8月5日(金)のドル円の環境認識ブログになります。
昨日は、一番下の娘の体調不良により、診察から検査とバタバタとしており、ブログを更新できませんでした。
このブログの閲覧数がかなり増えてきているので、心苦しい中お休みさせいただきました。
大変申し訳ございません。
それでは、分析を始めてまいります。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
また、動画でも環境認識をしております。
是非ご覧ください。
ドル円(2022年8月5日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円4時間足です。
現在のチャートは、私が以前より固いと言い続けてきたピンクの水平線が意識3本されチャートを作っています。
4時間足の上昇を止めた箇所は3本の水平線の一番上の太いピンクの水平線であることが分かります。
この高値に2度チャレンジして、ダブルトップを作るように下降しています。
その後、下にある2本のピンクの水平線の間で抵抗を受け、小さく跳ね返さえ軽く上昇しています。
その原因を作っているのが、2本の水平線の中にある黒い水平線です。
この黒い水平線は、前回の下降の時に作った、長い下ヒゲがあるロウソク足のヒゲ先から引いています。
この長いロウソク足のヒゲを下抜けしたことで、下図のように一気に下降が加速しています。
その後、大きく上昇しましたが、このヒゲが意識され下図のように2度反発しています。
このように過去に意識された場所は、意識されやすいという事が、FXトレードには常にあります。
私が動画でも良くお話しする、
「一度上げられた箇所は上げられやすい」
という事につながります。
人はどうしても目標なしでは暗い道を歩くことが出来ません。
FXトレードは先が見えないため、何らかの目標物に向けてトレードする習性があると私は考えています。
「過去にこのひげは意識されているな・・・」
「このヒゲを抜くと大きく下降したな」
「では、このひげを抜けないと怖いな・・・」
「このひげを実体で抜けてからエントリーしよう!」
となるわけです。
私は、トレードに対しストーリーを組み立てシナリオを構築しています。
物語には、過去のエピソードはとても重要な役割を担っています。
FXトレードにも似たところがあると考えています。
多くの方の人生を左右する可能性を秘めたFXトレードですから、その時々に多くのエピソードがあります。
その中でも、とりわけ意識されていた高値・安値というのは、レンジで振り回されたり、下位足の高値・安値を抜いて抜かれてといった苦い思い出と、意識されている高値・安値を抜けた後に一気に加速して、大きく稼げた、大きく損した場所です。
意識されていた高値・安値は、このようなストーリーが沢山ある、思い出深い場所なのです。
これを覚えておくことで、
「この間はトレードしないほうがいいかな・・・」
などの予備防御につながります。
「抜けたらトレードを開始しよう!」
などのエントリー根拠にも使えるのです。
このような意識された高値・安値は必ず引いておき、しっかりとどのように意識された高値・安値かを覚えておくことが大切です。
少し話が脱線してしまいました。
4時間足では、かなり際どいところまで調整をかけていますので、1時間足に落とし下位足の状況を分析していきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
青い水平線が1時間足の高値・赤い水平線が1時間足の安値になります。
4時間足の解説のさいに、
「ピンクの水平線が意識3本されチャートを作っている」
といったことが分かるチャート図です。
高値は一番上の太い水平線。
安値は一番下のピンクの水平線とほぼ同じ位置にあります。
現在、ドル円はこの3本のピンクの水平線の中を動いていることが分かります。
ピンクの線があると見にくいので消した状態で
1時間足の調整度合いをフィボナッチを当てて測ってみます。
76.4%以上の調整と、調整度合いとしては十分というか深すぎる調整を作っています。
4時間足でもギリギリの調整でした。
上昇も作りたくないし、下降も作りたくないといった環境です。
昨日は1時間足でエリオット波動上昇三波が出ましたが、上昇三波で確認したい1.618倍まで伸びることが出来ませんでした。
エリオット波動を観察するさいに、私はエリオット波動三波が1.618付近まで伸びるか?を確認します。
1.618倍まで伸びているチャートは、伸びた方向にしっかりとしたトレンドが出ていることが確認できるからです。
1.618倍に届かない場合、私が考えるのは、
「上昇を作っているが、この方向にトレンドが出ていないのではないか?」
「この上昇は一時的なトレンドなのかもしれない。」
「迷っている可能性があるからレンジ相場に気を付けよう。」
「トレンドを変える動きが出るかもしれないから、15分足などでトレンドが出るまでエントリーはやめよう。」
などの考えとなります。
現在、1時間足は上昇トレンドを作っていますが、このような理由から私はロング戦略を今のところ考えていません。
1時間足でトレンドを確認できないなら、下位足でトレンドが出るかを確認する必要があります。
トレンドは、当たり前ですが1分足からトレンドを順番に変えていきます。
ということは、下位足でエリオット波動三波が伸びてきたらどうでしょうか?
