9月25日(日)のドル円の環境認識ブログになります。
いや~ブログにかけられる時間が作れません(^_^;)
毎日というタイトルバーなのに毎週の的な感じになっていますね。
ブログの更新を楽しみにされている方がたくさんおられるので心苦しい心境です。
9月で塾生が3名卒業できそうなので、少し時間ができるかな・・・
とにもかくにも、すいませんでした。
では、週足が閉じましたので、週足から分析していきます。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2022年9月25日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円週足です。
週足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測ってみます。
日本の財務省の介入により大きな下降を作りましたが、最低限欲しい38.2%の調整度合いには届いていません。
146円一歩手前まで上昇してから、一気の下降でしたが、調整度合いを若干深めた程度だったことが分かります。
上図は週足です。
高値の実体に青線、ピンクの実体にピンク線を引いています。
底付近では、若干高値・安値が切り下がっていますが、後は実体だけで線を引いてみると、高値更新、安値切り上げ続いていることが分かります。
現在3本の長い上ヒゲで止められていますが、実体だけを見ると上昇していることが分かります。
特に安値切り上げは、高値と違い、はっきり見て取れます。
買い圧が強いことがロウソク足から観測できます。
上ヒゲを見ると売り圧が強いように思われますが、実は実体では切りあがってきていることが分かります。
このように、ヒゲで売り圧を感じた場合は、実体ベースでの動きを観察することで、本来の圧力が見て取れます。
ピンク線で買い圧が確認され、青線でも高値を更新していますので売り圧よりも買い圧の方が強いという事が分かるという事です。
週足レベルでは、実体ベースで安値更新されるか注目です。
ドル円 日足
下図はドル円日足となります。
日足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測ってみます。
日足でも38.2%弱と調整度合いとしては浅い状況です。
調整度合いの考え方ですが、今回を例にとって解説します。
今回は38.2%に届かず上昇しています。
つまり、38.2%の調整をかけたくないための抵抗と考えてよい動きです。
逆に38.2%にヒゲでタッチした場合は38.2%にタッチし調整を終わらせたから上昇したと考えます。
フィボナッチ%で重要なのは38.2%です。
38.2%に届かない上昇・下降の場合は、調整がかけられないほど、買いor売りが強いという判断がされ、
更にチャートが伸びることがあります。
38.2%に届き、高値・安値を抜けると、調整終了となり、エリオット波動・・・※ちりつも波動的には一つの波形であると考え2波もしくは4波の調整の波が終了したのちの高値・安値を抜けととらえ、次の波形である3波・5波の動きとして分析します。
これは過去検証をしていただくと分かりますが、調整が38.2%に届かず高値・安値を上抜けした場合、その後に大きな上昇・下降が作られ、しっかりと調整をかけてきます。
ドル円の日足で良いチャート例がありますので紹介します。
左下の高値を上抜けし上昇しています。
この時の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測ってみます。
38.2%に届かない調整度合いです。
では次に、このフィボナッチを当て高値を上抜けして作った高値にフィボナッチを当て変えてみます。
50%付近まで調整を深めてきています。
ここで問題になっているのは、38.2%弱の調整だったから、次の動きでは50%程度の調整など深い調整になる事があるので注意しましょう。
という事ももちろん大切ですが、下図を見てください。
上図は日足です。
よくやられるパターンのチャート図です。
一番最初に当てたフィボナッチでは38.2%の調整度合いまで達していませんでした。
もし、この位置を安値と分析していたら、この50%弱の調整をかけた動きで日足がトレンド転換していることになります。
そうなると、日足レベルのトレンド転換となり目線はショートで考えるべき場面となります。
しかし私は、何も動じることなく日足がトレンド転換したという判断ではなく、調整が浅かったため調整を深めてきたと判断し、その後4時間足が上を向いたタイミングでロングし大きな利益を上げています。
