9月10日(土)のドル円の環境認識ブログになります。
家族の事、戦略部屋の人数増加によるご対応、YouTube動画と多忙となってしまい、1週間ぶりの投稿となってしまいました。
多忙を理由にすることは良くありませんが、ブログがどうしても後回しになってしまい、気が付いたら・・・
多くの方からブログの投稿を期待するDMをいただき申し訳ございませんでした。
では、週足が閉じましたので、週足から分析していきます。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
また、動画でも環境認識をしております。
是非ご覧ください。
ドル円(2022年9月10日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円週足となります。
かなり上ヒゲの長い陽線で終わりました。
この上ヒゲのpips数は約250pipsあります。
私は「ヒゲ」をかなり注目するトレーダーです。
ヒゲとはマイナスの動きを見せた証拠となるため、エネルギーが下向きの状態で週足が閉じたことが分かります。
週足で、このような長いヒゲを作った場合、調整の動きに入ることが多く、来週からの動きが注目される上ヒゲ陽線となりました。
では、この長い上ヒゲがどのようにつくられたかを、日足に落とし見てい行きます。
ドル円 日足
下図はドル円日足です。
日足で見ると下ヒゲ陰線で終わったことが分かります。
週足だけで見ると大きく下降して終わったように見えましたが、
日足で見ると、下降を否定するような長い下ヒゲを作った陰線となっています。
1週間の動きを追っていきます。
1週間はピンク枠の5本で日足が動いてきました。
月曜日は小さな陽線を作り、火曜日では大陽線となり、水曜日では長い上ヒゲ陽線、木曜日に綺麗な小陽線(コマ)を作り、最終日である金曜日は下降から始まり260pips下降し、最後は110pips戻す形で1週間を終えています。
私が気になるのが水曜日から金曜日の動きです。
水曜日で作った長い上ヒゲを埋めることが出来ず、長い下ヒゲの陰線を作っています。
どちらにも長いヒゲが出ていることで、売り圧も買い圧も強い環境で最後の3日間を終えているところです。
このようなチャートを作ると、迷いが生じやすく、レンジの動きに発展しやすい傾向があります。
レンジの終点は、どちらかの長いヒゲを埋めることです。
来週はこの上と下の長いヒゲどちらを埋めるか注目する1週間になりそうです。
下位足4時間に落としもう少し詳しく動きを見ていきます。
ドル円 4時間
下図はドル円4時間足です。
4時間足の高値・安値にフィボナッチを当てて、調整度合いを測ってみました。
76.4%手前の調整と、調整度合いとしては十分です。
また、最も反発しやすい61.8%にロウソク足実体が触れ、最終的には長い下ヒゲを作る買い圧を感じるロウソク足を作り上昇してきています。
日足の最終日の長い下ヒゲの正体がわかりましたね。
この3つの陽線で日足最終日の長い下ヒゲが作られたことが分かります。
このチャートだけ見ると、押し目買いの動きとして見て取れますが、1時間足を見ると景色が一変します。
1時間足を見ていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
緑の水平線2本が4時間の高値・安値です。
そして、黒い水平線2本が1時間足の高値・安値です。
4時間足はトレンドを変えることなく上昇トレンドが継続中です。
しかし、1時間足では青い水平線を下抜けし、トレンドが下向きに変わっています。
4時間足で作った最後の3つの陽線は、4時間足では調整終了から上昇トレンド中の押し目買いと見えましたが、
1時間足では、1時間の安値であった青い水平線を下抜けし、下降1波⇒2波の動きと見て取れます。
さらに、1時間足の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測ってみると、
最低限の調整度合いである38.2%を超えているため、1時間足の安値を下抜けすると、最も伸びやすいとされるエリオット波動三波が確認されます。
そして、反転時に出やすい、特徴的な形である三尊天井も確認できています。
緑丸の上昇で緑の水平線を上抜けし、三尊否定の動きを試していますが、否定され大きな下降を作っています。
1時間足だけ見ると、これだけ景色が違う事が分かります。
左図画4時間足、右図が1時間足です。
これだけ印象が異なります。
4時間足はこのまま上昇するのでは?といった場面に見え、1時間足では下降が強い状況下での戻りが少し入っているように見えます。
このように、時間軸ごとで違う顔を見せるのがチャートです。
たかだか1時間と4時間ですから4倍の差しかありませんが、作っている風景やトレンドの方向も違う事が分かります。
なので、時間軸ごとの分析が必要なのです。
4時間では調整終了からの上昇 VS 1時間では下降1波⇒2波⇒安値を抜けば下降3波確定
と両極極端であり、バッチバチの状態であることが分かります。
FXには「上位足に逆らうな」という言葉があります。
来週まず注目したいのが、1時間足の下降三波が出て4時間足を崩せるか?という事です。
下図はドル円1時間です。
エリオット波動の三波は1.618倍伸びるとされています。
実際に1.618倍~伸びることは頻繁にあり、私の分析上ですが、伸びた場合は伸びた方向にトレンドが発生しており、その後のエリオット波動5波も伸びやすいという傾向があります。
上図の青い水平線は4時間足の安値です。
現在の地点から下降三波の動きが発生したと仮定した図となります。
下降三波が1.618倍伸びれば、十分に4時間足の安値を脅かす下降を作れます。
4時間足が崩れてくれると、4時間足と1時間足のトレンドが揃うため、1時間足の下降5波などの動きも更に伸びやすい状況となります。
これがショートを考えた場合の分析です。
では、ロングでは?
