6月10日(金)の環境認識をさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
8日、9日とお休みをいただいたため、ブログを更新できませんでした。
大変申し訳ございません。
本日より再開いたします。
伸びに伸びているドル円ですが、15分が何度かトレンド転換し、上位足とは逆のトレンドである下を向きました。
私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、
FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。
ドル円(2022年6月10日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析
下図はドル円4時間足です。
4時間の高値が青い水平線、4時間の安値が赤い水平線です。
フィボナッチを当てて、4時間足の調整度合いを調べてみました。
まだ、23.6%と浅く、十分な調整とはいえません。
私は最低でも38.2%以上の調整を、調整波としてカウントしているため、これでは浅すぎます。
今後、更に下降し調整を深くかけてくることも十分に考えられるチャートとなっています。
つづいて1時間足を見ていきます。
ドル円 1時間足
下図はドル円1時間足です。
赤い水平線が1時間の安値、青い水平線が1時間の高値となっています。
この高値・安値は4時間足と同じ環境となっています。
現在の安値と青丸の高値の間の調整度合いをフィボナッチで調べてみました。
調整度合いとしては浅い23.6%で反応し上昇しています。
そのため、高値と安値は切り上げていますが、調整波として使えません。
そのため、現在の安値が切り上げられませんでした。
つまり、それほど強い上昇で上がってきたことが分かります。
しかし、現在では少し景色が変わってきています。
青丸を安値として現在の高値との間の調整度合いをフィボナッチで計ってみます。
すると、61.8%と調整度合いとしては十分です。
そうなると、現在の高値を1時間足で実体上抜けすると、1時間の安値を下図のように切り上げることができます。
青い水平線である1時間高値を1時間足実体で上抜け(ピンク丸)すると、黒丸の現在の1時間安値から、青丸の安値に移動します。
このように意識されやすい安値、つまり強い意志を持った安値を作ることで、サポートラインを作り、価格を下げてこようとするショート勢をブロックし、再度高値を更新することを繰り返すことで、価格を上げていきます。
また、現在のような深い位置に安値があると、調整の動きのさいに、かなり強い調整波を作る必要があります。
この強い調整波の勢いが加速して、ブロックしたいと作っていた安値であるサポートラインを、あっさり下抜けしトレンド転換してしまう事があります。
深すぎる高値・安値というのも、このような問題点があり、私が過去検証をした結果ですと、1時間の高値・安値の間のpips数130pips~230pips程度であれば上手にトレンドを継続できるケースが多いですが、これ以上深いと調整の勢いが徐々に加速し、強い下降が生まれることが多々あります。
その逆に130pipsよりも浅いと、浅くなればなるほど、あっさりトレンド転換してしまいます。
これは、上昇・下降の勢いが弱い段階で調整がかかってしまったために、調整とトレンドを変えたい勢力とが合わさってしまい、トレンド転換してしまうと考えています。
つまり、
調整かな?
と思っているトレーダーと、
浅いからトレンド転換してしまうかも?
というトレーダー心理が重なって、そんなに強い抵抗もできず抜けてしまいトレンド転換してしまう事があるのです。
このように、フィボナッチだけで計るのではなく、高値・安値の深度を調べることも大切です。
現在は、調整の動きに入っていますので15分足を見ていきます。
ドル円 15分足
細かすぎて分かりにくいですが、これが15分足の波動となります。
青線の動きが上昇、ピンク線の動きが下降を表しています。
左の黒い水平線の安値を下抜けし、ピンク線の動きになりました。
その後、真ん中の黒い水平線の高値を上抜けし、青線の上昇の動きに。
次に右上の黒い水平線を下抜けし、ピンクの波動である下降になっています。
現在は青い水平線の15分高値をヒゲでタッチしている状況です。
この、高値を15分足実体で上抜けすると、15分のトレンドが上を向きます。
トレンドが上を向くのであれば買おうと考えがちですが、
青い斜め線とピンクの斜め線の間は2つのトレンドラインの間になります。
このトレンドラインの間は売りに使われてきた過去があるため、ロングエントリーするためには、ある程度の根拠が必要です。
このトレンドライの説明は書くと長くなるので、YouTubeの本日の環境認識動画でご確認をお願いいたします。
根拠としては上図のように、15分高値を上抜けし、上昇ダウ確認+上昇三波確定からトレードを考えたい場面です。
FXは自分で難しくしていることが多く、単純な動きであっても、複雑な動きのように見えてしまいます。
下図の先ほど載せた15分足の動きですが、これだけ見ると、なんのことやら?と思われる方も少なくないと思います。
ただ、このような高値・安値を調べることを続けていると、このような線を書かなくても数秒で、現在の高値・安値を見つけられるようになります。
練習を続けることで、徐々にチャートはクリアになっていき、観察している通貨ペアの呼吸と鼓動を感じ取れるようになってきます。
まずは、ご自身の得意な時間軸で、何度も何度もトレンドラインや水平線を引き、歩みを止めないことが大切です。
私は、ここまで来るのに、何万本ものラインを引いてきました。
そのおかげで、一つの時間軸から、多くの情報を読み取ることができるようになり、十分な利益が出せるトレーダーになっています。
もし、分からないことがありましたら、このブログのコメント欄やTwitterのDMで構いませんので、是非ご質問ください。
丁寧にご理解されるまで解説します。
私も、まだまだ成長したいと思い、毎日チャートと語り合っています。
是非、一生に成長していきましょう!