ここで日足がトレンド転換し下を向いたと分析してしまった場合、下位足5分・15分が下を向いたからショート!といったショートエントリーを栗化してしまう事にもつながります。
また、同じように調整度合いを調べて、反発しやすい61.8%からショートを打ってしまったり、日足の高値を上抜けするまで、ショート目線から逃れることが出来なくなってしまいます。
フィボナッチ%を測る大きな理由の一つに、この38.2%の調整を終えているか否か?というのが重要だと私は考えています。
38.2%以上の調整であれば、調整の波形が作られたと判断し3波もしくは5波のは入り口を探す分析を行い。
38.2%以下の調整であれば、調整の波形としては浅いと考え、これを高値・安値と捉えず、深い調整が後に起こる事を想定したトレードを組み立てます。
この違いは大きく、勘違いをしてしまうと、この場面で言えば日足の高値を抜けるまで9日間かかっていますので、下手すると9日間損切にあう可能性があります。
1週間は5日稼働なので、約2週間です。
この調整度合いを見誤っただけで、2週間負け続ける可能性があるのは怖い事です。
私は、9年前にこのことに気づき、多くの通貨ペアと15分~日足までの過去検証を細かく行ったことがあります。
その期間は、約1年程度かかています。
私は、誰かが書いたことを鵜呑みに出来ないひねくれた正確なため、本に書かれているあらゆることを過去検証の題材として検証してきました。
この検証のおかげで勝てるトレーダーになったことは嬉しいのですが、フィボナッチの調整度合いから、エリオット波動の波形が作られている可能性があることを考え、分析したことで、独自のエリオット波動が作られてしまいました。
この独自のエリオット波動は、現代のというかFXチャートで落とし込んで分析を繰り返したエリオット波動となりますため、勝つための分析としては大変優れています。
この、独自のエリオット波動は、私が運営してきた”塾”でのみ使用してきた閉鎖された空間でのみ使われてきました。
しかし、YouTube動画で普通に解説していたところ、研究されている方や、1920年代後半の株式市場でラルフ・ネルソン・エリオットが生み出したとされるエリオット波動が、株とは全く違うチャートを作るFXに使えると思い込んでいる方々から、エリオット波動とは違うのでは?という質問をたくさんいただきました。
正直「勝てるんだからいいんじゃね?」という思いがありましたが、売られた喧嘩は買う性格なので、ある方とは秘密保持契約書を交わし、私が過去に行った分析結果や現在作られているチャートから分析し、次の動きの予想される位置などの解説を行い、ご納得していただきました。
私はラルフ・ネルソン・エリオットを否定しているわけではありません。
私もラルフ・ネルソン・エリオットが書いた2冊の本は読んでいて、とても感動しました。
特に、宇宙の銀河系の渦がフィボナッチ数列になっていることから、万物の動きの多くにフィボナッチ数列が存在し、その動きがそれがフラクタル構造となっていてという内容には体が震えるくらい感動しました。
なので、何度もエリオットの提唱する論をFXに当て込んでみましたが、その通りになる動きを探すといった作業が多いように感じ、いまのチャート、もしくはFXのチャートには使えないのではないか?という思いがありました。
その理由の一つに下位足です。
この頃の分析チャートは、日足や週足などの長期足チャートが主でした。
5分、15分足などは皆無で、1時間足のチャートなども、証券会社ごとに異なることも多かったと、他の海外の本に書かれていました。
でも、2022年の現在では1分足までリアルタイムでチャートが作られています。
考え方の根本的な事は間違いではなく、現在のチャートに落とし込むことが必要でした。
そして、一番落とし込みに重要だと考えたことがフラクタル構造です。
小さな三角形が大きな三角形を作るというものです。
大きな三角形を月足と仮定すると、月足⇒週足⇒日足と上位足から順に三角形が細かくなり、月足には1分足まで時間軸を下げると無数のロウソク足が存在するということになります。
そして、私が注目したのは、足ではなくエリオット波動でした。
私は、このエリオット波動と出会ったことで、波動ライン1st、波動ライン2nd、波動チャネル、抵抗波動ラインと波動に関わる独自の分析補法を産み出してきました。
フラクタル構造として動きが作られるのなら、エリオット波動でさえもフラクタル構造になっているのではないか?という考えの元、上位足のエリオット波動の中に下位足のエリオット波動が含まれているかを徹底的に調べました。
