今週は、ISM製造業景況指数とCPI米消費者物価指数により大きく下降したドル円。
1時間の崩れからのトレード、私独自の分析方法である指標フィボナッチと、どのトレードでも私が運営する戦略部屋では爆益の利確祭りとなりました。
100pipsプレイヤーさんも続出し、実りの多い1週間となりました。
週足が閉じましたので、週足から順番に分析し、エントリー地点まで探っていきます。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、TwitterへのDMやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2023年1月15日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円週足です。
週足はピンクの水平線を下抜けし、トレンド転換方向⇩となりました。
3週間に渡りブロックしてきましたが、4週間目でやっと下抜けし、週足が2021年10月以来のトレンド転換となりました。
実に1年以上続けてきたトレンドがようやく動き出しました。
まだ、トレンド転換しただけで、下降方向にトレンドが出るかどうかは次の動き次第です。
調整38.2%以上かけ、その安値(黒い水平線)を下抜けする、下降ダウ&下降3波の動きが確認され始めて、
「やっぱり下に行くんだ~」
「ショート方向にトレンドが出た。」
「上昇して高値を抜けるかと思ったが、下抜いちゃった・・・」
などショート方向への感情が集まってきます。
抜けただけだと、一過性の動きである可能性はぬぐい切れず、下降ダウ&下降3波の動きにより抜けた方向のトレンドが確認されるのです。
抜けたから入って負けてしまうパターンは、まさにブレイクが伸びると勝手に思老いこむパターンです。
ブレイクで入るには、自分でトレードする時間軸よりも下の足でトレンドがしっかりと出ていることを確認が必要です。
やみくもに、トレンド転換で入っていると、大きく反転し、再び元のトレンドに戻ってしまう事は多々あります。
・ブレイクで入るなら下位足のトレンドが出ている時
・下位足のトレンドが怪しいときは下降ダウ&下降3波から
この2つのルールを守ることで、勝率はグンと上がります。
週足では現在ある形が見えてきています。
多くの方が大好きな三尊天井です。
この三尊という形は、多くのトレーダーが”形”として認識しやすく、その後トレンドが出やすい形として認識されています。
また、トレンド転換後に現れる三尊は、
・三尊という形そのもの
・トレンド転換
・下降3波確定
ととても大きな根拠が3つ重なる場面です。
ロング勢が諦める場所でもあり、ショート勢が増える場所でもあります。
週足では、この形を注目していきます。
続いて日足に落とし分析していきます。
ドル円 日足
下図はドル円日足です。
日足の”ちりつも波動”の波形となります。
青い水平線の日足の安値を下抜けし、日足がトレンド転換方向⇩に。
その後、トレンド転換で作った安値を下抜けし下降ダウ&下降三波確定。
この3波が若干1.618倍に届きませんでしたが、日足でトレンドが出ていることが、この時点で確認されつつありました。
※トレンドが出る可能性が高まる動きが、3波が1波の1.618倍伸びる動きです。
その後、調整波を作り、その調整の起点であった3波の終点の安値を下抜けし、下降5波が確定しています。
5波の伸びが1波の等倍~1.618倍あると、3波で出たトレンドが継続していることが分かります。
若干1波よりも短い波形となりましたが、この5波の伸びを確認し、日足にトレンドが出いていることが確認できていました。
戦略部屋では、ドル円は日足でトレンドが出ていることを解説してきました。
これは、予想・予測ではなく、分析により分かる動きなので、是非皆様も身に付けてください。
私の運営する戦略部屋では、このような分析方法を惜しみなく公開しています。
戦略部屋は無料の空間となります。
戦略部屋の入室方法は、このブログの最後の方に詳しく書いております。
是非、ご覧ください。
5波が確定し、青の波形のABC波の調整が入り、現在は2ndちりつも波動の下降1波が発生しております。
そして注目していただきたいのが、先ほどの図の黒い水平線です。
この黒い水平線を日足で抜いてから、更に陰線で下方向に走ってきています。
つまり、週足の安値を日足で抜いても走り始めています。
トレンドが出る!
という動きは、上位足で意識されている高値・安値の抵抗すら崩してしまうエネルギーがあります。
トレンドを把握することを私は”目線の固定”というワードで、私が運営してきた塾、戦略部屋で伝えてきました。
目線の固定が上手になると、そのトレンド方向しかトレードしなくなりますので、負けが大きく減ります。
是非、目線の固定を身に付けてください。
この日足のトレンドが出ている環境が、私の目線の固定につながり、戦略部屋ではロング禁止としていました。
その後見事に下降し、多くの戦略部屋のメンバーが利確を経験し、100pipsを超える利益をあげるメンバーも沢山出すことが出来ました。
とても実りと利益が多い1週間となりました。
ドル円 4時間足
下図はドル円4時間です。
4時間足のちりつも波動の波形図です。
1st波動⇒ABC波⇒2nd波動⇒ABC波⇒3rd波動1波確定
となっています。
4時間のトレンドでは、3rd波動まで伸びる展開が続いています。
下降波動1波が出ているのは日足と同様の波形が出ています。
日足では2nd波動、4時間では3rd波動となっております。
日足では綺麗に伸びた波形が作られてきましたが、4時間足の1st波動がつぶされ、2nd波動でも3波が1.618倍伸びず5波も1波の等倍~1.618倍伸びるトレンドを出すことが出来ませんでした。
しかし、徐々にトレンドが加速してきており、3rd波動の動きが注目されます。
4時間足です。
最後の波形部分のチャート図となります。
これは、ちりつも波動の波形図となります。
4時間の高値安値は異なります。
更にズームしています。
波形図ではピンクの波形ですが、最後の下降1波の動きでは、調整を38.2%以上かけ(青い水平線の)下降してきています。
この場合は波形はピンク、4時間の高値・安値は緑の波形となります。
このように波形とその時間軸で意識される高値・安値は違う事がありますので、しっかりと下降の起点にフィボナッチを当て調整度合いが38.2%以上動いていないか?を確認し、高値・安値を調べるようにしてください。
見て分かる通り、緑波波形は伸びている最中で調整フェーズに入っていません。
ということで、1時間足の環境を調べていきます。
ドル円 1時間
下図はドル円1時間となります。
ドル円ではピンクの波形でトレンド転換の動きが出ていました。
ピンクの水平線の高値を上抜けし方向が⇧を向き、上昇3波が確定しました。
この時点で、戦略部屋ではロング禁止令を出していました。
ただ、この上昇3波が確定しそうになると、戦略部屋のメンバー13名から
「入ってもいいですか?」
といった内容のDMをいただきました。
入る入らないはトレーダーさんの判断となりますが、私は入りませんとお伝えしました。
では、なぜ入らなかったのでしょうか?
