今週は、ISM、FOMC、米雇用統計、ISMと指標が目白押しの1週間でした。
指標前は様子見の小さい動きが作られ、指標が発表されると大きく動くといった展開となりました。
米雇用統計では予想18.5万人のところ、51.7万人と大幅な増加となり、ドルが買われ131円代に突入しました。
私独自の分析方法である指標フィボナッチが発動し、戦略部屋では100件を超える利確報告となり、
去年の8月の後半に公開した指標フィボナッチですが、いまだ無敗を継続できています。
今月の前半における大きな指標は出尽くした感がありますので、指標フィボナッチの迷いの動きから解放されると、通常分析で戦うことが出来そうです。
週足が閉じましたので、週足から順番に分析し、エントリー地点まで探っていきたいと思います。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、TwitterへのDMやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2023年2月5日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円週足です。
ほんのちょっと上昇していますが、調整度合いとしてはまだ浅く、週足レベルとしては、ほんのちょっと上昇したにすぎません。
大きく上昇したかのような報道がありましたが、各時間軸で分析することは非常に重要なことが分かります。
週足では調整とも思えない程度の上昇であったことが分かります。
週足の方向は⇩です。
ドル円では、多くの方々が大好きな『三尊天井』の形がうっすら見えてきています。
この三尊天井の形を形成するには、左肩よりも低い位置で右肩を作ることが条件とされますが、
過去検証をした結果ですが、こればかりは確率的には本当です。
では何の確率か?
それは、三尊天井を作ったあとの伸びです。
三尊天井の形を作る絶対条件として私は、トレンド転換をした後の動きに作られる三尊天井を絶対条件としています。
この週足で現れている形は、青い水平線を下抜けしたことで、週足がトレンド転換しています。
そして、もう一つの絶対条件として挙げるのが、トレンド転換した波形の38.2%以上の調整後に安値を抜く『下降3波』が作られることです。
この仮定図ではフィボナッチ%が38.2%以上の調整を終了し安値を抜いています。
この条件は、下降3波確定の条件でもあります。
下降3波の最低条件としているのが、1波(トレンド転換した波形)の38.2%以上の調整です。
この2つの条件が満たされた三尊天井において、左肩よりも右肩が上がってし待った場合、安値を抜けた後が伸びない下降3波の波形となる事が多くあります。
また、左肩よりも右肩の方が上がっている場合、再びトレンド転換の確率がグンと上昇します。
この形です。
緑の左肩よりも右肩の方が上がってしまっています。
そして、安値を抜くが伸びを欠く。
そして、再びトレンド転換していまう。
私はこの理由を2つあると考えています。
一つは、見た目です。
緑の水平線を上抜けしている上昇を見ると、左肩の上昇よりも右肩を作ろうとする上昇が強いことが分かります。
分析方法に水平線を使用しているトレーダーは海外に多く、水平線へのアプローチを転換点と捉えているトレーダーもいます。
週足の上昇時に引いている水平線は緑の水平線2本です。
私も、この分析方法は良く使いますが、トレンド転換や三尊天井などに使う分析方法として”ポケット”という名前を付けて分析しています。
水平線トレードには、高値・安値を分析する方法、抵抗ラインを分析するフラットライン、そしてこのポケットがあります。
フラットラインとポケットは、分けるべき分析方法であると検証することで分かったため、独自にその特徴を研究し、フラットイラン、ポケットの特徴をルールとして設けています。
フラットラインはすでに私が運営する「ちりつも戦略部屋」で公開し、フラットラインに対する動きから利確者を多く出しています。
水平線トレードの最終章であるポケットは、左のポケットに転がり込んだ小石が、下の緑の水平線を下抜けするとポケットが破れるという分析方法です。
ポケットの下の縫われたラインで跳ね返ることが出来るか?というものです。
上図は緑のポケットを表しています。
ボックストレードと組み合わせると、動きを更に細かく見ることが出来ます。
青いラインはステッチという名称を付けています。
縫われている模様のようなものと考えてください。
このポケットを抜く動きは下降3波で発生することが多く、下降3波が伸びる条件として私は加えています。
2本の緑の水平線で縫われたポケットに小石が入り込み、ステッチを抜きトレンド転換。
