毎日の環境認識

ドル円(2022年10月22日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

10月22日(土)のドル円の環境認識ブログになります。

今週は喉風邪をひいてしまいまして、グロッキー1週間となってしまいました。

戦略部屋にもう少し追加の戦略を出さなければいけない場面もありましたが、後手後手となってしまいました。

それでも、各通貨ペアで利確報告をいただく結果となりました。

戦略部屋の皆様にはご心配と大変なご迷惑となってしまいました。

この土日でしっかりと治さないと!

1週間が終わりましたので、週足からの分析となります。

私”ちりつも”が作り上げた、超シンプルトレード方法である『ちりつも流FX』のトレード分析方法を使用し、

FXとは?などと考えているFXトレード初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ご不明な点がございましたら、Twitterやこのブログの記事の一番下にあるコメント欄に、ご質問をお願いします。

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ドル円(2022年10月22日)FXトレード初心者にも分かるテクニカル分析

下図はドル円週足です。

週足の高値・安値に黒い水平線を引いています。

昨晩の介入により、大きな下降を作り、先週作った大陽線(大きな陽線のロウソク足)を上抜けすることが出来ませんでした。

これにより、上髭と下髭の長い陰線で週足が閉じています。

黒矢印の先にある、長い上ヒゲ陽線が意識され3週間にわたり抵抗されてきましたが、

ピンクの矢印の先の陽線で上抜けを確認すると、次の週では大陽線を作り145円台から、一気に148円台まで駆け上がりました。

今週も大きな上昇を見せ152円手前まで、勢いよく上昇を作っていましたが、財務省の介入により6円近い下降を作りました。

現在は、介入により作った安値から若干戻した状況で終わっています。

この戻しが押し目買いとして機能してくるか注目される1週間となります。

ドル円 日足

日足の高値・安値にフィボナッチを当て、調整度合いを測っています。

調整度合いとしては50%と十分ですが・・・

この下降は、為替介入によって起こった下降のため、調整を目的とした下降ではないため、現時点では調整として考えているトレーダーは少ない状況です。

ただ、これが時間が経過してくると、チャート図の景色が変わってくるため、分析の中に調整終了と考えるトレーダーも増えていきます。

そのためにも、この為替介入での下降により、フィボナッチ%50は終わっているという認識は持っておきます。

現時点では、ノーカウントとして捉えています。

日足のちりつも波動を見ています。

青い水平線を上抜けし、トレンド転換しピンクの波形が出ています。

調整度合い38.2%(図では61.8%)の地点をタッチし最低限の調整を終え、その高値を上抜けし三波が伸びている最中でした。

現在は介入により大きな下降を作っていますが、時間をかけずに高値を上抜けし、元のトレンドに戻ってくるようなら三波の続きとなる可能性があります。

この図の調整38.2%部分の動きも、実は前回の為替介入により作られています。

そのため、1⇒2⇒3波ではなく、波動カウントされずに1波が伸びていると分析しているトレーダーもいる環境です。

この為替介入の動きが意識され始めるのは時間経過によるところが大きいです。

チャートでの動きは、早い動きの場合は、高値・安値の移動に対し敏感にフィボナッチ%をとらえ分析されますが、

レンジなどの遅い動きとなると、指標などで作った高値・安値が、時間経過とともに意識され始め、抜ける時に時間を掛けたり、抵抗の起点とされ、それが原因でトレンド転換に発展することがあります。

上図においても、2波のカウントとなっている安値を作ってから、その高値を抜けるまでに12日間経過しています。

1週間が5日稼働のFXでは、実に2週間と2日経過していることになります。

これだけ時間をかけてしまうと、指標や要人発言、今回のような為替介入により作られた高値であっても、下図のピンク矢印2本を見て分かる通り、抜ける前に2日ほどかかっています。

