9月3日(土)のドル円の環境認識ブログになります。
色々とバタバタしており、9月に入ってブログを書けていませんでした。
月が明けておりますので、月足から分析してきます。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
また、動画でも環境認識をしております。
是非ご覧ください。
ドル円(2022年9月3日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円月足です。
月が明け2日経過しているため、次の月足のロウソク足が作られています。
なので、矢印のロウソク足が8月に確定した月足のロウソク足となります。
月足の高値付近で作られているロウソク足をズームしてみました。
4か月前(左下のピンク丸)では下ヒゲが若干長めの小陽線で確定し、その大陽線で、その小陽線を上回り高値を更新しています。
2か月前(右上のピンク丸)では、上髭の長い陰線が作られ大きく下降、しかし先月(8月)に確定した足では、下髭の長い大陽線を作り上昇しました。
しかし、2か月前(右上のピンク丸)に作られた上髭の長い陰線のヒゲを埋めることが出来ませんでした。
上図の過去の動きを見て分かる通り、ヒゲを埋められないことで、チャートが停滞(横々)することがあるため、現在(9月)は陽線を作り上昇していますが、8月にヒゲを埋められなかった影響がでていて、長い上髭で再度抑えられるのか?それとも再度ヒゲを埋める動きを作り、2か月前のヒゲを埋め、上昇が強いことを示せるのか?
しっかりと観察していきたいと思います。
続いて週足を見ていきます。
ドル円 週足
下図はドル円週足となります。
週足ではピンクの水平線の高値を上抜けし、週足のロウソク足が閉じています。
ということで、黒い矢印の先に安値が切りあがってきました。
チャートは、このように安値を切り上げることで底値を切り上げ、その底値を基準に高値を形成していきます。
これは、下降の動きでも同じです。
下降の動きでは、高値を切り下げることで、その高値の箇所を根拠に安値を更新する動きを作ります。
週足では、安値を切り上げたことで、先週のレートよりも一段高い箇所でチャートが作られる可能性が出てきました。
月足では抜けなかった、ヒゲを週足では抜いています。
月足では抜けなかった上ヒゲを週足が埋めたことで上昇を作った場合は、月足ではなく週足の根拠が強いことが確認される大切な週となります。
月足では抜けなかったが、週足ヒゲを埋めたことで上昇を作れたとなると、週足に注目している長期足トレーダーが多いということが確認され、長期足のトレーダーは月足ではなく、週足を根拠にロングをしてきたことが分かります。
週足チャートの下辺ではボックス相場で動き、そのボックスを上抜けした後は、高値更新をするたびに、レートを上げてきました。
今週閉じたロウソク足では、高値を更新した形でロウソク足が閉じています。
月足で抜けなかった印象から売られるか?
それとも、週足が抜けたことでロング勢が増えてくるか?
この2点を注目しています。
続いては下位足である日足を見ていきます。
ドル円 日足
下図はドル円は日足です。
日足ではピンクの水平線の高値を上抜けしました。
これにより、日足がトレンド転換し、日足のトレンドだけが下を向いていましたが、再び上を向き月足~日足まで全ての上位足のトレンドが上を向きました。
このピンクの水平線を上抜けし、日足のトレンドが上を向いたことで、ロング勢が増え、一気に最高値を更新する上昇を作りました。
最終日(金曜日)では、上ヒゲの長い十字線で終了しており、迷っている動きが確認され日足が閉じています。
上昇の途中にフィボナッチを当て、調整度合いを測ってみました。
調整度合いとしては最低限と考える38.2%には届いておらず、小さな押し目と考え、現在の上昇が1つの波形であると考えています。
高値を上抜けした最初の波形なので、日足の1波の動きが出ています。
最終日の上ヒゲが若干長い十字線で作られた迷いがどちらに向くか注目しています。
この迷いの十字線を根拠に売りが先行し、日足に38.2%以上の調整をかけられるか?