現在の足や、上位足でレンジを作っている時に重要なのは、下位足の動きなのです。
これを把握せずにトレードをすると、上位足の迷ったトレンドに乗ってしまい、残念な結果になる可能性が高くなります。
それでは、15分足に落として環境認識をしていきます。
ドル円 15分足
下図はドル円15分足です。
15分足では38.2%の最低限の調整を作り上昇しています。
ピンクの水平線の高値を上抜けしたことで、15分足の方向は1時間足と同じ上を向いています。
仮に、15分足の高値を抜けた場合は、エントリーは考えず上昇三波が伸びるのか?確認します。
理由は、1時間足の上昇三波が伸びなかったことが気になるからです。
ロングを取りに行くのには十分な環境ではないと判断します。
FXトレードは、
「分からないところはやらない」
というのが鉄則です。
過去のブログを見ていただくと分かりますが、分かるところでは100pipsを超える利確を何度も行っています。
”分かるところ”がくれば大きく利益を得られることを私は知っているので、あえて危険でモヤがかかった場所でトレードする必要性を感じません。
それよりも、上が伸びないのであれば、といことで戦略部屋では、下降に関する戦略しか出していません。
戦略部屋では以下の内容を戦略部屋のメンバーにお伝えしております。
このような内容を分析として出しています。
仮に、現在の高値を上抜けし15分の上昇三波が伸びるようなら、プランを変更し、15分の上昇5波を取りに行く戦略で戦っていきます。
1時間に順張りのトレーダーなので、1時間が上を向いているからと言って、何でもかんでも取りにいくわけではありません。
チャートの伸び方を観察し、伸びていかない環境であれば、トレードプランをいったん白紙に戻し、観察に徹します。
その間は、他の通貨ペアの環境認識を行いトレードを組み立て、ドル円に動きが出たらトレードを再開するようにしています。
チャートは自分の思い通りに動くことはありません。
理想や思い込みでトレードすると、とても痛い目にあいます。
最近の相場環境を見てウェブ記事やYouTube動画のサムネに
「円安相場が終わったわけではない!」「
「いまは週足の調整だ!」
「下がった今が買い時!」
などの見出しがたくさん出ています。
私がこのような見出しを見て思う事は、記事や動画を見てもらうための”釣り広告”なのかな?と思います。
ただ、これを本気で言っているのであれば
「凄い環境認識だなぁ~」
「なんでわかるんだろう・・・」
「神様なのかな?」
という思いも同時に感じてしまいます。
「この記事に命を懸けられますか?」
という問いに対しどういう返答をするのだろう・・・と考えてしまいます。
チャートというものは、その時々の状況に応じて、小さくも大きくも変化します。
2020年の3月には101円前半を作っていたチャートから、現在の130円を超える相場を分析出来ていた人はどれだけいたでしょうか?
おそらく予想や予測ではいても、きちんとした根拠ある分析が出来ている方は皆無だったと思います。
チャートは長期目線になればなるほど、予想や予測が織り込まれてしまいます。
そのため、これだけチャートが上昇してしまうと、好き勝手なことを言う方が増えてきます。
私にとっては、そんなことはどうでもいいことです。
「分からないところはやらない」
そして・・・・
「分からないことは言わない」
というのが分析者としての責任であると考えています。
私は、何度何度も過去検証を積み重ねてきて、パターンというものがあることが分かっています。
そのパターンに当てはまるエントリーポジションでしかエントリーをしません。
そして、そのエントリーパターンに危険が潜んでいないか?分析することが、テクニカル分析であると考えています。
冒頭の4時間足で説明した、ピンクの3本の水平線のような危険を事前に見つけておき、それを自分のトレードスタイルに落とし込み、エントリーするかしないか?の判断をしています。
分析とは、エントリーするところを決めるための物ではなく、エントリーしても大丈夫なのか?を調べることにあると考えています。
エントリー場所を探る段階では、まだまだエントリ出来る場所を探している段階なので、いわゆるポチポチ病が解消されていない段階です。
恐らくですが、私が行った過去検証の数で勝てる人はいないのでは?というほど過去検証をしてきたトレーダーです。
そのため、エントリーパターンを数多く持っています。
しかし、そのエントリーパターンは集約すると数個のエントリーパターンに集約されることが分かっています。
この形にならない限り、私はエントリーしません。
そのお以前に、エントリーできる環境でなければ、その形が出てもエントリーしません。
大切なのは、エントリーできる環境で、エントリーできるパターンが出来たら、淡々とエントリーを繰り返し、利確と損切をおこない、1か月⇒1年⇒一生と経過し、プラスが残っていれば成功したトレーダーと呼ばれると思っています。
このような環境認識そしてエントリーパターンを作っていただく場として「ちりつも戦略部屋」はあります。
現在は20名となり、少し大きなコミュニティになってきていますが、もっともっと増やし、勝てるトレーダーの虎の穴のような環境にしていきたいと思っています。
8月7日(日)に第三期メンバーの募集内容を載せさせていただきます。
本気の私が作る、本気で勝つトレーダーになりたい方だけの部屋です。
雑音もなく、集中した環境でFXトレードを勉強したい方は、是非ご覧いただき「ちりつも戦略部屋」のにご参加ください!
ちりつもとヒロセ通商は独占契約を結びました。
独占契約を記念して、私が考案した波動ラインの最終形態である「波動チャネル」の動画を、
新規口座開設をした方のみご覧いただける特典がございます。
詳しくは下記リンク先のページをご覧ください。
戦略部屋第三期メンバー募集について
8月6日(日)のドル円の環境認識ブログ内にて、募集内容のご案内をさせてたいだくことにしました。
そちらの内容をお読みください。
詳しい内容は、その時にご案内させていただきます。
今しばらくお待ちください。
トレンド天気予報について
以前ブログに書いておりましたドル円天気予報は、午前中にYouTube動画にて配信いたしております。
また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は
ちりつも流FXとは?をご覧ください。
下記リンクよりご覧いただけます。
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