円4時間足です。
4時間足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。
61..8%と、最も反発しやすい調整度合いから下降してきています。
オレンジの太い水平線は、かつてからずっと、YouTube動画やブログで固いラインだと伝えてきたラインです。
動画で解説してきたように、やはり触れてきました。
下降時に若干の反応はありましたが、それほどでした。
こういった場合は、ちりつも抵抗波動ラインには、調整の動きなどを使って再度触れてきます。
これは、触れに行くという意思を持った動きではなく、固いラインい吸い寄せられるような動きを作ります。
このラインは、私独自の分析方法を使って導き出す「抵抗波動ライン」または「抵抗波動帯」というものです。
このラインの上下30pipsの幅に、帯状の抵抗帯があると私は考えています。
この抵抗波動帯の導き出し方は、ちりつも戦略部屋の「波動チャネル部屋」というところで公開しています。
ちりつも戦略部屋は無料の空間になっていますので、抵抗波動帯を引きたい方は是非戦略部屋にお越しください。
このブログの最後の方に、戦略部屋への入室方法のご案内がございますので、是非ご覧ください。
上図では、この抵抗波動帯を上手にレジスタンスラインとして使い下降を作っています。
ちりつも戦略部屋では、下記ラインが調整終了の初動として分析してきました。
このピンクの水平線の安値を下抜けすることを戦略部屋では観察してきました。
この水平線には3度アタックし、ヒゲで全て返されています。
明らかな抵抗を見せています。
理由は後程1時間足での解説で詳しく解説します。
この抵抗により、現在若干の反発上昇の形を作っています。
この上昇によりピンクの水平線下抜けからのプランが崩される可能性がありますので、下位足1時間に落とし見ていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
1時間足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。
調整度合いは61.8%と十分です。
1時間足の高値・安値と4時間足の高値・安値は一緒に位置になっています。
1時間足のフィボナッチの幅分に下降してきた動きを見て分かりますが、一気に下降しているため調整を掛けられずに下降してきました。
それだけ売りが強かったことが分かります。
日足で1.618倍伸びた地点から、調整の動きが始まり、1時間足・4時間足では61.8%の調整がかかり、ここから日足の5波が作れるか?
といった環境です。
オレンジのラインは4時間足でも紹介した”固い”と分析しているラインです。
恐ろしい位、反応していることが分かります。
このような抵抗ラインが分かると、事前に抵抗される可能性がある地点が分かるため、エントリーを控えたり、利確の目標にすることが出来ます。
このラインは、かれこれ数週間前から引き、0.1pipsもずらしていません。
正真正銘の分析から導き出せれるラインです。
是非、戦略部屋に入り引けるようになって下さい。
現在、戦略部屋では1時間足と4時間足の調整終了のタイミングを待っています。
現在、1時間足では、1時間足の高値・安値の間の調整の上昇を作ってきました。
調整の動きは下図の波形で動いています。
トレンドを下方向に変えた水平線を青、上方向に変えた水平線を黒で表しています。
まず、黒い水平線を上抜けし、短期トレンドが上を向いています。
※短期トレンドとは?
調整の動きの中で確認出来る動きで、その時間軸のトレンドを変えることはないが、下位足のトレンドを表す動きです。
その後、青い水平線を下抜けし、短期トレンドが再び下を向き、その後再度黒い水平線を上抜けし、再びトレンドが上に。
ここから、幅の長い青い水平線へ向けた動きが作られ下抜けし、短期トレンドが下を向いています。
黒い水平線の高値を”ロウソク足実体”で抜けてしまうと、再びトレンドが上を向きます。
戦略部屋では、根拠プラスである下降ダウ&下降三波の動きを確認するまでショートを待ってもらっていました。
この場面です。
青い水平線を下抜けし、短期足がトレンド転換方向下を向きました。
その後、このトレンド転換ので作った黒い水平線の安値を抜く、下降ダウ&下降三波からはいるプランで観察してきました。
しかし、黒い水平線を”ロウソク足実体”で抜くことが出来ず、エントリーをする動きとはなりませんでした。
上図は4時間足です。
1時間図の青い水平線と4時間図のピンクの水平線は同じ安値に引いた水平線です。
1時間では抜けていますが、4時間では抜けていません。
つまり、4時間足に根拠が作られた可能性が高い安値となりました。
何故、4時間足の根拠とされたのか?
