7月12日(火)のドル円の環境認識ブログになります。
昨日、最高値を更新してきたドル円。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2022年7月12日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円4時間足です。
黒い水平線が依然の4時間足の高値のラインです。
この黒い水平線を4時間足のロウソク足実体で上抜けし、長った
6月16日に作った安値を、矢印の先の安値に移動してきました。
4時間足の目標であった、高値を更新、安値を切り上げる仕事は完了しました。
次は、1時間足がどのようなチャートを作るかによって、4時間足の安値を再び深い位置に変えることができるか?
それとも、1時間足が崩れ4時間足の調整の動きが出るか?といった環境になりました。
現在の状況を1時間足に落とし見ていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
現在、高値から少し下降を見せています。
フィボナッチを当てて、1時間足の調整度合いを見ていきます。
調整度合いは61.8%を若干超えた状況です。
調整度合いとしては十分です。
最近ドル円の1時間足では、すぐにこれだけの調整をかけてきたことは少なく、あっという間に調整らしい調整をかけてきたことに少し驚いています。
つい最近の上昇が強い状況が続いてきた環境では、38.2%に届かない浅い調整で、高値を抜いていくパターンが多く、
その後、深い調整かな?と思うとトレンド転換してきたドル円。
多くの通貨ペアは1時間足が主導権を握りチャートを構成することが多いですが、ドル円は1時間足のトレンドがコロコロ変わるため、1時間足が主導権を握っていると感じられない動きが続いてきました。
過去には、高値を上抜けると、長い時間高値付近にとどまり、15分足のトレンドをコロコロ変え、指標などで下降し、さらにドルにとってポジティブな指標によって押し目買いの展開が続ていきました。
この61.8%の調整でチャートを作るようになってくると、1時間足が主導権を握る、ドル円らしいチャートを作ってくる可能性があります。
そうなると、押し目買いの展開が生まれ、更にチャートが上昇し来る可能性が高くなってきます。
しかし、再び1時間足のトレンドを変え、更にトレンドを変えるパターンであれる、最近のファンダメンタル要素が主導権を握る相場となってくると、この付近でレンジ相場が発生する可能性が高くなります。
下位足の15分を分析したいところですが、1時間足と15分足の高値・安値が同じ位置にあるため、現在は5分足の動きによってチャートが作られています。
それでは、5分足を見ていきましょう。
ドル円 5分足
下図はドル円5分足となります。
青い水平線が5分足の高値、赤い水平線が5分足の安値を表しています。
現在、5分足では下降ダウを作り下降してきています。
しかし、1時間足の環境認識で調整度合いを調べた結果から得られている、反発しやすいフィボナッチ61.8%からの折り返しのような動きにも見えます。
青い水平線である5分足の高値を上抜けすると、一つ上の足である15分の調整終了の合図となります。
さらに、15分足と1時間足の高値・安値が同じ位置にあるため、1時間足の調整終了の合図ともなります。
ただ、1度抜いただけでは一時的な反発という可能性もあります。
そこで、確認したいのが、高値を抜いてできた高値を再び抜いてくる、上昇ダウ&上昇三波確定を作ってくると、本格的に調整終了の合図なのでは?という状況となり、買いが強まってくる可能性が高まってきます。
5分高値を抜いた時点でロングで入る「初動」を取れればラッキーですが、下降を続けてきたチャートから考えますと、売り圧が残っている状況でのロングを仕掛けることになります。
そのため、再び抑えられて、作った安値を抜くパターンも少なくありません。
そこで、大切なのが再び高値を抜く、売り圧よりも買い圧の方が強いという確認ができる時点からのロングエントリーが光ります。
エリオット波動三波が伸びる理由はここにあるのです。
「この上昇は本物だった」
という確認がされるため、多くのトレーダ心理が集まり、買いが集中してきます。
今は、1時間足・15分足の調整の動きの最中です。
この段階でロングはできないため、まずは5分上抜けを待ちたいと思います。
本日の環境認識は以上となります。
トレンド天気予報について
以前ブログに書いておりましたドル円天気予報は、午前中にYouTube動画にて配信いたしております。
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