毎日の環境認識ードル円・USDJPY(2022年5月12日）FXトレード

ドル円　１時間足

下図はドル円１時間です。

昨日の米消費者物価指数の発表によりピンクの水平線の１時間高値を上抜けし、１時間のトレンドが上に。

その後、売りが重なりピンクの水平線を抜いた上昇の起点であった、１時間安値を１時間足で実体下抜けしたことで、再び１時間足のトレンドが下に向きました。

現在は、調整の上昇と思われれる動きが出ています。

これでトレンドが下を向いたことでショートが有利になるか？と言われると微妙な空気が漂っています。

ここまで順調に上昇してきたドル円ですが、ここにて１時間の安値⇒高値⇒安値と何度もトレンド転換が起こっています。

その原因の一つとして、トレンド転換後に起こらなければ動きが確認できないことにあります。

トレンド転換後に確認した動きとは？

トレンド転換をした後には、このまま上がるのか？下がるのか？といった根拠が必要になります。

その根拠が確認できないと迷いが生じやすくなります。

その根拠とは上昇ダウ、下降ダウの動きになります。

下図はドル円30分間足になります。

上の図はかつての１時間高値だった水平線を上抜けした図になります。

青線の動きで黒い水平線を上抜けし、１時間のトレンドが下から上に転換しています。

しかし、その後ピンク線の上昇ダウが確認できる水平線を上抜けできずに下げられ、青線の上昇の起点であった安値を下抜けし、最終的には上だったトレンドを下のトレンドに変えています。

下図もドル円30分足になります。

上図では、先ほどの上昇の起点になった黒い水平線下抜けしトレンドが変わっています。

しかし、その後抜けた部分の安値を再び抜けていないのでトレンドが継続するかの確認が取れていません。

つまり、このまま下降が継続するのか確認ができていないため、

どこから下降し始めるのか？

更に調整の上昇が続くのか？

もしかしたら、このまま上昇し、再びトレンド転換もあるのでは？

といった不安と疑問などが入り乱れているため、迷いの動きであるレンジになってきてます。

このように、トレンドが継続するか？しないか？の解決になる上昇ダウや下降ダウが確認されるということは強い根拠になるのです。

FXはギャンブル？

FXは上か？下か？のギャンブル的要素はぬぐい切れません。

そのため、小学生が適当に上といって買っても、勝ててしまうことは普通になります。

上か下か1/2なわけですから丁半博打のようなトレード方法でも勝てることはあります。

先月一杯（2022４月）まではドル円が強い上昇相場で、グングン上昇してきました。

では、この環境で、何も知らない小学生に上か？下か？と尋ね出た答え通り購入しなくてはならないとしたら、トレードを知っている方なら「下って言わないでくれ～！」と必死に願う事でしょう。

つまり、FXにはギャンブル的要素はあるが、今の動きから読み取れる方向性があるということです。

さらに、ここに大衆心理を考えトレードするという方法があります。

エントリーする前の証拠固めです。

FX口座に皆さんは思い思いの金額を入れていると思います。

まだ初心だから少額という方もいれば、大金を入金されている方もいます。

仮に100万円入金していたとします。

この100万円を増やしたいと考えているわけです。

それなのに、FXが分からないからという理由からギャンブル的なトレードをして溶かしてしまう方もいます。

どうしても欲しい物があって、買いたいなぁ、よし買おう！となった場合、どのようにして商品を決めますか？

たくさん調べ、他の同じような製品と見比べ、更にあとどれくらいで次の機種が出てしまうのか？今は買い時なのか？

とか色々と調べることと思います。

つまり、大金を出すのだから損はしたくないと考えることは当たり前です。

FXもおなじなのです。

損をしたくないなら、損しない方法、つまり証拠をたくさん確認する必要があるのです。

その全てが根拠にあるわけです。

今回のお話では、高値・安値を抜けた後に、更にその抜いた高値・安値を抜くという根拠についてお話ししました。

これだけでも、負けは大きく減ります。

その理由は、ブレイク手法をしなくなるからです。

ブレイクは伸びていってしまうこともありますが、過去検証すると分かるのですが多くの例で戻されます。

この戻しが、再度エントリーしたところに戻ってきてくれればいいですが、そのままトレンド転換をしてしまうという事だってあります。

このあたりのことを含めた内容を、本日のドル円の環境認識動画でもお話ししています。

是非、ご覧になってください。

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是非ご覧ください。