それとも、更に上昇を作るのか注目されます。
それでは、4時間足を見ていきます。
ドル円 4時間足
下図はドル円4時間足です。
私は4時間足の動きをこのようにとらえています。
このピンクと青の線はエリオット波動です。
一番下のピンクの線から始まり、1~5波が終了し、青の波形のABCが作られ、現在1波が発生していると捉えています。
現在発生しているエリオット波動1波と考えられる上昇の途中の小さな押しに、フィボナッチを当てて調整度合いを測ってみました。
調整波として最低限必要な38.2%には届いておらず、これは2波の動きではなく、1波の途中に作った小さな押しだと分析しています。
エリオット波動1波と考えられる上昇にフィボナッチを当ててみました。
23.6%少し手前と、調整の動きは出ていません。
この下降の動きから、38.2~61.8%程度の調整をかけられれば、エリオット波動2波の動きと捉え、一番伸びる上昇3波を取りに行くプランが組み立てられますが、現在の状況から上昇した場合は、調整をかけられないほど買いが強いと判断され、更にレートを上げてくる可能性があります。
現在の状況を更に時間軸を下げ分析していきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
昨日のライブで1.618倍まで伸びているので3波なのでは?という話が出ていました。
そのあたりを含めて細かく”ルール通り”に分析していきます。
ピンクの水平線がかつての1時間安値でした。
このピンクの水平線を下抜けし、1時間足の方向が下を向きました。
その後、この下降の起点である1時間の高値(黒い水平線)を上抜けし青丸の箇所で、再び1時間足のトレンドが上を向いています。
このように黒い水平線を上抜けし1波が発生しています。
この上昇してから作った押しにフィボナッチを当てて調整度合いを測ってみます。
調整度合いとしては38.2%に若干届いていません。
これを押しと捉えるには実体部分で計ると分かりますが、全く届ていません。
次の押し目にフィボナッチを当ててみましたが、こちらも調整度合いとしては浅い状況です。
現在の高値に当てて見ても調整度合いとしては不十分です。
では、昨日のライブでおっしゃっていた方のパターンを見ていきましょう。
このパターンです。
押しが若干浅いが、このシナリオが通るのではないか?というものです。
確かに3波が伸び1.618倍にタッチし下降しています。
となると・・・黒い矢印の先が2波の終了となるわけです。
では、2波と1波で作った1時間の高値とされる箇所を抜けた後に作った押しにフィボナッチを当てて測ってみましょう。
このような分析となります。
38.2%の調整となりますので、この時点で3波が終了していることになります。
最終的には5波から調整が入り50%の調整が入っていますので、1~5波終了からABまでの波形が終了したことになります。
このように分析するのであれば、その途中の波形もしっかりと分析する必要があるのです。
1.618%という地点は、上昇するであれば通る地点にあります。
若干下降したから言って反発されたと判断するのは危険です。
分析をするのであれば、自分都合ではなく、チャート都合で分析をしなければなりません。
勝手に調整が浅くても1.618倍まで伸びている”よう”に見えたからルール無視では、何のための分析なのか全く分かりません。
例えば、その方が調整が浅くても2波終了だ、その後の調整なんか無視で1.618倍まで伸びると分析され、3波の初動から1.618倍まで握り利確していて、更にこの分析で今後もやり続けていく自信があるのであれば止めはしません。
私の分析では
この高値・安値で1時間が作られていると分析しています。
この高値・安値は4時間と同じ高値・安値となっています。
下図は日足です。
ピンクの水平線が日足安値。
青い水平線が1時間~4時間の安値です。
そして、緑の水平線が三波の上昇と仮定した場合の1時間・4時間安値です。
日足で作っている上昇のスピードから考えても、かなり強い買いで上昇していることが分かります。
このような強い買いが起こっている状況で、自分本位の分析をしてしまうことは大変危険です。
緑の水平線の位置を見て分かる通り、38.2%に到達しない浅い位置に安値があります。
仮に、現在の地点から日足の2波の調整が入った場合、1時間と4時間の安値を割ってしまう動きが出てもおかしくありません。
緑の水平線を根拠にトレードを組み立て場合、3波が1.618倍まで伸びたあとに、エリオット波動否定の動きが1時間と4時間で出たと分析した場合、ブレイクで取りに行けるほどの否定の下降となります。
