7月6日(水)の環境認識ブログになります。
昨日1時間の高値を上抜けし、全ての足が上を向きました。
その後の環境を解説させていただきます。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2022年7月6日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円4時間足です。
真ん中の大きなピンク丸では高値を実体で上抜けすることが出来ず下降しました。
現在は、昨日説明したトレンドラインでロールリバーサルの動きから下降してきています。
今の状況を下位足である1時間足に下げ分析していきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
かつて1時間の安値だったピンクの水平線を下抜けし、1時間足がトレンド転換し再び下を向きました。
この下降により、もう一度4時間足の調整の動きとなりました。
では調整とは何か?
調整とは?と調べると、利確・損切・買われすぎ・売られすぎ、など色々と書かれています。
私は、人間の心理的要因が強いと考えています。
もちろん、意識された高値までいったら利確、つまり買い注文に対する利確は売り注文になるので、売られたことによりチャートが下降してきます。
ショートの場合は逆の動きになります。
一気に上昇した場合、多くの例で、半値戻しなど強い下降、上昇が起こることがあります。
「こんなに伸びて大丈夫?」
「そろそろ止まるんじゃない?」
「やっぱり売られた!」
「私も売らなきゃ」
など、一気に上昇したチャートでは、このような心理が働きやすいと考えています。
では、じりじり上げてくるチャートはどうでしょうか?
このようなチャートでは、一番の下位足である1分がトレンド転換すると、
「ん?調整入るか?」
という心理が働きます。
その後、5分足が抜けたところで登場するのがフィボナッチです。
フィボナッチは高値・安値がある程度はっきりしないと、フィボナッチを当てるという発想が出てきません。
なぜなら、伸び続けているチャートを対象にした分析ツールではないからです。
ある程度、安値・高値と呼べる形になってから、フィボナッチを当て始めます。
フィボナッチを当てることで、38.2~61.8%間の反応を観察します。
中には、5分足がトレンド転換したことで、トレードを開始するトレーダーもいます。
「最近は38.2%で反発してくるから、ここまでは伸ばそう」
「ここまで強く上昇してきたから、買い目線が残っているといけないので23.6%まで伸ばそう」
など、フィボナッチを当てることで、
「調整が起こる」
という心理が生まれることも調整の要因として考えられるのではなないか?
と思います。
1分・5分足が崩れるまでは、利確や損切などが考えられますが、その後の動きとしては、あまりにもフィボナッチの区分けされた%部分で反応することを見ていると、5分足が崩れたことで、多くのトレーダーがフィボナッチを当てているからこそ、目安となる調整終了箇所に向けてトレードが始まっているのでは?と考えるようになりました。
私はチャートでストリーを組み立て説明することが大好きです。
ストーリーを組み立てることで、息遣いや鼓動までも感じることができます。
今は苦しそう・・・
解放された感じ・・・
など、勝手ではありますが、そう感じることで、平面だったチャートに文章をあて、小説を読むかのように次の動きが読める場合があります。
そいういった場合は、無双状態となり、その期間のトレードがかなり安定します。
チャートを言語化することは、今の動きを感覚ではなく、脳が理解していることになりますので、言語化する習慣をつけることをおすすめします。
私は全てのトレードをトレードノートに書くようにしています。
そのさいも、
「中々抜けなかった安値を一気に抜き、ショート勢としては開放感たっぷりの強い売りとなり、ロング勢としては悲し損切の跡が長いヒゲに現れている。」
などのように書いています。
その時の感情を文章で表現しておくことで、トレードノートを後で見返した時に情景を思い出せることもあるので大変便利です。
脱線してしまいましたので分析に戻ります。
下位足15分を見ていきます
ドル円 15分足
下図はドル円15分足です。
かなり情報量の多いチャートとなってしまいした。
まずは、ピンクの水平線を下抜け(ピンク丸)し15分がトレンド転換しました。
これにより、15分足のトレンドが下に。
その後、ピンクの波形で下降を見せ、フィボナッチの100%の地点がエリオット波動1波の終点となり、この安値を下抜けしたことで、下降ダウ確定&下降三波確定となり売りが強くなり、エリオット波動の三波が伸びやすい地点である1.618%に若干届きませんでしたが、そこから反発上昇しています。
青の斜めの線は、15分足にルール通りに引いたトレンドラインです。
このまま上昇するとエリオット波動波の動きとなり、次は5波の動きとなります。
トレンドラインにタッチするかは分かりませんが、かなり綺麗なトレンドラインを作っていますので、当ててくる確率は高いと思っています。
トレンドラインにタッチするようなら、現在1分がトレンドて転換し1時間足とは逆の上を向いていますので、再び1分がトレンド転換し、1時間足の方向と同じ下を向いたタイミングなど売りどころを探しショートで狙いに行きたと考えています。
再び1時間足がトレンド転換し、4時間足の調整の動きとなりました。
どこまでの調整をかけてくるかは分かりませんが、1時間足の方向に合わせ淡々とトレードをしていきます。
本日の環境認識は以上となります。
トレンド天気予報について
以前ブログに書いておりましたドル円天気予報は、午前中にYouTube動画にて配信いたしております。
また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は
ちりつも流FXとは?をご覧ください。
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