それは、下位足にトレンドが出なかったからです。
下位足とは1時間足の下の足である15分足です。
では、この時の15分足のトレンドを見てみましょう!
先ほどの場面の15分足です。
上方向にトレンド転換した場所をピンク、下方向にトレンド転換したところ青、ABCの動きが出たところを緑の波形で表しています。
中々上げられない状況が続き、2度跳ね返されたのち、やっと波形を作ることが出来ています。
しかし、1波の1.618倍の動きとは程遠い伸びの悪い波形が作られています。
5波まで、ちりつも波動が出ていますが、
全く伸びていない⇒トレンドが出ていない
この状況が確認できていました。
チャーとは下位足から作られる。
これは基本中の基本ですが、小さな動きが大きな波形を作りトレドを作っています。
つまり、下位足である小さな動きが小さければ、上位足に伝わる動きは小さくなります。
そのため1時間でもトレンドを作ることが出来ませんでした。
1時間足です。
ピンクの波形が1時間で作られた、ちりつも波動の波形です。
全く3波と5波が伸びていないことが分かります。
この状況でのロングは非常に危険です。
また、日足で下降方向にトレンドが出ていました。
・上位足である日足のトレンドがしっかりと下降方向にトレンドが出ている状況
・15分で上昇トレンドが潰されている
・1時間でも上昇トレンドが潰されている
この状況の事を、上位足からの圧力(今回は売り圧)と言います。
15分と日足の力の差はロウソク足を考えると見えていきます。
15分で日足1本のロウソク足を作るためには、96本のロウソク足が必要になります。
つまり96倍もの差があるわけです。
この96倍の力の下降方向への力が働いている状況により15分が潰されていたのです。
そして、1時間足でも24倍もの差があります。
日足で下降方向にトレンドが出ている環境下で、下位足の上昇トレンドが抑えられている。
これは、分析としては基本中の基本であり、そして怠ってはいけない分析です。
現在ドル円では、月足⇧、週足⇩、日足⇩、4時間足⇩、1時間足⇩、15分足⇩の環境です。
下位足が崩れてくると、下位足の次の上位足の調整に入った?と分析されます。
つまり、トレンド転換する上昇とみているトレーダーは最初は少ないため、最初は調整の動きで、いつかは元のトレンドに戻ると考えているトレーダーが多くいる環境からチャートは動き始めます。
その後、フィボナッチ%を深めてくると、
「調整ではなくトレンド転換するかも?」
「61.8%タッチだから売ろう」
など疑念とトレンド方向への目線が重なり合い、フィボナッチ%で揉める展開が作られ、再び調整終了の合図である、そのチャート図を作っている時間軸の一つ下の時間軸がトレンド転換し、上位足と同じ方向を向いた時に、調整終了かも?という思いが作られ下降し始めます。
チャートはこのような心理のぶつかり合いにより作られており、下降ダウや下降3波など伸びやすい位置から一気に売られたりするのです。
では、分析に戻ります。
ドル円ではCPI米消費者物価指数により大きく下降し、私独自の指標フィボナッチが発生しております。
指標フィボナッチは文章にすると分かりにくいので、YouTube動画で解説していますので是非ご覧ください。
ドル円では現在指標下降波動1波が出ています。
指標の動きを囲ったフィボナッチを下抜けした動きを、指標1波と呼んでいます。
この指標1波が出てから、少しの戻しがありますが、この戻し全てが38.2%弱の弱い戻しとなっているため、
1時間足の指標下降1波はピンクの波形の1本となっており、現在若干戻す動きが出て1週間が閉じました。
明日からは、調整が入るか?それとも更に伸び続けるのか?といった環境となります。
更に伸びたとしても、どこまで伸びるかは分かりませんので、今の時点からエントリーするのは根拠がなく危険です。
更に伸びてもフィボナッチを当て調整38.2%以上の調整をかけ、再度安値を抜く、下降ダウ&下降三波確定からが入り口となります。
しっかりと観察していきましょう!
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戦略部屋は”無料”の空間です。
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トレンド天気予報について
トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。
すいません。
また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は
ちりつも流FXとは?をご覧ください。
下記リンクよりご覧いただけます。
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