下図はドル円1時間です。
青い水平線が4時間の高値・安値、黒い水平線が1時間の高値・安値です。
ロングを考えるのであれば、1時間足に順張りでトレードを考えたいので、1時間足の高値を上抜け(ピンク丸)をすることが最低条件です。
そして、大切なのが、青い水平線を上抜けすることです。
この高値は週足で作った250pipsもの長い上ヒゲがあります。
この上ヒゲを埋めるまでは、不用意なロングは危険です。
週足となると、週足が閉じるのが来週となりますので、上昇してきてもそれまでトレードできないこととなりますが、
日足でも長い上ヒゲが出来ていますので、最低でも日足の長いヒゲを埋めることを確認したい場面です。
過去をチャートを見てみると分かりますが、1本目で作た上ヒゲを実体で抜けず、最終的には大きな下降を作った場面が多くあります。
ヒゲは長ければ長いほど抵抗の強さがあり、多くのトレーダーが注目しています。
ヒゲを何度もトライしたが抜けないという動きを作ると、それが原因で日足のトレンドさえ変えてしまう事もあります。
来週は、1時間で下降三波が出て4時間足の安値を下抜けできるか?
日足の長い上ヒゲを埋めるか?
この2つに注目したいと思います。
本日の環境認識は以上となります。
戦略部屋第6期メンバー募集のご案内
本日9月17日(土)のブログにて、戦略部屋第6期メンバー募集のご案内をさせていただきます。
戦略部屋では、チャートの高値・安値が違う、レートが違うということを避けるため、チャートをヒロセ通商さんに固定しています。
戦略部屋への入室は、すでに「ヒロセ通商」の口座をお持ちの方を対象とした抽選となります。
・ヒロセ通商の口座をお持ちでない方は下記方法で優先的に戦略部屋にお入りいただけます。
「ヒロセ通商」の口座をお持ちでない方は、下記リンクより新規口座開設を行ってください。
ヒロセ通商さんと下記リンクから新規口座開設をしますと、特典として「波動チャネル動画」がご覧いただけ、「波動チャネル動画」をご覧いただいた方のみ「波動チャネル部屋」に入室いただいております。
「波動チャネル動画」をご覧いただきましたら、私のTwitterDMまで「波動チャネル動画」の冒頭分のタイトル画像を送ってください。
確認がとれましたら、波動チャネル部屋&戦略部屋に入っていただくことにしました。
なお、「波動チャネル動画」を見られた方は、同時に「戦略部屋」もご入室いただけますのでご安心ください。
すでに、「波動チャネル動画」を見られた方は、私のTwitterのDMに、「波動チャネル動画」のタイトル画像をおお送りください。
入室作業が意外と大変なので、1週間に一度入室いただく日を作っています。
入室作業を行う日に、TwitterのDMにご連絡をいたしますので、お時間のある時で構いませんのでご対応ください。
よろしくお願いします。
※下記リンク先より、新規口座開設をしてください。
下記リンク先からでないと、「波動チャネル動画」を見ることが出来ませんのでご注ください。
違うリンクから新規口座開設し抽選にお回りいただいている方が増えてきておりますご注意ください。
トレンド天気予報について
トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。
すいません。
また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は
ちりつも流FXとは?をご覧ください。
下記リンクよりご覧いただけます。
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