そして、上位足の伸びる波形に巻き込まれることで、下位足のエリオット波動の条件が異なることがわかり、その後エリオット波動には、下位足で一時的なトレンドの向きを知らせる機能もあることが分かりました。
まあ、ここまで分解してしまっているので、すでにエリオット波動ではないのは分かっていましたが、エリオット波動から考えだした分析方法だったため、そのまま使っていました。
エリオット波動により、チャートが作られており、1.618という黄金比にまつわる数字に動かされていることが分かり、FXに計算が使えるのではないか?と4年ほど研究を繰り返し、今のFXに計算を用いる方法も見つけることが出来ました。
この内容を、研究されている方にお見せしたところ、とても感動してもらいましたが、
「ここまでFXの動きに反応することもそうですが、もはやエリオット波動ではないね。」
と笑われてしまいました。
その後、有名な出版社から私のTwitterのDMに、
「動画を見て感動しました。ちりつもさんの提唱するエリオット波動の本を書いてくれないか?」
というお誘いを受けたので、おそらくこの方が知り合いの出版社に知らせたのだろうと思います。
私は、恐ろしいくらいの負けず嫌いです。
そのため、負けるたびに負けない方法を模索してきました。
その結果が、現在の波動シリーズにつながります。
エリオット波動もその一つです。
エリオット波動という名前を使い続けたいですが、使えば使うほどクレームのようなものが来るので、ここで宣言しておきます。
エリオット波動改め「ちりつも波動」というネーミングで、今後動画などで分析していきます。
なぜ、ここで宣言したかというと、クレームが来た時に、
「2022年9月25日のブログを見て下さ~い」
と簡単に済ませたいからです。
今後考えられるのが
「ちりつも波動とはエリオット波動の事ですか?」
という逆パターンも来ると思いますので、先手を打っておこうと思います。
日足が長くなってしまいました(^_^;)
もう少し日足です。
木曜日に作られた、上ヒゲと下ヒゲが恐ろしく長い陰線の間が意識され始める可能性があります。
ヒゲとはマイナスのエネルギーになるため、ロング勢からしたら下ヒゲを埋められることを嫌い、
ショート勢からすると、上ヒゲを埋められることを嫌います。
マイナスのエネルギーで上昇・下降を止めた動きとなりますので、ヒゲを埋めるという事は、そのマイナスのエネルギーへの否定となります。
この、どちらかのヒゲを埋めた方向にトレンドが発生しやすくなります。
青い水平緯と赤い水平線は、現在の高値を作った時にできた上ヒゲの実体部分と下ヒゲの実体部分に引いています。
この2本のヒゲの間でレンジを作ると解説していましたが、その通りの動きとなりました。
この2本の水平線のレンジから上抜けし146円付近まで上昇しトレンドを作るかに思えましたが、日本の財務省の介入により一気の下降となりました。
この下降により赤い水平線を下抜けし、下降トレンドを作るかに思えましたが、さすがに要人発言による下降だったためか、反発され、再び2本の水平線レンジパターンに戻されています。
この2本の水平線が再び意識されるのか?それとも、FOMCと財務省の介入により作った、上ヒゲと下ヒゲの長い陰線の間を動くのか注目されます。
この位置にも緑の水平線を上下に引いておきます。
4時間足を分析します。
ドル円 4時間足
下図はドル円4時間足です。
4時間足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測ってみます。
まあ、測らなくても分かりますがピンク丸の部分となりますので、ギリギリまで下降してきていました。
そこからの一気の上昇です。
となるため4時間足はトレンドを変えることなく、現在のトレンドは引き続き上を向いています。
押し目買いとなり、再び146円を目指すか注目される1週間になりそうです。
青い水平線と赤い水平線を見て分かる通り、この2本の線がめちゃくちゃ意識されていたのが分かります。
このように、上位足で作ったヒゲの間とは意識される対象となりますので、上位足で長いヒゲが作られた場合は、このような水平線を引くようにしてい下さい。
では、続いて1時間足を見ていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
1時間足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。