その後、下の水平線で跳ね返り、ステッチを上抜けし、ポケットの上の水平線を上抜けすると、ポケットから小石が再び外に出てしまい、次のポケットを作るというものです。
このポケットという分析方法は、トレンド転換と合わさって使われる分析方法です。
トレンド転換したが伸びるの?といった場面や、トレンド転換した後の想定される動きを分析する時に使います。
利確位置の参考にも使えますね。
詳しい内容は私が運営する「ちりつも戦略部屋」で公開します。
ポケットは、どの%で反発するか?というのも重要で、チャートはトレンド転換を繰り返すことでチャートに上下のアクセントを作っています。
このアクセント一つ一つの動きには意味があり、その意味を理解することで、現在地をしっかりと把握することが出来ます。
水平線シリーズの中でも究極と考えている分析方法です。
現在、戦略部屋の部屋を引っ越す予定なので、引っ越した先で公開する予定です。
左肩を上抜けした時に使う分析方法としても、このポケット分析は私用しています。
左肩を上抜けするとトレンド転換しやすい、もう一つの理由は計算からくるものです。
私はFXに計算を用いるトレーダーです。
私の運営する「ちりつも戦略部屋」でも多くの場面で計算をし、
「上昇数値が上がっていないのでロングは危険です。ショート戦略のみで戦います。」
といった内容の戦略をお出しし、多くの場面で利確を作り出すことに成功しています。
計算を用いるようになったのは、9年以上前になります。
計算方法を公開する気はないので詳しくは書きませんが、左肩を上抜けしてしまう事で起こる動きに対する上昇数値は、右肩を作ると想定される安値からの上昇から作られるエネルギーとしては、頭部分(三尊の真ん中の山)を作った動きよりもエネルギー値が大きくなっています。
そして、下降を作るさいの下降エネルギー値を打ち消すほどのエネルギーとなるため、上昇数値が一気に上昇します。
何を言っているか分かりにくいですが、上昇する場合においても、下げようとするエネルギーは当然あり、それを打ち消すほどの上昇エネルギーが作られることで、トレンド転換や上昇チャートが作られています。
一気に上げてしまうほどのエネルギーではなく、斜め右⇧方向にチャートが作られる理由は時間軸だけではなく、この下降しようとするエネルギーに抑えられるつつ上昇しているため斜め右方向にチャートが動きます。
上昇のみのエネルギーを使っているのではなく、下降しようとするエネルギーも同時に消費しています。
そのため、左肩を上抜けするほどの上昇を作った場合、下降数値もそれなりに使われているため、再びチャートを下降させるためには、この上昇した時のエネルギーを上回るほどの下降エネルギーを作り出す必要があります。
それが、指標であったり、高値・安値を抜けたといった部分的な集団心理のエネルギーとなります。
そのため、小さな動きとなりレンジや三角持ち合いなどの動きを作り出すのです。
これらは、全て計算から導き出すことが出来、それらを計算することで、更に上昇するほどのエネルギーがないと判断することが出来たり、その逆もしかりです。
今回の左肩を上回るエネルギーも同様で、あまりにも低い位置の左肩を除き(これにも%条件が付きます)左肩を上抜けするような上昇を作られるてしまうと、トレンド転換で使ってしまったエネルギーにも加え、更に抵抗しようとするエネルギーを使ってしまい、下降エネルギーが消費され、トレンド転換してしまうほどの動きを作り出してしまう事があります。
私は、本などに書かれている三尊天井やダブルトップのような形を細かく分析してきました。
なぜそうなるのか?分からない限り、それは”ウソ”の情報である可能性が高いということで、絶対に使いません。
なので、インディケーターやオシレーターは一切使いません。
ウソとまでは言いませんが、まあ・・・ウソというか使えるように見せるの上手だなぁとは思いますね。
何とでも言えてしまう分析ツールを使っても議論の無駄なので、絶対に使いません。
ただ、移動平均線だけは使えるかなぁ?といった具合ですが、使い方を間違えると逆張りの温床となり損切の連続です。
スキャルピングトレードに移動平均線を使うといった文章を読んだことがありますが、恐ろしい位にめちゃくちゃです。
これで勝てるなら、全員が億万長者ですね(^_^;)
インディケーターやオシレーターで勝てるなら、100%の中で数%しか専業トレーダーがいないとされるFXの世界とはあまりにもかけ離れています。
インディケーターやオシレーターはFXトレードを簡単に見せる方法にすぎません。
これは、分析側の意見ですが、FXトレードに招き入れるための罠のようなものだと思っています。
断言できますが、FX分析にインディケーターやオシレーターは全く必要ありません!