高値・安値の根本的な定義として大切なのは、その時間軸のチャートで目立つ高値・安値であることが大前提です。

その後に、フィボナッチを当て調整度合いを調べ、調整度合いが浅い場合は、調整がかけられないくらい強い上昇・下降だったと分析され、1本の波形とみなされ、調整度合いが十分の場合は、調整がなされた波形であることから、高値・安値が決められています。

つまり、指標や要人発言、今回のような為替介入であっても、時間経過とともに意識のされ方が変わってくるため、ノーカウントから波形としてカウントされ始めるのです。

上図のように、2日に渡り意識されていることを考えると、調整を終えた調整波としてカウントされている可能性が高いと分析しています。

ということは、昨日作られた為替介入による、上下にヒゲがある陰線が次第に意識され始めると、調整波として捉えられる可能性があります。

そうなると、上昇を強めてきても、中々抜けない高値として扱われる可能性があります。

また、この高値付近は152円に迫るキリ番に近いレートからの大きな下降でした。

キリ番を意識しているトレーダーは少なくありません。(私は全く意識しませんが・・・)

そのため、ダブルで意識される箇所になる可能性があります。

前回の為替介入も146円一歩手前での介入でした。

為替介入の目的は、ドル円の大きくなりすぎているボラティリティを低下させるためだと説明しています。

前回が146円手前、今回が152円手前・・・

レートは気にしていないという発言がありましたが、少しでもボラティリティを低下させるためには、キリ番という上昇スピードが鈍化しやすいレート付近で介入している可能性があるのでは?と思っています。

また、下のチャート図を見てください。

前回の介入が行われた始点にピンクの水平線を引いてみました。

その結果、今回の介入で下に伸びた終点付近と重なってきます。

前回が5円幅、今回が6円幅です。

上図は、ボラティリティ変化を観察した図です。

青線は、前回の介入から上昇を初め、介入時に作られた高値を抜けるまでの上昇スピード角度です。

緑線は、介入時に作られた高値を上抜けしてからの上昇角度です。

明らかに、上昇スピードが緑線の方が加速していることが分かります。

つまり、明らかにボラティリティが大きくなっていることが分かります。

このボラティリティの加速と5円~6円という幅に介入の理由があったように思えます。

次回の介入があるかどうかは分かりませんが、この上昇角度を、前回の介入自前のチャートに当てて見ました。

似たような上昇を見せていることが分かります。

前回の介入前は145円キリ番に対しての上昇スピードの鈍化がみられ、その後146円に達しないギリギリから5円幅の介入がありました。

ボラティリティ角度+キリ番+5~6円幅

今後も気を付けたいワードです。

それでは4時間足を見ていきます。

ドル円 4時間足

下図はドル円4時間足です。

4時間の高値・安値にフィボナッチを当てて調整度合いを測っています。

調整度合いとしては61.8%と十分です。

まあ、これも日足と同じく介入による下降のため、調整を目的とした下降ではありません。

現在のところ調整と捉えているトレーダーは少ないですが、時間が経過したときのことを考え、フィボナッチ%的には調整波の条件を満たしている下降であることは分析しておきます。

上図は4時間足で見られる、ちりつも波動です。

現在、ちりつも波動上昇三波が発生していました。

1.618倍以上伸びる強い三波が出ている環境のため、上昇が強かったことが分かります。

三波が1.618倍以上伸びた場合は、5波も1波の等倍から1.618倍伸びることがあり、

今回の介入を4波と考えた場合、

上図では1波のフィボナッチを、現在の介入で起こった安値を4波の終点と仮定し、4波の終点つまり5波の始点に当てています。

となると、現在の最高値よりも若干低い位置から高値を上抜けする1.618倍の位置が目安の動きとなります。

このような動きを導き出せるかは、指標や要人発言、今回のような為替介入により作られる大きな上昇・下降後の動きにかかっています。

細かく見ていく必要があるため1時間足を見ていきます。

ドル円 1時間足

下図はドル円1時間足です。

まず、このような大きな上昇・下降が起こった場合は、チャートが落ち着くのを待って、上図のようにフィボナッチを当ててください。

次にフィボナッチ%50のラインに分かるように水平線を引いてください。

このような動きを作った場合、多くの例で50%、つまり半値が意識されます。

また、半値が意識されていない場合は、あまり良い大きな動きではないため、大きなレンジを作ったり、上昇・下降で作った高値・安値を抜いていも再び戻ってきてしまい、トレード根拠に使われないケースがあります。