先ほども、解説しまいたが、現在、1時間足と4時間足の高値・安値が一緒であると解説しました。
つまり、1時間足よりも強い根拠を持つ、4時間足に根拠があるチャート・・・・
4時間足がハンドルを握ってチャートを動かしている可能性が高くなっています。
となると、短期の4時間足の高値・安値が根拠と使われる可能性が高く、分析は1時間ではなく4時間から行う必要があります。
再び4時間足です。
4時間足の短期の動きをピンクの波形で表しています。
一度調整を終え、高値を上抜けしています。
この動きで、最後の高値・安値が作られ、4時間足では青いボックスの中を動く、ボックストレードに移行していることが分かります。
この間を横々の動きで、トレンドが出ない状況が続いています。
つまり、青いボックスを抜け出せないと、トレンドが出ない状況であることが確認できます。
ボックスの中は、治外法権となり上昇ダウを作ろうが下降ダウを作ろうがトレドが出ず、1週間以上この中をさまよう事もあります。
このようなボックスが作られたときは、このボックス内でのトレードは控えるべきであると教えてきました。
理由は、先ほど説明したように、ボックス内は治外法権で、誰の取り締まりもなく、方向感がないレンジの動いになりやすいという傾向があります。
上昇ダウだから買って下方向にドカン!
下降ダウだから売って上方向にドカン!
このような方向感がない場面では、トレードせずに観察することが大切です。
私は1時間に順張りのトレーダーなので、ショート方向でしかトレードを考えていません。
4時間の青いボックスを4時間足実体下抜けからトレードを組み立てたいと思います。
少し、小さい動きなので、どこまで影響があるか分かりませんが、米PPI(生産者物価指数)の指標により、小さな指標フィボナッチの形が出ています。
指標フィボナッチ発動!
ドル円15分足です。
指標で作られた動きにフィボナッチを当てています。
このフィボナッチの幅が100pips弱と、指標フィボナッチを引くには少し小さいため、この後のトレンドを作るまでの動きとなるかは分かりませんが、PPIの指標発表前ということで、小動きが続いてきましたので、念のため指標フィボナッチを引き分析していきます。
指標フィボナッチの1年8カ月程度の分析が終わり、1月前くらいから公開し始めた分析方法が指標フィボナッチです。
1か月ほど前から分析として使い、全ての指標に対して無敗の状態が続いています。
中には、100pipsを超えるトレードにつなげることも出来、戦略部屋では指標を怖がるトレーダーはいないと思います。
指標フィボナッチについての解説は長くなりますので、戦略部屋で解説していますので、知りたい方は是非戦略部屋または過去動画をご覧ください。
15分足では、50%ラインで若干の反応を見せましたが、一気に上昇し、指標フィボナッチを実体上抜けしたことで15分の指標フィボナッチは消滅しています。
続いて1時間足から指標フィボナッチを分析します。
ピンク丸の部分は15分では抜けていた箇所です。
15分では実体抜けしていますが、1時間足では長い上ヒゲとして抵抗の動きを見せています。
この動きを確認できたことで、15分に根拠がない指標フィボナッチであることが確認できました。
そして、その後青丸でも抜けていません。
1時間足で明らかな抵抗が見られます。
チャート全体では4時間足がハンドルを握っていますが、指標フィボナッチでは1時間足がハンドルを握っていることが分かります。
そして、大切なのが上ヒゲの処理です。
上図のピンク丸部分のヒゲは抵抗の証です。
つまり、上昇を作るうえで作られた抵抗の証です。
この抵抗の証が残る状態でロングは危険です。
また、指標フィボナッチでも高値・安値でも、意識された箇所を抜けた後に大切なのが、その高値・安値を再び抜く動きの確認です。
「抜けた」という動きだけではなく、「再び抜いた」という「そちらの方向に向かうよ~!」
という合図を確認することで、トレーダーが増えてきます。
1時間では指標フィボナッチの消滅は確認できていません。
15分で作った上抜けにより作られた1時間の長い上ヒゲ。
これを、15分&1時間で抜くことで、この指標フィボナッチからの上抜けが”本物”であることが確認できます。
15分足です。
この動きが確認出来ることで、
「やっぱり↑に行くのかな?」
という思いが強くなります。
ただ、注意したいのが1時間足です。
再びヒゲとなると、抵抗されるラインとして扱われ、下を見に来る動きを作ることがあります。
上昇を確認するためには1時間足でもヒゲを埋める動きの確認が必要です。
そして、大切なのはここで方向性が出ても、あくまでも指標により作られた動きに対する方向性です。
つまり分析は指標フィボナッチの動きからの分析にすぎません。
4時間の青いボックスの中にいることだけは忘れずにトレードしてください。
今週の分析は以上となります。
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トレンド天気予報について
トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。
すいません。
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