現に、戦略部屋では、8月9月1敗、10月~2023年1月まで無敗です。
全体を数えたことがないですが、1ヵ月に50戦以上はしていますので、300戦2敗は軽く超えています。
日本の本の多くが、インディケーターやオシレーターの説明本になっているのには笑えますが、海外の本を読むと、インディケーターやオシレーター、マインド、テクニカル分析書と別れて書かれ得ていることが多く、読む側がしっかりと選択できるようになっています。
私が本を書くとするなら、テクニカル分析とマインドの本になりますが、絶対に分けて書きます。
それくらい全く別のものなのです。
FXをいかに簡単にやることが出来るか”本”には騙されないようにしてください。
うお~!!!!
まだ週足でした~
脱線しまくり(^_^;)
先週から期待していたリズム抜けならずでしたね~
米雇用統計が逆を向けばあっさりだったんですが、こればかりはしょうがありませんね。
では、日足を見ていきます。
あっ!
戦略部屋の入室方法は、このブログの一番下の方にあります。
無料の空間となりますので、是非ご入室ください。
ドル円 日足です。
下図は日足です。
日足の調整度合いを調べています。
米雇用統計などで上昇はしましたが、先々週作った調整度合い61.8%弱よりも深める展開とはなりませんでした。
方向は⇩を向いています。
注目された下降3波ですが、まだまだ調整を再びかけた程度の動きなので、日足ベースでは変わらず下降3波を狙っていきます。
日足で最後に引けた波動ラインと波動の切れ目、日足高値の図です。
波動の切れ目が青い水平線となりますが、このラインは4時間の高値でもあります。
この青い水平線を上抜けすると、この最後に引けた波動ラインが消滅し、4時間のトレンド転換となります。
ここが、大きなカギとなりそうです。
この青い水平線を上抜けし、上昇ダウを作ると、逆に4時間の波動ラインがひかれます。
となると、上昇エネルギーが徐々に上昇していき、日足の高値を上抜けを考え分析を始める状況となってきます。
4時間の高値がかなり影響力がありそうです。
それでは、その4時間足を見ていきましょう!
ドル円 4時間足
下図はドル円4時間です。
調整度合いをフィボナッチ当てて測っています。
調整度合いとしてはピンクの水平線で過去に作ったラインが一番深い調整位置となります。
日足でもそうでしたが、米雇用統計で大きな上昇をに見せましたが、4時間の方向は全く変わらず⇩です。
さらに、ピンクの水平線を上抜けするような調整を更に深めたわけでもありません。
にもかかわらず、再び円安か!?