この場合においての分析方法もありますが、今回は解説はしません。

そして、「良い大きな動き」ではフィボナッチ%がしっかりと意識されます。

上図を見ると、38.2%の地点でしっかりと反応し、23.6%でも長い下ヒゲを作る形で反応しています。

いまのところ、「良い大きな動き」としての条件を満たしつつあります。

このような大きな動きの場合は、表と裏があります。

今回は上昇時に大きな下降となっておりますので、

上昇側を示す50%~100%(フィボナッチ)が表側である買い場。

下降がを示す50%~0%(フィボナッチ)が裏側である売り場となっています。

この2つのゾーンの取り合いによりチャートが作られます。

現在は上昇の逆側である裏側でチャートが作られています。

作られ始めとなりますので、しょうがないですが、元のトレンドに戻すためには買い場である50%~100%ゾーンにロウソク足を入れなくてはなりません。

通常フィボナッチでは調整度合いを調べるものですが、この場合は調整度合いではなく、50%ラインを中心とした剥がれを見ています。

剥がれとは?

50%を中心としたロンガー・ショーターにとっての安息地からどれくらい剥がし、相手を諦めさせられるか?を見ています。

私が普段使っているフィボナッチを公開します。

このようなフィボナッチを使っています。

50%を0(ゼロ)とし、何%剥がすことが出来たかをみています。

52.8%~100%までの間に入る数字があるのですが、この数字は時期が来たら今後私が運営する「戦略部屋」でのみ公開していきます。

このある%に到達すると、多くの例で表側・裏側で勝敗が決し、この%を取った方にトレンドが出やすい傾向があります。

これは、多くの指標や要人発言による動きに対し分析や過去検証を重ねてきた結果得られています。

そして、今回は介入というレアケースに対してのサンプル2を得ることが出来ています。

サンプル1では、過去の指標や要人発言から得られた分析方法を当てはめ、最終的には多くの戦略部屋メンバーの利確を実現しています。

サンプル1では、すぐに半値を超えてきてしまい、かなり有利なチャートからの分析となりました。

今回は、裏側(売り場)から半値まで戻せずに23.6%~52.8%に剥がされる、表側(買い場)からすると不利な状況から始まっています。

しかし、私としては、こちらの方がやりやすい動きになりますので、逆にラッキーだと思っています。

この時を待っていたので、しっかりと分析し戦っていきたいと思います。

本日の環境認識ブログは以上となります。

戦略部屋第8期メンバーの抽選は締め切りました

明日10月16日(日)の戦略部屋第8期メンバーの抽選は終了いたしまいた。

すでに「ヒロセ通商」の口座をお持ちの方を対象とした抽選でした。

戦略部屋第9期メンバーの抽選は未定となっております。

 

 戦略部屋&波動チャネル部屋に優先的に入る方法

戦略部屋では、チャートの高値・安値が違う、レートが違うということを避けるため、チャートをヒロセ通商さんに固定しています。

「ヒロセ通商」の口座をまだお持ちでない方は,下記リンクより内容をお読みいただきお進みください。

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更に、「オンライン初心者講習」にもご参加いただけます。

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曜日:不定期、週2回程度

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という方は、是非「オンライン初心者講習」にご参加ください。

講習を受けられるメンバーの選定は、個別にDMでFX歴などをお聞きし決めていきます。

 

トレンド天気予報について

トレンド天気予報の動画ですが、早朝にバタバタと動く用事が出来てしまったため、しばらくお休みします。

すいません。

また、私のトレード方法を詳しくお知りになりたい方は

ちりつも流FXとは?をご覧ください。

下記リンクよりご覧いただけます。

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