なお、以前ブログに書いておりましたドル円天気予報は、午前中にYouTube動画にて配信いたしております。
また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は
ちりつも流FXとは?をご覧ください。
下記リンクよりご覧いただけます。
- 目線の固定⇒目線の固定ページへ
- ちりつも流ダウ理論⇒ちりつも流ダウ理論紹介ページへ
- 時間軸⇒時間軸ページへ
- 水平線⇒水平線ページへ
- 平行チャネル⇒平行チャネルページへ
最近TwitterのDMにたくさんいただくようになった質問に、スキャルピングの口座についての質問です。
私がTwitterでスキャルピングを推奨しているからなのだと思いますが、かなり多くのDMをいただくようになりました。
数日前からブログにスキャルピングが可能、もしくはスキャルピングが有利なFX会社を載せているので参考にしてもらっています。
スキャルピングをやるためのFX会社の絶対条件は、約定スピードです。
約定スピードとは、スキャルピングで一番多い成り行き注文の場合でいいますと、瞬時に約定、つまりその瞬間の注文が通るか、ということです。
この約定スピードが少しでもずれると、5分高値を抜いた瞬間にエントリーしたと思っていても、0.4pipsずれるなど当たり前のように起きます。
塾生には5pipsルールというものがあり、上限5pipsで利確するルールがあります。
ドル円のスワップが0.2銭だった場合、エントリーから5.2pips動かなければ利確できません。
では、仮に5.2pipsの後に逆行して損切になってしまった場合、0.4pipsのずれが生じた場合は利確することが出来ず損切となります。
また、利確の場合においても同じことが言えます。
利確のさいに0.4pipsずれてしまった場合はどうでしょう。
塾生には300ロット固定というルールがあります。
その場合、1200円もの利益を得られなかったことになります。
1200円×日に5回のトレード×平日約245日=147万円
これだけの利益に差が出ます。
これは、あくまでも最悪のケースで、全ての注文において0.4pipsのマイナスが生じた場合においてですが、あながち間違ってはいないのです。
以前、塾生が使っていたS〇I証券 FXという会社では、私が使っている約定スピードが速い会社と比較して0.5もの差が生じてました。
わざとやってるの?
と疑うほどの差でした。
なぜ、それに気づいたかというと、他の一緒に始めた塾生と1カ月の収支に差が生じたからなんです。
その差は8万円でした。
その次の月は7万円、そしてその次の月は11万円も違ってきました。
しかも、すべてプラス方向ではなくマイナス方向でした。
それで、FX会社に問題があるのでは?という話となり、約定したレートを見たら、ことごとくずれていたんです。
もちろん会社に問い合わせましたが、
「その瞬間に約定されている」
「ほかの会社とはチャート形状もちがうので」
というものでした。
そこで、その会社の口座から、私が使っている同じFX会社に入金しトレードをしたところ、1万円3千円の差に修正されました。
この差は、恐らくですが、押すタイミングのずれだと思っています。
これだけで6万円ほどの利益に差が生じました。
年間にすると72万円もの差となります。
100ロットであったとしても24万円となりますので、決して放っておけない差です。
私は塾生に0.1pipsを大切にしなさい!
と教えています。
なぜなら、将来成長した場合1000ロットなどの取引が当たり前のようになります。
私は、4通貨ペア一緒に入ることもありますので、2つの口座で最大で3200~5000ロットで取引しています。
0.1pipsの差であっても、とても大きな損失になるからです。
エントリーのタイミングは練習すればどうにかなりますが、FX会社の約定スピードだけはどうすることもできません。
口座を作るのにお金はかかりませんので、下記の表とご自身のFX会社を比較し、検討して早めに変えておくことをおすすめします。
現在の状況を塾生に調べてもらい下の表にしてみました。
FX業者名 | スキャルピングNG | スキャルピングを公認していない | 約定力レベル | USD/JPY(ドル/円)のスプレッド |
OANDA Japan | 〇 | A | 0.3 | |
LIGHT FX | 〇 | B | 0.2 | |
マネーパートナーズ | 〇 | A | 0.3 | |
みんなのFX | 〇 | B | 0.2 | |
マネックス証券 | 〇 | B | 0.2 | |
FXTF | 〇 | A | 0.1 | |
SBI FXトレード | 〇 | A | 0.1 | |
DMM FX | 〇 | B | 0.2 |
これだけのFX業者がスキャルピングに対応していません。
スキャルピングをする上で不利になる口座は避けなければいけません。
上記のFX会社でトレードをしている場合は、スキャルピングに対応している会社を選定する必要があります。
約定力とは?
注文レートと約定レートが同じ、もしくは非常に近い
約定スピードが速い
FX会社のサーバーの安定感
この条件を満たしている会社としては下記の4社が上げられます。
FX業者名 | 約定力レベル | USD/JPY(ドル/円)のスプレッド |
JFX株式会社 | A | 0.2 |
ヒロセ通商【LION FX】 | A | 0.2 |
LINE FX | A | 0.2 |
FXプライム byGMO | A | 0.4 |
この表とご自身のFX会社を比較してみてください。
約定力レベルが低く、スキャルピングに適さないFX口座を使われている場合は、口座を変えることをおすすめします。
私も、元塾生からLINE FXがかなり使えるということを教えてもらい、現在はLINE FXとJFX株式会社を使って取引しています。
同じトレードをするのであれば、考えてみてはいかがでしょうか?