などという記事が出ていましたが、アホを極めすぎています。
そうやって煽ることで記事が読まれたり、売れたりするんでしょうけど、アホに踊らされることなく、チャート分析から方向感をしっかりと把握するようにしてください。
4時間足ではトレンドを変えることのない”短期の動き”にすぎません。
目線は⇩で分析し、高値を上抜けしたら、そこから上昇を考えた分析をするだけです。
トレーダーは上がろうが下がろうが関係ありません。
現に、戦略部屋での先週のドル円では、ショートもロングも利確祭りとなっています。
競馬や競輪のような博打トレードにならなければ、方向感に合わせた買える場所、売れる場所があります。
トレーダーはそれを見極めつつ、トレードを組み立てればいいだけです。
動画や戦略部屋で話してきたフラットラインです。
このラインを抜くことが出来ず、上昇の起点を作っています。
フラットラインの条件はいくつかありますが、その条件を満たしたラインとなっています。
青丸で何度か4時間足がトライしていることが分かりますが、それでも抜けないことを確認し上昇を作りました。
今回の米雇用統計前の動きでも、何度もトライしていますが、ひげすら届くことが出来ず、持ち合いを作り、その後米雇用統計で一気に上昇しています。
チャートが上昇したという動きよりも、私はこのフラットラインでの抵抗の方が気になっています。
フラットラインはある条件を満たすと、スキャフォウルドライン(scaffold line:足場ライン)に変わります。
フラットラインがスキャフォウルドラインに変わる条件は抵抗回数と剥がれです。
今回の動きで、スキャフォウルドラインに変わっています。
足場ラインは文字通り足場となったラインです。
足場を作ることで、次のステージに上がるための準備を整えます。
かなり注目されるラインだったため、観察していましたが、しっかりと足場ラインの条件を満たした後に、米雇用統計の動きとなっているため、とても強力なラインとなりました。
このラインに水平線を引いておいてください。
下降時の抵抗、抜けたら大きく動くきっかけとなる可能性が高いラインです。
それでは、1時間足に落とし分析を深めていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間です。
1時間の高値・安値にフィボナッチを当て調整度合いを測っています。
以前作った一番深い調整ラインであるピンクの水平線を上抜けしています。
調整度合いを更に深めてきました。
このような動きが出てはじめて、トレンド転嫁するのか?といった目線の変わり目を感じるようになると良いトレーダーになります。
高値や安値は、抜ける時は抜けますし、抜けない時は抜けません。
当たり前のように感じると思いますが、
「一気に上がってきたら上目線だ~」
「トレンド変わるぞ!変わると思うから買っちゃお~」
とかのマインドの方は非常に多くいます。
トレンド転換は考えるものではなく、確認するものです。
上抜けしたら、トレンド転換したと分かればいい事です。
私は1時間に順張りのトレーダーなので下目線ですが、以前作った調整の高値を上抜けしたことで、上抜けした後の準備を始めています。
まずは方向感を合わせた下目線のトレードです。
1時間の高値安値の幅が広いため、現在15分足がチャートを作っています。
また、15分足では私独自の分析方法である指標フィボナッチが発動しており、そこからの分析方法となります。
この分析方法は、文章にすると分かりにくいため、本日アップするYouTube動画で詳しく解説します。
是非ご覧ください。
では、ロングでは?
1時間足は青い水平線を下抜けし、トレンド転換方向⇩に。
左下の少し抜けたロウソク足はヒゲなので、抜けていない動きとしています。
この1時間で作った下降が強すぎたため、ろくな戻り高値もなく高値・安値の間が広いピンクのボックスの中を移動中です。
ボックスの上辺を上抜けするとトレンド転換し方向⇧となります。
トレンド転換しないと、私は1時間に順張りしかしないトレーダーので、トレードしません。
まずは、1時間のボックス上辺を1時間ロウソク足の実体確定上抜けが確認され始めて1時間がトレンド転換します。
指標の動きでの上昇のため、かならずある程度の調整がきます。
一番良い形としては、1時間高値を上抜けしてから、調整38.2%からの再度上抜けである上昇3波確定です。
緑のボックスは4時間のボックスです。
このボックスの中に作られているのが1時間のボックスです。
黒いボックスを上抜けし1時間がトレンド転換方向⇧。
その後38.2%の調整を作り再び上昇し青い水平線を上抜けし上昇3波確定(青丸)。
ここが買い場となりますが、厄介なのが1時間が⇧を向いても4時間足が⇩を向いています。
となると4時間足の高値付近は抵抗による売り圧が強い可能性が高い場所です。
3波確定から入るとしても、伸ばすイメージからではなく、短い幅を取りに行くスキャルピングから入り、伸びるようなら建値を入れて伸ばしていくイメージでトレードを組み立てていきます。
あまり3波確定と4時間高値の位置が近い場合は、4時間上抜けするまで待ち、4時間ロウソク足実体上抜け確定からエントリーしていきたい場面です。
今週のブログは以上となります。
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