1時間足ではピンクの水平線を下抜けし、1時間足がトレンド転換し方向が下を向いています。
調整度合いとしては50%と十分です。
動画で話している通り、このような指標や要人発言で大きな動きを作ると、50%つまり半値が意識されます。
指標や要人発言の最中では行ったり来たりの動きを作るためエントリーするには危険で、動きが落ち着いた後においてもトレードがしにくいことが多々あったため、このような動きの後にどのような動きをしやすいのか過去検証を行いました。
その時に気づいたのが50%付近での動きです。
私は、順張り方向に対し50%~100%を表、50%~0%の範囲を裏の動きであることに気づきました。
この情報は私は運営する戦略部屋では公開していますが、まだ公にしていませんので公開は出来ませんが、この裏と表の関係から、どちらに抜けやすいか分析することが可能で、この分析のおかげで、戦略部屋では多くのトレーダーが利確を経験しています。
このような多くの時間をかけた検証結果を惜しみもなく公開し、分析結果を戦略部屋ではお出ししています。
戦略部屋は無料の空間となります。
「無料だったら入ってみようかな~」
といった軽い気持ちで入室してください。
劇的にトレードが変化します。
戦略部屋のご紹介は、このブログの下にございます。
是非ご覧ください。
現在、表と裏の境界線である50%での攻防が行われています。
これは指標などで大きく動いたときのあるあるパターンです。
戦略部屋では15分の動きを狙っています。
ドル円 15分
下図はドル円15分です。
15分ではピンク丸で下抜けが確認できているため、下降の起点であるピンクの水平線が15分高値でした。
この高値を青丸で上抜けし、現在15分で上昇1波が発生しています。
15分はトレンド転換し、上昇1波⇒調整2波⇒黒い水平線を上抜けし3波確定となっています。
三波は1.618~2.618倍伸びてくる波動です。
この三波が伸びずに失速すると、上昇方向にはトレンドが出ていないという分析ができます。
上昇の勢いがないことを確認し、黒い水平線の15分の安値を、15分足のロウソク足実体抜けをすると、再び15分がトレンド転換し方向が1時間と同じ方向を向きます。
この位置は日足で意識されそうな緑の水平線をも下抜けしてきます。
エントリー地点は、その下の赤い水平線す。
この赤い水平線は、ちりつも波動の1波が発生した始点であり、計算すると少し重い安値となります。
赤い水平線を15分実体抜けを確認し、調整の動きを待ち、再度安値を抜く下降三波確定から取りに行ってみようと思います。
1時間の安値付近は、財務省の介入により大きく下降した動きを肯定する動きに発展するゾーンのため、強い抵抗が予想される場所です。
15分トレンド転換が初動とするには心配な場所です。
であるなら、強力な根拠である下降ダウ&上昇三波確定をプラスして、下図のオレンジ丸のようなパターンから入ってみます。
抵抗が強い場所や、調整の初動などで上位足の調整度合いとしては深い場所にある場合は、根拠をプラスすることで、損切位置も確認出来、更に根拠をプラスすることが出来ます。
形が出たのに不安だな~・・・
といったときは根拠をプラスすると取りやすくなります。
環境認識は以上となります。
戦略部屋第7期メンバー募集のご案内
9月18日(日)に行われた第6期メンバー募集は終了いたしました。
今回の募集におきましても数秒で締め切りとなりました。
多くの方のご参加有難うございました。
貴重なお時間を戦略部屋のためにお使いいただき有難うございまし。
次回の第7期募集のご案内は10月1日(土)のブログで行います。
対象者は、すでに「ヒロセ通商」の口座を開設済みの方のみの抽選となります。
ご注意ください。
※戦略部屋では、チャートの高値・安値が違う、レートが違うということを避けるため、チャートをヒロセ通商さんに固定しています。
「ヒロセ通商」の口座をまだお持ちでない方は,下記リンクより内容をお読みいただきお進みください。
優先的に「戦略部屋&波動チャネル部屋」にご入室いただけます。
トレンド天気予報について
トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。
すいません。
また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は
ちりつも流FXとは?をご覧ください。
下記リンクよりご覧いただけます。
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