毎日の環境認識

ドル円(2022年6月3日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

6月3日(金)の環境認識をさせていただきます。

よろしくお願いします。

4時間の上昇トレンドが続いているドル円。

チャートを見るとかなり伸びきっている状態。

この、状況からどのようなトレードが有利か?

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。

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ドル円(2022年6月3日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

下図はドル円4時間足です。

4時間足では高値・安値を更新できていません。

調整度合いとしてもフィボナッチ23.6%以下となりますので、4時間のトレンドを動かすような動きは出ておりません。

1時間足を見ていきましょう。

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間足です。

赤い水平線が1時間足の安値、青い水平線が1時間足の安値です。

この間に、フィボナッチを当て調整度合いを調べていきます。

現在、1時間足の調整度合いとしては61.8%以上となっておりますので、調整としては十分と言えます。

調整は上を抜いて初めて、調整だったと過去形として確認されますが、エントリーの場所はより安全な場所でなければなりません。

どういう事かといいますと、調整が浅い箇所で買うエントリーをした場合、調整不足として再度下降してきてしまう事があります。

なので、調整が38.2%弱ですと、ふさわしい場所でエントリーしたとしても、調整不足の動きで損切となってしまう場合があります。

そういった意味で、フィボナッチの調整度合いを知っておく必要があるのです。

ここから、再度調整の動きとして76.4%、もしくはトレンド転換しないとは言い切れないが、調整不足による損切を防ぐためには、最低でも38.2%以上の調整は確認してからトレードを開始すると、負けは大きく減ります。

では、この下の15分足を見ていきましょう!

ドル円 15分足

15分足も1時間足と同じ場所に、高値・安値があると分析しています。

となると、調整度合いも同じとなります。

調整は61.8%の調整が済んでいるので、調整度合いとしては十分と言えます。

図の丸のように安値を切り上げる展開が続いていますので、売り圧力よりも買い圧力のほうが強いといえます。

だったら買っていいのかというと違います。

この地点だとデイトレで取りに行くには損切位置が深く、不利な場所なので5分足に落としてスキャルピングで取りに行ける場所を探っていきます。

5分足に落として分析していきます。

ドル円 5分足

下図はドル円5分足です。

5分足では、昨晩作った赤い水平線の安値・青い水平線の高値の間を横横に動く展開であるレンジが続いています。

現在、安値を切り上げる買い圧力がつ用意状況が続いていますので、5分高値を上抜けし、この19時間にも渡る長いレンジが終了しそうになっていますが、抜けるだろう、といった「だろう買い」は勝手な思い込みにすぎないので、抜けるまでしっかり待つことが大切です。

ピンク線が下降、青線が上昇を表しています。

ピンク〇でトレンドが上になり青丸に、その後は安値・高値のどちらも抜けない展開となっています。

ヒゲで若干抜けていますが、私はロウソク足の実体抜けしかトレンド継続またはトレンド転換を認めていないため、まだ抜けていないと分析しています。

おそらく、ここまで意識され下げられてきた高値なので、実体抜けをした場合は、強い上昇が起こると過去検証からも分析できます。

しかし、強い上昇が起こっていない状況を考えますと、まだ高値付近でのブロックを敗れていないと思います。

かなり横長のレンジとなっていますが、高値・安値を抜けていませんので、波動としてはピンク丸を抜けた上昇が1波、仮にですが青線の高値を抜けた青丸が5分の上昇3波となります。

3波は伸びやすいとされる波動です。

理由は、ピンク丸ではトレンドを変えただけで、上に行くといった証拠とするには根拠が薄い波動です。

しかし、青線の高値を抜ける青丸の動きでは、上昇ダウという

「ここから上昇します」

という合図となります。

そうなると、

「やはり買い圧力強かったんだ~」

「上昇ダウ確定」

このような思いから買いエントリーが増えていきます。

また、下降を考えていたショート(売り)で入っていたトレーダーからすると

「もうだめだ~上昇ダウ確定しちゃったから」

「やばい上昇三波だ~」

「損切だ~」

となります。

売りで入っているトレーダーの損切は、買い戻す、つまり買い注文となりますので、損切が多い場所は、エントリー注文と損切による買い注文が重なり、一気に上昇する確率が高くなるのです。

こういった場所を厳選してトレードし、他はやらないという判断が出来れば、負けは極端に減り、勝率も上がってくるのです。

このようなエントリー場所を厳選するうえで大切なのが過去検証です。

過去検証なくして、今の私はいません。

私は過去検証をするために今でもフォレックステスターという過去検証ソフトを使用しています。

土・日は必ず回すようにするちうルールを作り、いまの環境に適した手法なのか?または、新たな手法を探すために使っています。

過去検証はトレーダーにとって必要不可欠な勉強です。

ご自身のトレードが正しいのか?正しくないか?の判断は、勝てるトレーダーになるには絶対に確かめなくてはなりません。

淡々とトレードできる手法が身に付けば、あとは、その形が出たらトレードを繰り返すだけになります。

このような分析力を高めるために私はForex Testerという検証ソフトは今でも繰り返し使っています。

私、ちりつもや私のFXの塾の塾生も全員使っている検証ソフトになります。

短期間でスキルアップが可能(早送り/巻き戻し機能)

無料のタイプで最初は十分(もう少し長い期間や多くの通貨ペアを検証する場合だけ購入すればよい)

”気づき”が起こった時にいつでも過去を振りかえり詳しい検証が行える

また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は

ちりつも流FXとは?をご覧ください。

下記リンクよりご覧いただけます。

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