しかし、青の安値が意識され、日足で38.2%を少し超えるくらいの調整から上昇してしまった場合、緑の水平線を安値と考えているトレーダーからすると、反発上昇ではなく、2波の動きと捉え、5分が軽くトレンドを変えた瞬間から三波の動きと判断し全力ショートなどで取りに行ってしまう恐れがあります。
このように、高値・安値の判断を見誤ると、順張りで取り行っているつもりが、逆張りトレードになってしまっていることがあります。
自分本位の分析ではなく、チャート本位の分析ルールを徹底することが大切です。
それでは、チャート本位に15分足を分析していきます。
ドル円 15分足
下図はドル円15分足です。
最後の上昇の起点を作った動きにフィボナッチを当てて調整度合いを調べています。
50%の調整をかけ上昇しているため調整度合いとしては十分です。
青の水平線が15分安値であったと分析できます。
この青い水平線を下抜けし、15分のトレンドが下を向いています。
このボックスは指標時の動きで作られたボックスです。
このような指標で作れたボックス内は、この指標で上昇・下降した動きが正しいのかの迷いが生まれやすい箇所です。
ボックスの上を抜けると上昇が正しかった。
下を抜けると下降が正しかったと判断されることが多く、指標で大きな動きを作った場合は、このボックス内は私は絶対にトレードしません。
8月24日のブログでも解説しましたが、どちらの出口が正しいのか判断できないトレードが迷いを作るのが、このボックスです。
8月24日のブログで示したボックスを上抜けしどうなったっかチャートで確認してください。
抜けたほうにトレンドが出ると話している通り、大きく上昇し140円を上回る上昇を作りました。
わざわざ、多くのトレーダーの方が迷っている箇所に参戦しなくても、この上昇で私は分割ですが200pips以上の利益を上げています。
分からないとこはやらない。
というのが勝てるトレーダーの鉄則です。
現在は、この15分足で作ったボックスの下を抜け、下降三波が発生するか?
それとも、再度上昇しボックスの上を抜け、もとのトレンドに戻るか注目しています。
上を抜けるようなら15分の下降三波否定の確定からロング。
下を抜けるようなら、再び15分足が上を向くタイミングでロング。
この2つのシナリオで戦います。
どちらにしても1時間のトレンドが上を向いている状況なので、ロング戦略しか考えていません。
本日の環境認識は以上となります。
戦略部屋では、チャートの高値・安値が違う、レートが違うということを避けるため、チャートをヒロセ通商さんに固定しています。
また、ヒロセ通商さんと8月1日から専属契約を結び、それを記念して、私が公開してこなかった「波動チャネル」の動画を公開しています。
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その日に、ご連絡をいたしますので、お時間のある時で構いませんのでご対応ください。
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noteの場合は、多くの方が見れてしまうのと、数量限定および日時設定する場合、金額設定が必要のため記事に価格設定をしております。
100円~設定できるのですが、ある程度の金額を付けておかないと関係ない方が記事を買ってしまうといけませんので、500円という金額を設定させていいただきました。
記事の購入金は返金が可能です。
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※9月4日(日)15時~ご覧いただける記事になります。
※売り切れる可能性も考えられます。
あらかじめnoteで記事が購入できるようにしておくことをおすすめします。
noteリンク ⇒ note ――つくる、つながる、とどける。
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※13時にならないと購入できない記事となります。ご注意ください。
・記事の数は5記事です。つまり「5名様限定」となります。
※記事をご購入できなかった方は次回の募集をお待ちください。
以上よろしくお願いいたします。
トレンド天気予報について
トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。
すいません。
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