6月12日(日)と本日は日曜日なのでFXは休場となっています。
なので、1週間の振り返りと、月曜日からのトレード戦略を分析していきたいと思います。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2022年6月12日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円週足です。
週足では最高値を上抜けし、力強い上昇となりました。
注目されるのは、安値が切りあがったのか?という点です。
フィボナッチを使った調整度合いを調べてみます。
調整度合いを調べた結果、23.6%を少し超えたあたりからの上昇となり、調整としては浅いため、安値を切り上げることができませんでした。
上昇した1本のろうそく足を見て分かる通り、1本の大きな陽線となっています。
かなり買いが強い状況であることが分かります。
続いて日足を見ていきたいと思います。
ドル円 日足
下図はドル円の日足となります。
日足では上昇の起点から高値までをフィボナッチで調整度合いを調べると、50%をタッチして上昇しています。
調整度合いとしては十分なので、ピンク〇の安値から、矢印の先に安値が移動しています。
日足を見ると、一気の上昇を見せていることが分かり、上昇が強いことがよくわかりますね。
最後は下髭の長いロウソク足となっています。
これは、下降しようとする力を、上昇する買い圧力のほうが、とても強いことの現れです。
週明けは、最高値更新の動きのほうが優勢かな?というチャートになっています。
では、4時間足を見ていきましょう!
ドル円 4時間足
下図はドル円4時間足です。
最高値付近まで来ているので、現在の4時間足の調整度合いを調べていきます。
調整度合いとしては若干38.2%に届いていません。
この程度の誤差であれば、安値を切り上げる場合もあありますが、抜けた状況と抜けた後の伸び、横軸の時間軸、今の安値からのpips数などから算出される計算方法で計算し、現在の安値と、ピンクの水平線の安値の値で高く算出されたほうを安値としたいと思います。
現在のところは、もちろん高値を抜けてませんので、赤い長い水平線が4時間足の安値となっています。
高値・安値を決める理由は、トレンド転換しているのか?していないのか?の判断、4時間足で見えている一番意識されている安値・高値なのかの判断のために決める必要があります。
決めておかないと、トレンドが下を向いているのに、いつまでの買い続けていたのでは負ける確率が増えてしまいます。
また、意識されている安値が近いの買い圧力や売り圧力の戦いとなり、レンジ(横横)の動きとなりやすく、レンジに巻き込まれると、方向性を失っているため、上位足に順張りで戦っているにもかかわらず、損切りになってしまうなどのことが起きます。
なので、しっかりと、高値・安値を決めておき、トレンドがどちらを向いているのか、現在地はトレードするには適した場所なのか?なのかの判断に使えるのです。
では、続いて1時間足を見ていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
1時間足の調整度合いを調べてみます。
調整度合いは61.8%と理想的な調整を終え上昇しています。
現在の青い水平線の最高値を抜ける(黒丸)と、下図の青丸の安値に現在の安値が移動します。
1時間足に対しては、しっかりとした調整をかけてきているので、理想的な上昇となっています。
ここから最多値を抜けるかどうかは、抜けてみないと分かりませんが、しっかりとした調整が入った場合は、抜けた後伸びやすい傾向があります。
また、61.8%の調整は理想的な調整とされ、テクニカルがしっかりとはまっているチャートになっています。
レンジの動きが少し気になるところですが、買われやすい状況となってきていることは間違いありません。
図にあるピンクを真ん中にした斜め線の3本ですが、これは私独自のルールで引いたトレンドラインです。
こちらは、文章だと長くなり、表現するのが難しいので、大変申し訳ございませんが、YouTube動画でご確認をお願いいたします。
本日配信した動画でもご説明しておりますので、是非ご覧ください。
下記がリンク先となります。
それでは買い場を15分足を観察し探っていきます。
ドル円 15分足
下図はドル円15分足です。
青い斜め線は、1時間足でお話ししたトレンドラインになります。
私が考案したトレンドラインの引き方を正確に引けるようになると、このようにしっかりと反応してくれることがあります。
もちろん、トレンドつまり流行なので、流行が終わりに向かう場合は、トレンドラインを抜けていくことはありますが、トレンドが強い場合は、このようにピッタリ反応します。
是非、動画をご覧いただき引けるようになってください。
15分の安値は赤い水平線、15分の高値は青い水平線です。
15分の高値である青い水平線の上には、最高値があります。
最高値を緑の水平線で表しています。
最高値まで残り10pipsとわずかとなってきております。
緑の水平線を抜けても、1時間足で実体抜けするまではトレードは開始しません。
この斜め線のトレンドラインは1時間足で作られているトレンドラインになります。
となると、1時間の根拠でドル円は動いていることになります。
下図は1時間足です。
この図で分かることは、三本のトレンドラインのピンクを中とした下側部分では青い矢印のように、売りで使われてきました。
しかし、黒い水平線を上抜けした時だけ、買いで使われていることが分かります。
一番下の黒い水平線を抜けたからは約70pips、その上の黒い水平線を上抜けしてからは高値まで190pips上昇しています。
今は、その売り場から、買い場に変わる、緑の水平線の最高値を上抜けする直前です。
上図はドル円15分足です。
緑の高値を上抜けし、1時間確定したら、エントリーのタイミングを見極め取りに行きたいと思っています。
ただ、抜けるか抜けないかは抜けてみないと分からないので、抜けるだろう・・・といった「だろう買い」だけは避けなくてはいけません。
テクニカル分析とは、極力ギャンブル性を小さくして、勝てるトレードを増やす方法です。
抜けてからしっかりと考えることが大切です。
抜けなかった場合どういう動きになるのか?
抜けた後にどのような形なったら有利なトレードができるのか?
このようなことは、過去検証を繰り返し行いご自身のスキルや得意なパターンにしていかなければいけません。
Twitterのフォロワーさんや、DMには過去検証の事や、過去検証で私が使っているフォレックステスターという過去検証ソフトのことをよく質問されるようになりました。
過去検証はトレーダーにとって必要不可欠な勉強です。
私、ちりつもが成長できたのも過去検証を繰り返し行ってきたからです。
ご自身のトレードが正しいのか?正しくないか?の判断は、勝てるトレーダーになるには絶対に確かめなくてはなりません。
淡々とトレードできる手法が身に付けば、あとは、その形が出たらトレードを繰り返すだけになります。
このような分析力を高めるために私はForex Testerという検証ソフトは今でも繰り返し使っています。
私、ちりつもや私のFXの塾の塾生も全員使っている検証ソフトになります。
- 短期間でスキルアップが可能(早送り/巻き戻し機能)
- 無料のタイプで最初は十分(もう少し長い期間や多くの通貨ペアを検証する場合だけ購入すればよい)
- ”気づき”が起こった時にいつでも過去を振りかえり詳しい検証が行える
Forex Testerを使っていない方は無料の範囲で十分使えますので、土日や空いている時間はFTを回しまくってください。
なお、以前ブログに書いておりましたドル円天気予報は、午前中にYouTube動画にて配信いたしております。
今朝に配信した動画は下記リンク先よりご覧ください。
また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は
ちりつも流FXとは?をご覧ください。
下記リンクよりご覧いただけます。
- 目線の固定⇒目線の固定ページへ
- ちりつも流ダウ理論⇒ちりつも流ダウ理論紹介ページへ
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